パドレスがジェームズ・シールズと4年契約で合意!契約に4年7500万(89億円)ドルに5年目が1600万ドルのチームオプションが付帯

San Diego Padres Top Catch

初回投稿日時:2015/02/09 19:15
最終更新日時:2015/02/10 08:30

2015年FA選手の中で、マックス・シャーザー、ジョン・レスターと並ぶビッグ3との評価を受けていたジェームズ・シールズでしたが、契約先が決まらない状態が続いていました。

しかし、スプリングトレーニングが近づく2月になって、自宅があるサンディエゴに本拠地をおくパドレスと4年契約にプラスして5年目の選択権をチームが持つオプションが付帯する内容で合意したの情報を、関係者から得たとSB Nation(MLB Daily Dish)のクリス・コティーヨが伝えています。

CBSスポーツのジョン・ヘイマンによると契約は5年目のオプションのバイアウト(違約金)を含め総額7500万ドルとのことです。

またチームオプションの金額は1600万ドルで設定されていると報じられているため、最大で9000万ドル規模になるようです。

保障されている7500万ドルは、他チームでも十分に提示できた規模で、予想されていたよりも大きい金額ではありません。また他のチームで4年8000万ドルを提示したチームがあったとも報じられていますので、一番高い金額を選んだのでもないようです。

ジェームズ・シールズが自宅のあるサンディエゴから近い西海岸を強く希望していましたので、ホームタウンディスカウントを受け入れて合意したと考えられます。

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8年連続で200イニングを投げ続けているジェームズ・シールズ

ジェームズ・シールズの年度別成績は以下のとおりとなっています。

james-shields-2006-2014-total

メジャーでの初のフルシーズンとなった2007年以降8年連続で200イニングを投げ続けている上に、安定した成績を残し続けているジェームズ・シールズです。

特に打者有利な球場が多いア・リーグ東地区から、ア・リーグの中地区のロイヤルズ移籍後は、成績は防御率3.18/WHIP1.21と、レイズ時代の防御率3.68/WHIP1.22から向上しています。

2014年の成績は227.0イニングを投げて、防御率3.21/14勝8敗/奪三振180/WHIP1.18/FIP3.59となっています。

また投手の実力・能力を測る指標として重視されているスタッツであるFIPは、31歳から33歳の直近3年間で3.51とMLBのトップ30に入るなど、安定した実力をキープしています。

このような投手としての実力に加えて、人間的にも優れ、クラブハウスでのリーダーシップと、ポジティブな影響力に定評があるため、マウンド以外での貢献も期待できるジェームズ・シールズです。

パドレスの外野守備はレフトにジャスティン・アップトン、センターにマイヤーズ、ライトにケンプが座る布陣となるため、ロイヤルズよりは守備でのバックアップは期待できないものの、本拠地のペトコパーク自体はMLBでも3本の指に入る投手有利の球場のため、成績面の向上も期待できそうです。

懸念材料があるとすれば、これまで健康で200イニング以上を8年続けていることでの勤続疲労による故障です。ただ、30歳を超えるまで故障が少ない選手は、その後も故障が少ないというデータもあるようなので、パドレスとしてはそこに期待したいところです。

ジェームズ・シールズ獲得後のパドレスの先発投手陣の編成は?

オフシーズンのマット・ケンプ、ウィル・マイヤーズなどの獲得により、トレード市場で話題をさらったパドレスですが、スプリングトレーニングを前にしてFA市場でも大きな動きを見せました。

投手有利のペトコパークを本拠地とすることもあり、チーム防御率3.27の投手陣にジェームズ・シールズを加えることになり、MLBでもトップクラスの先発ローテを編成できることになりました。

予想されるパドレスの先発ローテーションは以下のとおりとなっています。

  1. ジェームズ・シールズ (防御率3.21/FIP3.59/WHIP1.18)
  2. アンドリュー・キャッシュナー (防御率2.55/FIP3.09/WHI1.13)
  3. タイソン・ロス (防御率2.81/FIP3.24/WHIP1.21)
  4. イアン・ケネディ (防御率3.63/FIP3.21/WHIP1.289)
  5. ブランドン・モロー/ジョシュ・ジョンソン/ロビー・アーリン

先発5番手は、復活が期待されるジョシュ・ジョンソンとブランドン・モローのベテラン2人に、若いオドリサメル・デスパイネ、ロビー・アーリンが争うことになります。

オドリサメル・デスパイネは2014年に96.1回を投げて防御率3.36/WHIP1.21の成績を残して一定の期待ができる上に、ジョシュ・ジョンソンとブランドン・モローのどちらか一人でも復活するようであれば、先発ローテは質と量ともに充実することになりそうです。

このシールズ獲得により、サンディエゴ・パドレスはナ・リーグ西地区の2強であるサンフランシスコ・ジャイアンツ、ロサンゼルス・ドジャースと遜色ない布陣となりましたので、プレーオフ進出が十分に現実的なものとなってきました。

ナ・リーグ西地区もさらに熾烈な争いが繰り広げられる地区となりそうです。