ジャコビー・エルズベリーが意中球団なら「トレード拒否権の放棄」も!ジャイアンツの名前が浮上

New York Yankees Top Catch

ニューヨーク・ヤンキースがダルビッシュ有に興味を示しているとの報道が一部米メディアでなされています。

ヤンキースのこれまでの歴史やこのオフの動きを見れば、その可能性を完全に否定することはできません。ただ、そこにたどり着くには越えるべきハードルがいくつかあるのも現実です。

そのハードルの中でも最大のものがジャコビー・エルズベリーのトレード放出です。

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ヤンキースへの残留に意欲的な姿勢から一転?

ジャコビー・エルズベリーは年俸2114万ドルの契約が2020年まであるため3年6300万ドルの年俸負担が残っています。一方、ダルビッシュの年俸に関しては2500万ドルから2800万ドルが目安とされていますので、エルズベリーを放出することができれば、ヤンキースは年俸総額を抑えながらロースターに組み込むことができます。

ただ、ヤンキースがトレード放出する上で簡単ではないのは、35歳になる年齢、高額年俸、選手としてのパフォーマンスが今一歩という以上に、本人が「全球団へのトレード拒否権を放棄しない」とシーズンオフ当初に話したことです。

ジャコビー・エルズベリーはヤンキースのセンターのポジションを取り戻すことに意欲的な姿勢で、トレード拒否権を放棄することはないと話していました。しかし、ヤンキース側は「センターのレギュラーはアーロン・ヒックス」と考えていることが、メディアを通じて多く伝えられ、ちょっとした心理戦となっていました。

ヤンキースの外野には3Aにも優秀な選手がいるため第4の外野手としてもジャコビー・エルズベリーは必ずしも必要ではないのですが、トレード拒否権を行使された場合には、リリースする以外には打つ手がないという状況にありました。

しかし、さらにジャンカルロ・スタントンが加わったことで外野がさらに混雑状態となったことが、エルズベリーの心を変えている可能性があります。エルズベリーがトレード拒否権を放棄することを検討し始めていると、FanRag Sportsのジョン・ヘイマン氏が伝えています。

Jacoby Ellsbury was said early this winter not to want to waive his full no-trade clause, but word now is that he might consider waiving it for a select few teams, and the San Francisco Giants could be one of them.

Ellsbury could fit in as the Giants’ center fielder, whereas with the Yankees he seems destined to be the fourth outfielder, as Yankees people say they are going with Aaron Hicks in center field. Ellsbury lives in the Phoenix area, so the Giants’ spring home in Scottsdale would be a plus for him, too.

「希望する数球団であればトレード拒否権を放棄することに応じる可能性が浮上していて、サンフランシスコ・ジャイアンツがその一つとなり得る」と伝えています。

サンフランシスコ・ジャイアンツはセンターを守れる外野手が補強ポイントとしていて、エルズベリーが希望するポジションと合致します。さらにエルズベリーはアリゾナ州フェニックスに住んでいるため、ジャイアンツがスプリングトレーニングを近郊のスコッツデールで行っていることはプラスとなることもヘイマン氏は付け加えています。

ただ、これはジャコビー・エルズベリー側にとって、ジャイアンツがニーズにマッチする要素が多くあるチームであることにはなりますが、ジャイアンツ側が関心を示すかどうかは別の話となります。

ジャイアンツの2017年の低迷の原因が主力クラスの故障だったことを考えると、フルシーズンをプレーできたことが僅かなジャコビー・エルズベリーはリスクが高い選手です。しかも、トレードで獲得する場合には37歳までの契約を引き取ることになりますので、なおリスクが大きくなります。

またジャイアンツは年俸総額を抑制しながらチームを強化しようとしていますが、大型契約が残るエルズベリーはその流れにも逆行する選手です。

ジャイアンツに関しては実現性に疑問符がつきはしますが、エルズベリーが数球団であってもトレード拒否権を放棄する考えを持ち始めていることは、ヤンキースにとっては朗報です。ここ数年のブライアン・キャッシュマンGMは巧みなトレードを仕掛けて、年俸総額を抑制しながら、ロースターを強化し続けています。さらなるクリエイティブな動きでエルズベリーの放出にこぎつけるかもしれません。

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