イチローは故障者リストでシーズン開幕も・・・マリナーズ監督が方向性を明かす

Seattle Mariners Top Catch

シアトル・マリナーズは故障者が続出し、正左翼手と目されてきたベン・ギャメルもその一人で、しかも復帰が4月下旬にずれ込むと予想される状態となり、急遽、方向転換してイチローとの再契約に踏み切りました。

主力級の故障の多さに悩まされていたマリナーズにとって、故障に強いイチローは心強い存在となるはずで、レフトのレギュラーとしてシーズンを迎えるはずでした。

しかし、その時の期待とは異なり、シーズン開幕を故障者リストで迎える可能性が浮上しています。

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ふくらはぎの不安と頭部死球で調整が遅れるイチロー

イチローとマリナーズが正式に契約したのが2018年3月7日でしたが、本人はトレーニングを行い準備してきたこともあり、すぐに対応できるとの自信を見せていました。

しかし、3月14日のジャイアンツとのオープン戦では、ふくらはぎの張りで1回も打席に立つことなく試合から退き、そのまま離脱することになりました。

ふくらはぎの問題そのものは軽症で、比較的早い段階で復帰することができたのですが、3月23日のマイナーの試合に出場した試合で頭部に死球を受けたことで、再び離脱してしまいました。

それでも3月27日のメジャーのオープン戦に出場するなど、こちらも大きな影響はないと思われる程度にとどまりました。

ただ、このように実戦に入ることが遅れ、さらにはふくらはぎの不安と頭部死球で離脱したこともあり、メジャーのスプリングトレーニングでは、わずかに10打数(13打席)にしか立つことができていません。

しかも内容も乏しく10打数でノーヒット、三振は5個という結果のため、3月29日からのレギュラーシーズン開幕に不安なく望めるような仕上がりとはなりませんでした。

このような状況にあるため、シアトル・マリナーズのスコット・サーバイス監督は、開幕時にはイチローを故障者リストに入れる可能性があることを示唆したということをAP通信が伝えています。

以下は現地の3月27日(火)の試合後の監督のコメントです。

“I don’t think he’s quite at 100 percent yet,” Mariners manager Scott Servais said. “He’s moving much better. He feels better out there. We’ll see how he feels tomorrow and make a decision from there.”

『イチローが100%の状態になったとは考えていない。彼の動きは良くなってきているし、彼自身も良い感覚ではあるようだ。明日、彼がどのような状態なのかを見て、その上で決断したい』

Servais said they would further evaluate Suzuki in a workout Wednesday, a day ahead of the opener against Cleveland.

“I’ve very hopeful that Ichiro is going to be able to go,” Servais said.

If Suzuki goes on the disabled list, a spot would open for utility player Taylor Motter.

“If Ichiro is not ready to go, Motter gives us a ton of flexibility,” Servais said.

『サーバイス監督はシーズン開幕前日の水曜日(現地3月28日)にイチローのワークアウトの様子をチェックすると話した。「イチローが試合に出れる状態になっていることを望んでいる。」とサーバイス監督は話した。もしイチローが故障者リストに入ることになった場合には、空いたロースターの枠はユーティリティプレイヤーのテイラー・モッターが埋めることになる。「もしイチローが間に合わないようであれば、モッターが私たちに多くのロースター上の柔軟性をもたらしてくれるだろう」とサーバイス監督は話した。』

マリナーズがジェイソン・ワースとシーズン開幕直前に駆け込みでマイナー契約を結びました。ジェイソン・ワースは明らかに実戦不足のため、一旦はエクステンデッド・スプリングトレーニングに参加し、その後3Aの試合で調整する見込みとなっています。

ただ、イチローの調整内容や状態を踏まえて、マリナーズが保険をかけたとも考える動きで、4月は安泰と思われたレフトのレギュラーのみならず、メジャーのロースターも安心はできなくなっています。

ふくらはぎの問題や頭部死球の影響が長引くようであれば、44歳という年齢もあるため、マリナーズ以外にメジャー契約を提示してくれるチームが現れにくい状況です。米メディアの中には今年のマリナーズでのプレーがメジャーキャリアの終りとなるとの予想もありますが、それを覆すにはフィールドで結果を残さなければなりません。

シーズン開幕を故障者リストで迎えることは望ましいことではありませんが、かと言ってメジャーの試合に出て、現在のように打席の半分近くで三振を喫するようであれば、立場は厳しいものとなります。

メジャーでのキャリアを伸ばせるかどうかの重要な1ヶ月となるのですが、まずはマリナーズ首脳陣が開幕ロースターに残すかどうかが焦点となります。

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