イバン・ノバがパイレーツと3年2600万ドルで合意!インセンティブは最大で総額600万ドルに

Pittsburgh Pirates Top Catch

イバン・ノバがヤンキースから放出された時には97回1/3で防御率4.90という成績で、このままシーズンを終えていた場合には2017年開幕時には30歳となることもあり、契約交渉は苦戦することが確実でした。

しかし、パイレーツ移籍後にMLB屈指の名伯楽であるレイ・シーレージ投手コーチの指導の元、そのキャリアを上向きなものとしました。

パイレーツ移籍後のイバン・ノバは64回2/3で防御率3.06/WHIP1.10、味方の守備の影響を排除した疑似防御率のFIP(Fielding Independent Pitching)は2.62と内容のともなった成績を残しました。

シーズン全体では162回で防御率4.17とさほどでもない成績なのですが、移籍後の成績が良かったことと、パイレーツ移籍後に成績を向上させたJ.A.ハップやエディンソン・ボルケスらが、その後も結果を残していること、さらにFA市場の先発投手が乏しいこともあり関心を持たれる投手となりました。

シーズン中にパイレーツは契約延長交渉を試みたものの、ノバの代理人が5年7000万ドルという大型契約を要求し、決裂してしまいました。

その後シーズンオフを迎え11月の時点ではノバの代理人を務めるグレッグ・ジェンスキーがMLB NETWORKのラジオ番組で3年3600万ドル程度のオファーを受けていることを明かしていました。

キャリア全体の成績を見れば過剰とも言える金額だったのですが、最終的にはベースサラリーはこの金額よりも大きく下回るものとなりました。

FANRAG SPORTSのジョン・ヘイマン氏は自身のTwitterで以下のようにツイートしています。

イバン・ノバとパイレーツは3年2600万ドルのベースサラリーに加えて、毎年最大200万ドルのインセンティブがつけられた契約を結んだようです。

また別の記者からの情報では3年2600万ドルには契約金200万ドルが含まれていると報じられていますので、実際には契約金200万ドル、年俸800万ドル+出来高200万ドルの3年契約で、3年最大3200万ドル規模の契約となりました。

マリナーズからパイレーツ移籍後に活躍し、ブルージェイズと3年3600万ドルの契約を結んだJ.A.ハップには及ばない金額となりましたが、2016年の年俸が410万ドルで、全体的な成績がイマイチだったことを考えれば悪くない契約と言えます。

FA市場に人材が乏しいにも関わらず人気が高まりきらなかったのは、2014年4月にトミージョン手術を受けていることに加えて、左打者に極端に弱いことなどもが原因の一つして考えられます。

2016年のイバン・ノバは右打者には打率.251/出塁率.292/長打率.425/OPS.716なのですが、左打者に対しては打率.306/出塁率.339/長打率.518/OPS.857とかなり打ち込まれています。

先発投手としてはやや気になる偏りで、このあたりは2017年以降の課題となっていきそうです。

このシーズンオフのFA投手は選手層が薄いのですが、売り手市場にはならず、多くのチームがトレードでの補強を目指す状態となっています。

そのためこのオフに、複数年契約を結んだFA先発投手はリッチ・ヒルの3年4800万ドル、エディンソン・ボルケスの2年2200万ドルにとどまっていて、イバン・ノバが3人目となり、規模ではヒルに続く2番目となりました。

イバン・ノバは今度FAになる時には33歳のため、それまでに結果を残せていれば3年ないし4年の契約を手にすることは可能です。

指名打者がないナ・リーグ、投手が有利なPNCパークを本拠地とし、MLB屈指の名投手コーチであるレイ・シーレージともに、3年後のオフを良い結果を残して迎えることを目指すことになるイバン・ノバです。

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