ジェイク・アリエッタにブルージェイズ、レンジャーズらが関心!5球団以上の争奪戦が展開

2017-18シーズンオフのFA市場でNO.1の先発投手となるとダルビッシュ有とジェイク・アリエッタの2人の名前が上がることになります。

全体的なFA市場の動向どおりに、この2人の動きに関する報道も少ないのですが、水面下での動きは続いているようです。

ボストン・グローブにニック・カファード氏は以下のように伝えています。

Jake Arrieta has already received a lot of interest as arguably the top free agent pitcher, or at least co-No. 1 with Yu Darvish. The Brewers, Twins, Blue Jays, Rockies, and Rangers are known to have checked in with agent Scott Boras. It’s still not out of the realm of possibility that the Cubs attempt to re-sign him.

「FA市場のトップ投手、少なくともダルビッシュ有と並ぶトップタイの投手として多くの関心を寄せられている」と伝えた後、ブルワーズ、ツインズ、ブルージェイズ、ロッキーズ、レンジャーズの5球団が、代理人のスコット・ボラスにコンタクトしたこと、続いて可能性のレベルではあるもののシカゴ・カブスとの再契約も否定はできないとも付け加えて伝えています。

ア・リーグではツインズ、ナ・リーグではブルワーズが、2017年にサプライズを起こしたチームでした。

ブルワーズは再建モードに入ってから、多くの時間が経過しているわけではないのですが、86勝76敗という成績でカブスには及ばなかったもののカージナルズ、パイレーツといったチームを上回り地区2位となりました。強打のチームというイメージが強いのですが、2017年はチーム総得点が732で両リーグ20位だった一方でチーム防御率は4.10で同10位と投手力が躍進の原動力でした。

その投手陣において投手陣の軸となったジミー・ネルソン(防御率3.49、12勝6敗)が肩の手術を受けて、スローイングを再開するスケジュールもしっかりとは見えていない状況です。場合によっては2018年の大部分を離脱する可能性もあるため、ジェイク・アリエッタに関心を示しているようです。

ツインズはチーム総得点815でリーグ7位と、818点で6位だったインディアンスと遜色ない得点力を発揮しました。その一方で防御率4.59は両リーグ19位と泣き所となりました。ワイルドカードゲームでも打線は力を発揮しルイス・セベリーノを打ち崩しましたが、投手陣が持ちこたえることができませんでした。真のエースがいないチームの状態のため、ジェイク・アリエッタはそのニーズを満たす期待ができます。

ブルージェイズはアーロン・サンチェス、J.A.ハップ、マルコ・エストラダ、マーカス・ストローマンといった面々が揃っていてコマが足りないという状態ではありません。ただ、エース格のアーロン・サンチェスは健康面に不安があり、こちらも柱として計算できるフロントスターターがいれば理想的です。

ロス・アトキンスGMも優勝を争うために、投手、野手で少なくとも1人はインパクトのある選手を獲得する方針であることを明かしています。

ロッキーズは期待されていた有望株のジョン・グレイが110回1/3で防御率3.67とブレイクの兆しを見せていますが、2016年に168イニングを投げたの最多のイニング数となっています。その他の先発投手は防御率4点台にとどまっていますので、実績のあるエースを獲得できれば理想的です。ただ、極端に打者有利なクアーズ・フィールドを本拠地しているを敬遠するFA投手が多く、他球団よりも多くの資金を投入することが必要になることがネックとなります。

レンジャーズはこの4球団の中でも最も投手を必要としているチームです。先発ローテはコール・ハメルズ、マーティン・ペレスの2人以外は確定していない状態です。しかも現状で2番手格となっているペレスの2017年シーズンの成績は185.0イニングで防御率4.82に終わっています。この3シーズンの防御率が4.57にとどまることを考えると、ローテの4番手、5番手におくのがポストシーズンを勝ち進むには理想的です。

ダルビッシュを失ったことにより、コール・ハメルズとコンビを組めるようなフロントスターター、安定感のある3番手クラスなどを必要としているチーム事情に、ジェイク・アリエッタはマッチします。ただ、問題は補強予算が多く残っていないことです。

シカゴ・カブスはジェイク・アリエッタとジョン・ラッキーがFAとなったことにより先発ローテに2つの枠が空いている状況です。ファームの投手のプロスペクトも来季の戦力として期待できるレベルに達していないため、外部からの補強が必要となっています。

ジェイク・アリエッタとの再契約はカブスにとって選択肢ではあると考えられますが、30歳以降の投手には大金を注がない方針であることを、来季開幕時には32歳となる選手に長期契約を提示することは想像しにくいものがあります。ジョン・レスターには大金を投資しましたが、それは「ヤギの呪い」を解くためのもので、それが解けた後は、同様のことを繰り返さないスタンスだとされています。

代理人のスコット・ボラス氏がディスカウントに応じる可能性も限りなく低いと考えられます。再契約の可能性はゼロでは言えないものの、カブスが他の投手に関心を示すことのほうが自然な状況です。

他のチームも関心を示しているとは予想されますが、ジェイク・アリエッタの動向は、基本的にはこれらの5チームを中心に展開していくことになりそうです。

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