2018年トレード市場の「ホットなリリーフ投手」は?米メディアがリストアップ

2018年夏のトレード市場では先発投手の人材が乏しいこともあり、需要と供給の関係で、先発投手を獲得するコストが高騰する可能性が高まりつつあります。

投手陣のテコ入れをしたいチームにとって、大きな戦力アップにつながる先発投手を獲得するのは容易では無い移籍市場です。その一方で、リリーフ投手に関しては、比較的人材が揃っていますので、こちらでの補強に力を入れるチームが増えそうな気配です。

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先発投手が乏しく、リリーフ市場がヒートアップの可能性

ESPNのバスター・オルニー氏が“Olney: Hot commodities in the relief pitching market”というタイトルで、大きな戦力アップにつながる可能性がある、夏のトレード市場に出ることになりそうなリリーフ投手をリストアップしています。

その一人目として言及されているのがケルビン・ヘレーラです。ヘレーラに関してはクローザー、セットアップの両方をこなせ、ポストシーズンでの経験と実績も豊富なため、大きな違い生み出す存在になる可能性があります。

バスター・オルニー氏はトレード市場で一番の争奪戦になる可能性があるとしてケルビン・ヘレーラについて詳しく分析しています。

オリオールズがシーズン序盤からリーグ下位に沈んでいることに加えて、チーム全体が過渡期に差し掛かっていること、などの要素に加わえて、今...

他にオルニー氏がリストアップした投手は以下の6投手です。

  1. ブレイク・トレイネン(29歳・右投げ・アスレチックス)
  2. ザック・ブリットン(30歳・左投げ・オリオールズ)
  3. リチャード・ブレイアー(31歳・左投げ・オリオールズ)
  4. ブラッド・ハンド(28歳・左投げ・パドレス)
  5. ライセル・イグレシアス(28歳・右投げ・レッズ)
  6. オ・スンファン(35歳・右投げ・ブルージェイズ)

ブレイク・トレイネンは19試合25イニングで防御率1.08、11セーブ、WHIP1.12、奪三振率11.5、与四球率2.9と、ナショナルズからの移籍前の低迷から脱し、キャリアベストのシーズン序盤を過ごしています。そして、今季が年俸調停1年目で215万ドルと年俸も安く、2020年シーズンまでチームが契約をコントロールできるのも魅力です。オルニー氏はアスレチックスは選手の価値が最も高まった時に売り出してきた歴史があると、放出に応じる可能性に言及しています。

ザック・ブリットンはアキレス腱の手術からの復帰途上で、まだ今季は投げることができていません。が、貴重な左腕リリーバーで、しかもクローザーを務めることができまずので、上手くリハビリが進めば多くのチームが関心を示す投手であることは間違いありません。ただ、1200万ドルという年俸のため、シーズン途中でも500-600万ドルの負担が残ることが少々、ネックとなる可能性があります。

同じオリオールズからはブラッド・ブラック(防御率3.60、8セーブ)ではなく、リチャード・ブレイアーがリストアップされています。オルニー氏は左腕ではあるものの、左右を問わずに打者を相手にできるところを評価しています。今季は26回1/3で防御率1.37と好成績で、昨年も63回1/3で防御率1.99と結果を残しています。
奪三振率は4.1と低いのですが、オルニー氏が言及しているように対右打者に打率.268/出塁率.276/長打率.393/OPS.669、対左打者に打率.279/出塁率.333/長打率.302/OPS.636と左右を問わず抑えることができています。
年俸調停前で55万6000ドルと安く、2022年シーズン終了までFAにならないことも魅力です。

ブラッド・ハンドは2017年夏のトレード市場でも人気があったのですが、パドレス側が高い要求を引き下げることがなかったためトレード成立には至りませんでした。昨季は79回1/3で防御率2.16、奪三振率11.8、与四球率2.3という成績でしたが、今季は防御率2.00、奪三振率13.3は良いものの、与四球率は4.7とランナーを背負うことが増えていることが不安材料です。それでも左打者に圧倒的な強さを残していることが評価されることは確実で、昨年は左打者を30打数1安打、16三振に封じていることをオルニー氏は紹介しています。
3年1975万ドルの契約延長をしたばかりで、今年は408万ドルですが、来年と再来年は708万ドル、758万ドルと金額が上昇します。それでも、現在のFA市場のリリーフ投手の相場を考えれば格安であることは間違いありません。

ライセル・イグレシアスはチーム再建途上のレッズで防御率2.08、8セーブという成績を残しています。キャリア通算でも42セーブをあげていますので、クローザーもしくはそのバックアップとして関心を集めることが予想されます。7年2700万ドルの契約5年目で今年が521万ドル、来年と再来年はいずれも571万ドルとなっています。

2017年はカージナルスで苦しみましたが、今季はブルージェイズに移籍し、23回で奪三振24、与四球6、防御率2.08と安定した成績を残しています。クローザーとして2016年に19セーブ、2017年に20セーブをあげたクローザーとしての経験、年俸175万ドルで来季の契約もチームオプションで250万ドルとリーズナブルな金額であることも関心を集める材料となりそうです。

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