2015年FAビック3のジェームズ・シールズはどこへ?今週末にも契約合意の可能性が高まる

初回投稿日時:2015年2月5日午前9時17分
最終更新日時:2015年2月5日午後10時

マックス・シャーザー、ジョン・レスターと並んで2015年FA市場のビッグ3と評されてきたジェームズ・シールズですが、スプリングトレーニングが近づく2月になっても契約が決まっていません。

そのため様々な憶測が米メディアでも流れていましたが、シールズの契約の合意が近づいていることを、FOXスポーツの名物記者であるジョン・モロシがツイートしています。

関係者からの情報として、「ジェームズ・シールズは複数のオファーを受けていて、今週末までにサインすると予想されている」と伝えています。

このツイートは2月4日のもので、情報が正しければ2月7日-8日までにはジェームズ・シールズが契約を結ぶことになります。

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ジェームズ・シールズはどのチームと契約を結ぶのか

No.1スターターとしての実績が十分で、獲得するチームは大幅な戦力アップが期待できるため、その獲得チームの所属する地区やリーグの戦力バランスにも影響をあたえるため、その動向が注目されます。

その契約先の候補として名前があがるチームとしては、ニューヨーク・ヤンキース、セントルイス・カージナルス、ボストン・レッドソックス、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ロサンゼルス・エンゼルス、サンディエゴ・パドレス、ロサンゼルス・ドジャース、マイアミ・マーリンズなどです。

先発投手陣のうちC.C.サバシア、田中将大、マイケル・ピネダと体調面で不安がある投手が多いこともあり、補強が必要ではないかとの声が消えないニューヨーク・ヤンキースですが、ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマンは以下のようにツイートしています。

「シャーザーの時と同様に、ヤンキースはシールズのような大きなインパクトのある先発投手の獲得には動いていないと聞いている。」とのことで、予想や憶測としてメディアから名前があがりはするものの、具体的な動きはないようです。

セントルイス・カージナルスはアダム・ウェインライト、ランス・リン、ジョン・ラッキー、マイケル・ワカといるものの、ウェインライトとワカは体調面での不安があり、シェルビー・ミラーやジョー・ケリーをトレードに出したことで、5番目の枠をカルロス・マルティネスなど将来性を有望視されているものの、実績が少ない選手を試すという現状です。

そのためカージナルスはジェームズ・シールズの移籍先としても名前があがることがあるのですが、セントルイスポスト・ディスパッチのデリック・グールドは以下のようにツイートしています。

カージナルスはブルペンと先発ローテのバックアップとして、ベテラン投手のカルロス・ビラヌエバとマイナー契約を結んだのですが、その後にツイートされたのが上のものです。

ツイートの内容は「この動きによってジェームズ・シールズに関する噂は静まるかもしれない?おそらくそうならないだろう。では、これでどうだ『カージナルスはいまだシールズと契約するよりもマルティネスにチャンスを与えることを好んでいる』」というもので、デリック・グールドはカージナルスは積極的ではないと伝えています。

オフのトレードで先発投手の補強を行いローテの編成はできている状態のボストン・レッドソックスですが、エースと呼べる存在がいないためシールズの移籍先として名前が出てきます。

そのシールズに関してボストン・グローブのニック・カファードは以下のようにツイートしています。

「(FOXスポーツの)ジョン・モロシがジェームズ・シールズに複数チームがオファーを出していると伝えているが、メジャーリーグ関係者からの情報によると、レッドソックスはその中に含まれていない」とのことです。

レッドソックスのチェリントンGMは、表向きは「今の先発ローテで満足をしている」と話しているものの、フィリーズのコール・ハメルズに関しては交渉を続けているとの情報も流れるなど、大物投手を補強する余地は残していると考えられる状態です。

ただ、レッドソックスは交換要員で折り合わず話が進まないようですが、どちらかと言えばジェームズ・シールズよりもコール・ハメルズの方を好んでいる印象がある現状です。

オフの補強を積極的に続けているチームの1つであるマイアミ・マーリンズですが、エースのホセ・フェルナンデスが復帰するのが夏頃であるため、有力な候補の1つと見られています。

そしてMLB.comのジョー・フリサロは、ダン・ハレンの去就が注に浮いているため、シールズに関心を持っていると伝えています。

トレードで獲得したダン・ハレンがスプリングトレーニングには現れることを約束したものの、西海岸へのトレードを希望していて、いまだその去就が定まっていません。

そしてマーリンズはシーズンオフ当初から、シールズへの関心を隠していませんので、契約が決まるまでは関心を持ち続けるとのことです。

ただ、ジョー・フリサロによるとマーリンズは3年契約を好んでいると伝えていて、4年が攻防戦になると見られているシールズとの契約の1つのカベになりそうです。

前所属先のカンザスシティ・ロイヤルズは再契約よりも、クオリファイングオファーによるドラフト指名権を獲得するほうを好んでいて、現在はコンタクトしていないようです。そのためロイヤルズは候補から外して良さそうです。

トロント・ブルージェイズの名前もチラホラと出ます。ですが、補強のための予算が残り少ない状態で700万ドル程度しかないとも報じられていて、年俸が1800万ドルから2000万ドルするシールズは厳しいものがあります。

