インディアンスの強さはいつまで続くのか?A.ミラーとC.アレンがシーズン終了後にFAに

Cleveland Indians Top Catch

クリーブランド・インディアンスは地区2連覇を果たし、2018年もア・リーグ中地区の大本命で3連覇が有力視されています。

若い才能が溢れた先発ローテと野手のコアメンバーに加えて、ブルペンにアンドリュー・ミラー、コディ・アレンというメジャー屈指のセットアップ、クローザーのコンビが控えていることがインディアンスの強みです。

しかし、そのアンドリュー・ミラーとコディ・アレンは2018年シーズン終了後にFAとなります。

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アンドリュー・ミラーとコディ・アレンの流出は痛手も・・・・

その2人と契約延長する、もしくは再契約というのが理想的なシナリオではあるのですが、極寒のFA市場でもリリーフ投手は高額契約を手にしている現状を考えると、資金力の乏しいインディアンスには難しいことです。

この2人に頼ったブルペンの編成となっているため、両者を失うことは大きな痛手となることは間違いありません。ただ、それでもコアプレイヤーが、これから数年先もチームに残るため十分に地区優勝、ポストシーズンを勝ち進めるチームであり続けられるとマイク・チャーノフGMは自信を見せています。

ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン氏は以下のように伝えています。

“If both left to free agency then we would have to rebuild the back end of our bullpen,” Cleveland GM Mike Chernoff said. “Our rotation is intact through 2020. We still have our nucleus with [Francisco] Lindor, [Jose] Ramirez, our catchers [Yan Gomes and Roberto Perez, plus top prospect Francisco Mejia], [Bradley] Zimmer and prospects on the way. We feel we have a core to be competitive for a long time.”

「アンドリュー・ミラーとコディ・アレンの2人がFAでチームを去った場合には、ブルペンのバックエンドを再構築する必要がある。」とマイク・チャーノフGMはブルペンにテコ入れが必要となることは認めています。

その一方で、「2020年まで先発ローテはそのまま揃っているし、野手はフランシスコ・リンドーア、ホセ・ラミレス、ヤン・ゴームス、ロベルト・ペレスというチームのコア、加えてトッププロスペクトのフランシスコ・メヒア、ブラッドレイ・ジマーなど他の有望株も控えている。私達は長期間にわたり競争力を保つことができるコアを有している」と話しています。

インディアンスは2016年にワールドシリーズ制覇目前にまで迫ったことによる収入増を生かして、2017年に球団史上初となる年俸総額1億ドル超えの、1億2400万ドルまで予算を拡大しました。

さらに2年連続でポストシーズンに進出したこともあり、2018年開幕時の年俸総額は1億3000万ドルと、さらに増える見込みとなっています。

ただ、これ以上の金額に年俸総額をふくらませることは望ましいことではないマーケットの規模のため、2016年と2017年の金額が上限に近い数字になると考えられます。

インディアンスは2018年シーズン終了後にアンドリュー・ミラー、コディ・アレンの2人に加えて、マイケル・ブラントリー、ジョシュ・トムリン、ロニー・チゼンホール、ザック・マカリスターらがFAとなる見込みです。

ただ、マイケル・ブラントリーは故障がちで戦力となっていない状態が多くありますので、流出はさほど大きな痛手とならず、どちらかといえば年俸が1150万ドルが予算から外れることの方がメリットが大きいと考えられます。

ジョシュ・トムリンは先発ローテ5番手ですが、ダニー・サラザー、コディ・アンダーソンなど若い先発ローテ候補の投手が控えているため、さほどの痛手とはなりません。

ザック・マカリスターはリリーフ投手としては、それなりの結果を残しているものの、ミドルリリーフという役割で、こちらも比較的穴が埋めやすくなっています。

インディアンスの主要な選手の、オプションを含めた契約最終年は以下のとおりとなってます。

選手名 POS 契約
ホセ・ラミレス 3B 2023年
ブラッドレイ・ジマー CF 2023年
タイラー・オルソン RP 2023年
マイク・クレビンジャー SP 2022年
タイラー・ネイキン LF 2022年
ニック・グッディー RP 2022年
コーリー・クルーバー SP 2021年
フランシスコ・リンドーア SS 2021年
ヤン・ゴームス C 2021年
コディ・アンダーソン SP 2021年
カルロス・カラスコ SP 2020年
トレバー・バウアー SP 2020年
エドウィン・エンカーナシオン DH 2020年
ジェイソン・キプニス 2B 2020年
ダニー・サラザー SP/RP 2020年
ダン・オテロ RP 2020年
ブランドン・ガイヤー OF 2019年
ヨンダー・アロンソ 1B 2019年
マイケル・ブラントリー OF 2018年
ロニー・チゼンホール RF 2018年

2020年までは先発ローテは大きなテコ入れは必要がない編成で、多少入れ替えが必要なのが外野とブルペンとなります。

しかし、2018年シーズン終了後にはミラー、アレン、ブラントリーらがFAとなることもあり、2019年に確定している契約の総額は7360万ドル程度と、一気に金額が下がる見込みとなっています。

フランシスコ・リンドーアが年俸調停権を獲得するため、その分を見込む必要がありますが、クローザー、セットアップなどのブルペン補強を行うくらいの資金は十分に残ることが予想されます。

また外部からの補強に頼らなくても、選手の育成に長けるチームのため、新たにクローザー、セットアップができるような若い投手を昇格させてくる可能性もあります。

アンドリュー・ミラー、コディ・アレンを失うのは痛手ではありますが、地区5連覇くらいまでは十分に期待できるロースターの状態にあるといえるインディアンスです。

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