【海外の反応】岩隈がMLB屈指の投手である理由をESPNが検証

岩隈久志が、アトランタ・ブレーブス戦で7回を無失点に抑えて4勝目をあげました。

その岩隈久志の投球を受けて、アメリカのESPNがその岩隈久志の投球を受けて、”Hisashi Iwakuma is one of baseball’s best”(岩隈久志はベースボールでのベストプレーヤーの1人)だと述べて、絶賛しました。

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岩隈久志のスプリットもメジャーの打者が捉えられない球種に

では、なぜ岩隈久志がone of baseball’s bestなのかということを数字を上げて証明しています。

その根拠としては大きく2つのものがあげられています。

  • スプリット(スプリッター)の被打率が低い
  • 先発に定着して以降の防御率がMLBを代表する投手の中でもトップ

田中将大のスプリットが半ば魔球のように報じられているわけですが、岩隈久志のスプリットはそれに劣らないものだとして具体的な数字を上げています。

  • 岩隈久志の対打者に対するスプリットのスタッツ
  • 被打率.133/出塁率.133/長打率.183/奪三振20/与四球0

  • 田中将大の対打者に対するスプリットのスタッツ
    被打率.125/出塁率.142/長打率.183/奪三振48/与四球2

奪三振こそ田中将大に劣るものの、アウトをとるという確率ではほぼ同等の数字を残していることがわかります。要するにスプリットを投げた結果、田中将大は三振でアウトをとり、岩隈久志が打たせてアウトを取るのかの違いはあるもの、打者がヒットにできない割合は同程度だということです。

続いての防御率ですが、2012年7月2日から岩隈久志が先発ローテに入ったのですが、それ以降の成績で、現在ア・リーグをリードする投手たちの防御率と比較しています。その数字が以下のとおりです。

  • 岩隈久志:防御率2.66
  • マック・シャーザー(DET):防御率2.88
  • フェリックス・ヘルナンデス(SEA):防御率2.94
  • ダルビッシュ有(TEX):防御率3.04
  • アレックス・カッブ(TB):防御率3.05
  • クリス・セール(CHW):防御率3.08
  • デビッド・プライス(TB):防御率3.22
  • ジェームズ・シールズ(KC):防御率3.23

岩隈久志は、先発ローテに定着した以後から現在まででは、マックス・シャーザー、フェリックス・ヘルナンデス、デビッド・プライスとサイヤング賞を受賞した、MLBを代表するような投手たちよりも、安定した数字を残しているということです。

日本での報道はダルビッシュや田中将大の陰に隠れてしまいがちですが、サイヤング賞の投票で3位となっているように、アメリカでの方が評価が高いとも言えるのが岩隈久志です。

またマリナーズというチームでなければ、アメリカでももっと多く報道されているはずの実績です。そしてマリナーズは攻撃も貧弱ですが、守備も決して良い方ではなく、エラーに近い安打も多く、自責点となるには酷なものも少なくありません。

そのため守備がもっと良い、強いチームであれば、今よりもさらに防御率が良い可能性は高く、勝ち星も伸ばせることが予想されます。

佐々木主浩氏が「マリナーズで14勝できるのはスゴイ」と、サンデー・モーニングに出演した際に語っていましたが、マリナーズの試合を実際に見ていたり、守備や打撃のスタッツを見ていたりすると、その意味がよくわかります。

今年はセカンドにカノが入り、センターに新人のジェームズ・ジョーンズが入り、だいぶ良くなりましたが、それでもショートのブラッド・ミラーなどは、不安定そのものです。

フェリックス・ヘルナンデスもこの守備に足を引っ張られているにも関わらず、自責点にカウントされていることも少なくありません。それでもこの2人はマリナーズで勝ち続けることが出来るわけですから、投手としての力量は図抜けているものがあるということです。

マリナーズの躍進には、”キング”ヘルナンデスとともに、この岩隈久志の活躍が欠かせませんので、今後も活躍を期待したいです。

そして岩隈久志、ダルビッシュ、田中将大らがサイヤング賞投手の投票で上位を占めてくれることを願っています。

情報元:Hisashi Iwakuma is one of baseball’s best
URL:http://espn.go.com/blog/sweetspot/post/_/id/48124/hisashi-iwakuma-is-one-of-baseballs-best