GMがオーナー側を説得して資金を引き出していれば、状況は変わりそうですが、ケーシー・ジャンセンが抜けたクローザーが埋まっていない状態で、クローザーの経験のあるリリーフ投手の補強ほうがより優先順位が高いため、可能性は低いと考えられます。

このジェームズ・シールズの契約が間近になったとの情報が流れ始めてから、浮上してきたいのがシカゴ・カブスです。

コムキャストスポーツネットのデビッド・カプランが、「カブスがトップクラスのスターターを先発ローテに加えるかもしれない。関係者がカブスがジェームズ・シールズについて詳しく調査していることを確認している」と伝えています。

カプランによると新しく監督となったジョー・マドンとジェームズ・シールズがレイズで一緒に戦ったいたことも、1つのファクターになっていると伝えています。

資金力はあるチームだけに、本気を出せばシールズの年俸を捻出することもできなくはないため、終盤にきて有力な候補の1つとなりそうです。

ジェームズ・シールズは西海岸のチームを強く希望

USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールはジェームズ・シールズは西海岸のチームを希望しているとツイートしています。

「ジェームズ・シールズの代理人と接触した複数のゼネラルマネジャーによると、シールズは自宅があるサンディエゴから近い西海岸を強く希望している。」

サンディエゴから近い西海岸のチームとなると、同じカリフォルニア州のサンフランシスコ・ジャイアンツ、オークランド・アスレチックス、ロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレスとなります。

マリナーズは西海岸ではありますが、サンディエゴとは南北で離れていますし、先発ローテがすでにロックされていますので、まず可能性はないと考えて良さそうです。

そして予算に制限があるため可能性がかなり低いオークランド・アスレチックスですが、CBSスポーツのジョン・ヘイマンが念のためチェックしたところ、動いていないと確認がとれたようです。

サンフランシスコ・ジャイアンツは、マディソン・バムガーナー、マット・ケイン、ティム・ハドソン、ジェイク・ピービ、ティム・リンスカムと5人揃っているものの、マット・ケインが故障明けで、ティム・ハドソンもオフに手術を行い、リンスカムも復調できるか不透明なため名前があがっています。

このオフに入ってから一時はシールズの最有力候補と見られていたサンフランシスコ・ジャイアンツでしたが、ESPNのバスター・オルニーは以下のようにツイートしています。

「ジャイアンツは再度シールズに働きかけることはしていない」と伝えています。さらにオルニーは以下のように続けてツイートしています。

「ジャイアンツはこの冬の早い段階では4年8000万ドル規模の交渉をする意欲があったが、それは拒否されてしまった。そしてピービーとボーグルソンに方向を変えた」とのことです。

つまりシールズの要求がジャイアンツの適正と考える範疇を超えていたため、ピービーとボーグルソンを選んでいるので、シールズと契約を結ぶ可能性は低いのではないかということです。

ジャイアンツ幹部もボーグルソンとの契約を終えた時点で、大物の先発投手の獲得に動く意志はないことを示唆していましたので、ジャイアンツが契約する可能性は低いと考えて良さそうです。

ロサンゼルス・エンゼルスはギャレット・リチャーズが故障からの復帰のため開幕が間に合うか不透明で、タイラー・スガックスがトミー・ジョン手術を受けたため2015年に投げることができないため、先発ローテの補強として、シールズの名前があがることがあります。

しかし、エンゼルスはぜいたく税のラインに到達するような契約は避けたい意向で、チーム内部からのオプションを重視しています。そのためトレードで獲得したアンドリュー・ヒーニーらを起用することを好んでいるため、外部からの補強には積極的ではないスタンスです。

ロサンゼルス・ドジャースはブランドン・マッカーシーとブレット・アンダーソンとの契約を終えた時点で、チーム幹部が大物先発投手の獲得に動くことはないことを示唆し、動いてもバックアップクラスの投手になる見込みで、シールズに積極的に動いているとは想像しにくい状況です。

このシーズンオフの台風の目となったサンディエゴ・パドレスですが、まだ動きはとまっていないようで、YahooスポーツのJeff Passanは以下のようにツイートしています。

「パドレスはいまだフロントラインの先発投手を獲得するために熱心に動いている。注目すべき動き:ルーベン・アマロ(フィリーズGM)はアンドリュー・キャッシュナーを欲しがっている、そしてパドレスはコール・ハメルズのトレード拒否権のリストには入っていない」とのことです。

現時点ではコール・ハメルズのトレードに動いているととれるツイートなのですが、パドレスはアンドリュー・キャッシュナーとイアン・ケネディの2人の前にコール・ハメルズを置きたいはずで、キャッシュナーを放出するトレードは成立しにくいと予想されます。

その他のプロスペクトでもトレードが成立しないようであれば、サンディエゴ在住で西海岸を強く希望しているため、ホームタウンディスカウントを受け入れる可能性があるジェームズ・シールズに、パドレスが舵をきる可能性はありそうです。

現時点での全体的な情報を見る限りでは、サンディエゴ・パドレス、マイアミ・マーリンズ、シカゴ・カブスあたりが有力な候補という印象です。仮にこれらの3チームが獲得すれば、ポストシーズンが十分に視野に入る戦力となりますので、注目せざるをえません。

ただ、名前が出ていないチームや表向きは獲得を否定していたチームが最後にひっくり返すことも少なくありませんので、ここから数日のジェームズ・シールズの動向や情報が注目されます。