マリナーズが8月のトレード市場の中心に?!ジェリー・ディポトGMが地元メディアに明かす

Seattle Mariners Top Catch

ジェリー・ディポトはマリナーズのGMに就任してから、大規模なトレードこそないものの、アクティブに動き戦力補強、選手の入れ替えを敢行してきました。

そのためトレード期限前の動きも注目されたのですが、7月31日にウェイド・マイリー、7月26日にホアキン・ベノワ、7月20日にマイク・モンゴメリーをトレードし、ドリュー・ストーレン、アリエル・ミランダ、ダン・ボーゲルバッハを獲得するにとどまりました。

トレード期限直前にはシンシナティ・レッズから遊撃手のザック・コザートを獲得することになりそうだと複数のメディアが伝えたものの、合意には至りませんでした。

そのマリナーズですが、ジェリー・ディポトGMが今後の方針について地元メディアに明かしています。

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ザック・コザートのトレード交渉についてはジェリー・ディポトGMは具体的な言及をしなかったようですが、タコマニューストリビューンのボブ・ダットン氏は以下のように伝えています。

Multiple sources earlier indicated a deal seemed likely. The Mariners believed they had a framework for a two-for-two deal in place Sunday in which they would have sent minor-league pitcher Luiz Gohara to the Reds.
The proposed swap had two other minor-league players changing clubs but, ultimately, the Reds backed away ? apparently because they spent much of the morning restructuring a trade that sent outfielder Jay Bruce to the New York Mets.

引用元:http://www.thenewstribune.com/sports/mlb/seattle-mariners/mariners-insider-blog/article93033812.html

多くの関係者からの情報によると枚なリーガーのルイーズ・ゴハラともう一人のマイナーリーガーをマリナーズが放出し、レッズがザック・コザートとマイナーリーガーを交換する2対2のトレードで合意に達したとマリナーズはとらえていたようです。

では、なぜそれが実現しなかったかというと、レッズはメッツにジェイ・ブルースを放出するトレードの再構築に時間を奪われたからだと伝えています。

ジェイ・ブルースのトレードはトレード期限前の比較的余裕がある段階で合意に達したようですが、交換要員の選手のメディカルチェックにより問題が発覚し、宙に浮いてしまいました。

そのため再度交換要員について交渉が行われ、最終的には合意にごきつけました。

レッズはそちらの交渉に注力したため、マリナーズへのザック・コザートのトレードが後回しになり、そのまま時間切れとなってしまったようです。

ジェリー・ディポトGMも具体的な選手名などの言及は避けたものの、トレード合意にかなり近かったことを認めています。

そして今後のマリナーズに動きについて、ジェリー・ディポトGMは話しています。

“We’re going to have something on the market in August,” Dipoto said. “I guarantee there will be more activity throughout the league, and we’ll probably be at the center of that.”

「8月のトレード市場で何かしらの動きをするつもりであるし、リーグ全体もこれから多くの動きがあるだろうし、私たちはその動きの中心になるかもしれない」とのことです。

そしてマリナーズの職員たちは以下のように話しているそうです。

Mariners officials didn’t rule out a resumption of talks with the Reds regarding Cozart, who won’t be eligible for free agency until after the 2017 season.

2017年シーズン終了後まで契約が残るザック・コザートのトレード交渉を再び行う可能性を否定しなかったとのことです。

8月に入ってからもウェーバー公示を経た後に、トレードを成立させることができます。

参考:MLBでは8月以降もウェーバー公示後にトレードが可能!メジャーリーグのトレードのルールについて

その8月の動きの中でマリナーズが活発に動くので、中心的な位置になるかもしれないと話していますので、様々なプランを持っていることがうかがえます。

マリナーズは53勝52敗で地区首位から8ゲーム、ワイルドカードから5ゲームという位置で、展望としては明るくありません。

ただ、それでも大型の連勝があれば可能性が出てくることもあるため、まだディポトGMは諦めていないようですが、それと同時に難しい現実があることも認識していて、それを見極める必要があることを認めています。

マリナーズはこの8月に売り手になるにしても、買い手になるにしても有利な立場にいることが、先のディポトGMの発言にもつながっていると考えられます。

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8月以降はウェーバー公示にかけられた選手をクレーム(獲得申し込み)したチームが交渉権を獲得できるのですが、優先順位は同一リーグ、そして勝率が低いチーム、その後に異なるリーグ、その上で勝率が低いチームとなります。

マリナーズはア・リーグで勝率で8番目となっているため、これより上位のポストシーズンを争うチームよりも優先的に交渉権を獲得することができます。

そしてマリナーズより下位のチームはファイヤーセールを行ったヤンキース、そしてホワイトソックス、ロイヤルズ、エンゼルスなど、マリナーズ以上にポストシーズンが難しいチームばかりで、トレード市場で戦力補強に動く可能性は極めて低く、クレームに動かないと予想されます。

そのためマリナーズが8月に買い手になった場合には、ウェーバーにかけられた選手を獲得したい場合に、その交渉権をマリナーズが獲得できる可能性は比較的高いと言えます。

同時に売り手になった場合でも、このマリナーズの位置は有利に働きます。

基本的にはマリナーズよりも上位のポストシーズンにより近い勝率の高いチームが補強に動くことになりますし、マリナーズより下位のチームは補強に動きません。

そのためマリナーズが売り手になる場合でも、ウェーバーにかけた選手をクレームされずにトレード合意した相手に、比較的に渡しやすい位置にいます。

マリナーズが買い手になる場合に候補となりそうなのが、来季の構想にも入れることができるため、まずはレッズのザック・コザートとなります。

売り手になる場合に候補となるのは、今季終了後に契約が切れるアダム・リンド、フランクリン・グティエレス、ドリュー・ストーレン、来季がチームオプションのセス・スミス、来季の契約更新が双方の合意によるオプションとなっている青木宣親。

場合によっては36歳となる来季の契約と37歳となる2018年の契約がともに1000万ドルのチームオプションとなっている岩隈久志も名前が上がる可能性があります。

エースのヘルナンデスに2500万ドル余りを費やしているマリナーズにとって、1000万ドルの投手は高価です。予算が上限に達しているマリナーズにとって、今季の岩隈のパフォーマンスでは費用対効果が良いとは考えにくくなっています。

今季は11勝しているものの打線の援護によるところが大きく、奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)6.6、与四球率(9イニングあたりの与四球数)2.2はともにメジャーでの先発定着後ではワーストです。

そして防御率は4.21、投手の実力を測る擬似防御率のFIPは4.46と数字が落ち込んでいますので、来季の年齢と年俸を考えれば、トレードの見返り次第では、チームオプションを行使することよりも、トレードすることを選ぶ可能性は否定できません。

8月半ばを過ぎても5割ラインをさまようよであれば、マリナーズはファームの層が薄くなっているため、売り手になって、層を厚くする方を選択するほうが賢明です。

ジェリー・ディポトGMがアクティブに動くことを示唆していますので、今後の動きに注目したいと思います。

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