カルロス・コレアの契約延長が簡単ではない4つの理由とは?米大手メディアが指摘

Houston Astros Top Catch

ヒューストン・アストロズはア・リーグMVPで、ファンから最も愛されているプレイヤーといえるホセ・アルトゥーベとの契約延長に成功しました。

数年に渡りアストロズの黄金時代が来ると言われている中で、躍進を支えてきたプレイヤーを30代半ばまでチームに留めることができるようになったことは大きな意味があります。

しかし、アストロズには他にもカルロス・コレア、ジョージ・スプリンガーといった若いコアプレイヤーがいるため、それらの選手との契約延長の動きが、今後は注目されることになります。

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カルロス・コレアとの契約延長のハードルは極めて高い?

その「カルロス・コレアとの契約延長は、ホセ・アルトゥーベとのそれよりも難しいものとなるだろう」と米大手メディアの一つであるCBSスポーツ電子版のデイン・ペリー氏は予想しています。

その理由として以下の4つをペリー氏は指摘しています。以下は内容の要約です。


1. 素晴らしいプレイヤーでありながら、まだポテンシャルを完全に発揮しきれていない

私たちはカルロス・コレアの素晴らしい才能の片鱗しか見ていない可能性がある。メジャー昇格後に打率.288/出塁率.366/長打率.498、162試合換算で平均30本塁打という成績を残して2018年シーズンを迎えようとしている。
2017年は親指のケガで109試合にしか出場できなかったが22歳で打率.315/出塁率.391/長打率.550という数字を残している。
早い時期にピークを迎えてしまう選手も多くなってきているが、コレアはまだ伸びしろが残っている可能性がある。彼はオールスターの一塁手なみに打つことができ、ショートというポジションで素晴らしい守備力を持ち合わせている。
このような要素が揃っている選手は、特別な金額を提示されない限り、FA部分の契約を売ることはしないだろう。

2. 非常に若い年齢でフリーエージェントとなる見込みであるため

カルロス・コレアは最短で2021年シーズン終了後にFAとなれるが、そうなった場合には27歳で市場に出ることになる。負傷などに苦しまない限り、選手として最も良い時期、もしくはそれに近い時期にFAになると予想される。
2018-19シーズンオフにブライス・ハーパーがFAとなるが、カルロス・コレアが2017年のような成績をキープするなら、契約の記録を更新すると予想されるため、つなぎとめるためには巨額の費用が必要となる。

3. コレアはすでに経済的なセキュリティがあるため

選手が長期の契約延長に応じる場合の多くは、まだ多くの金銭を受け取っていないケースが多い。しかし、カルロス・コレアは2012年の全体1位指名ということもあり契約金で480万ドルを手にしていて、年俸調停前も既に100万ドルの年俸を受け取っていて、2018年も100万ドルを受け取る。
さらに2018年に成績が多少落ちたとしても、年俸調停1年目となる2019年は大幅の年俸増が確実なため、慌てて契約延長に応じる必要性が低い。

4. 交渉ができる時間が多くは残されていない

2017年シーズン序盤にコレアの代理人は「私のクライアントは早期の契約延長に応じることは決してない」と話したが、本人は少々それよりも強固ではない立場であることを示した。ただ、代理人の話すところと大幅に違うわけではない。

コレアは『5年近く契約が残っているので、アストロズが契約延長をしたいと提示し、それが適正なものであれば、私達は検討するつもりだ。ただ、私はプレイヤーとして実績を積んでいく時で、良い年俸調停の期間を迎えられるように、良いプレーをすることにフォーカスしたい』と話した。

コレアは年俸調停が始まると契約延長に応じるとは考えにくいが、それは2018年シーズン終了後から始まるため多くの時間は残されていない。


以上のような理由でホセ・アルトゥーベとの契約延長よりも遥かに難しい交渉となるとペリー氏は予想しています。

カルロス・コレアの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。

年度(年齢) 試合 打率 出塁率 長打率 OPS 本塁打 打点 盗塁
2015年(20歳) 99 .279 .345 .512 .857 22 68 14
2016年(21歳) 153 .274 .361 .451 .811 20 96 13
2017年(22歳) 109 .315 .391 .550 .941 24 84 2
3年通算 .288 .366 .498 .863 66 248 29
162試合平均 .288 .366 .498 .863 30 111 13

2015年はメジャー昇格1年目、2017年は走塁の際に親指を痛めての長期離脱があるため、フルシーズンをプレーしたのは2016年だけとなっています。

2017年は150試合程度プレーできていれば、ペース的には35本塁打、120打点を記録してもおかしくない数字を残しています。

仮にフルシーズンをプレーすることができ、打率.315、OPS.941、本塁打35といったような数字を遊撃手として残した場合には、その評価はどこまで上がるか想像もできないものとなります。

2018年シーズン中に契約延長できない場合には、3年後にカルロス・コレアがフリーエージェントでチームを去ることを、アストロズは想定する必要があります。

今季中に見込みが立たないようであれば、ドラフト指名、アマチュア・フリーエージェントでカルロス・コレアの後釜候補を見つけておくことが中長期的な観点で重要となりそうです。

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