全30球団がFA市場に投じた金額は?スローペースに加えて契約金額も低迷

ロサンゼルス・ドジャースのケンリー・ジャンセンは昨シーズンオフに5年8000万ドルという、リリーフ投手としてはアロルディス・チャップマンに次ぐ史上2番目の大型契約を手にしました。

そのジャンセンは、このような状態が続くのであれば「ストライキも検討すべきではないか」という言葉を漏らすほど、FA市場の動きは鈍い状態が続いています。

多くのFA選手が契約先が見つからないままスプリングトレーニングを迎えるという、選手サイドにとっては危機的な状況なのですが、契約を手にした選手も例年に比較すれば十分な待遇を受けているわけではありません。

CBSスポーツのデイン・ペリー氏が2018年1月29日の記事で、MLBの全30球団がシーズンオフにFA市場に投資した金額についてまとめています。

その金額は以下のとおりとなっています。

  • アトランタ・ブレーブス: —
  • アリゾナ・ダイヤモンドバックス: 685万ドル
  • オークランド・アスレチックス: 1000万ドル
  • カンザスシティ・ロイヤルズ: 457万ドル
  • クリーブランド・インディアンス: 1600万ドル
  • コロラド・ロッキーズ: 1億1450万ドル
  • サンディエゴ・パドレス: 984万5000ドル
  • サンフランシスコ・ジャイアンツ: 850万ドル
  • シアトル・マリナーズ: 1700万ドル
  • シカゴ・カブス: 8900万ドル
  • シカゴ・ホワイトソックス: 1975万ドル
  • シンシナティ・レッズ: 450万ドル
  • セントルイス・カージナルス: 2650万ドル
  • タンパベイ・レイズ: —
  • テキサス・レンジャーズ: 3750万ドル
  • デトロイト・タイガース: 829万5000ドル
  • トロント・ブルージェイズ: 500万ドル
  • ニューヨーク・メッツ: 5500万ドル
  • ニューヨーク・ヤンキース: 1000万ドル
  • ピッツバーグ・パイレーツ: —
  • ヒューストン・アストロズ: 2350万ドル
  • フィラデルフィア・フィリーズ: 9425万ドル
  • ボストン・レッドソックス: 1300万ドル
  • ボルティモア・オリオールズ: 100万ドル未満
  • マイアミ・マーリンズ: —
  • ミネソタ・ツインズ: 3340万ドル
  • ミルウォーキー・ブルワーズ: 1億500万ドル
  • ロサンゼルス・エンゼルス: 1億4680万ドル
  • ロサンゼルス・ドジャース: 200万ドル
  • ワシントン・ナショナルズ: 2100万ドル

レイズ、パイレーツ、マーリンズ、ブレーブスはFA市場でメジャー契約を結んでいない状態です。これらの球団は経済的な制約もあるため、シーズン開幕が近づいて、値段が著しく下がったベテラン選手を多く拾っていくことが予想されます。

積極的にFA市場で資金を使ったのがロサンゼルス・エンゼルス(1億4680万ドル)、コロラド・ロッキーズ(1億1450万ドル)、ミルウォーキー・ブルワーズ(1億500万ドル)、フィラデルフィア・フィリーズ(9425万ドル)、シカゴ・カブス(8900万ドル)などです。

このシーズンオフでは活発に動いたといえる5チームですが、FA市場の活発なときであれば、1人の選手を獲得するだけで1億ドルから2億ドルが必要となりますので、例年に比較すれば大きい金額ではありません。

マーケットが大きく、資金力もあるヤンキース、レッドソックス、ドジャース、ジャイアンツがFA市場で資金を使っていません。ただ、ジャイアンツに関してはロンゴリア、マカッチェンのトレードによる支出増がありますので、致し方ないところはあります。

この後、劇的に金額を増える可能性があるのは、J.D.マルティネスとの交渉が続くレッドソックス、エリック・ホズマーと7年契約をベースに交渉をしているロイヤルズとパドレス。

さらにダルビッシュやジェイク・アリエッタとコンタクトしているとされるツインズ、ブルワーズ、カブスなどもFA市場での投資金額が増える可能性はあります。

ただ、スプリングトレーニング、シーズン開幕が近づいていることもあり、全体的にFA選手の契約金額は低調な傾向が続くと予想されます。

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