SFジャイアンツはスタントン獲得ならベテランをトレード放出か!ぜいたく税の軽減も課題に

San Francisco Top Catch

サンフランシスコ・ジャイアンツがジャンカルロ・スタントンのトレードに積極的に動いていますが、問題は用意する交換要員の質を高めることと、獲得したあとの年俸総額の問題です。

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The Athletic/FOXスポーツのケン・ローゼンタール氏は以下のように伝えています。

A trade, if completed, would reveal the Marlins’ true intentions—clearing as much of their financial obligation to Stanton as possible, effectively buying prospects by including significant cash in the deal, or a combination of both.

「マーリンズにとってのスタントンのトレードの目的、意図は10年2億9500万ドルの契約を予算から外すことで、同時に年俸の一分負担をしながらプロスペクトを獲得するというものだ」と、ローゼンタール氏はマーリンズのスタンスを説明します。

The Giants are willing to pick up a sizable amount of Stanton’s contract, one source said. Such a deal, however, would exacerbate the team’s luxury-tax concerns, likely resulting in the trade of at least one high-priced veteran, perhaps as part of a package going to the Marlins, perhaps to other clubs.

「ジャイアンツはジャンカルロ・スタントンの契約の大きな部分を負担することに応じる姿勢だ」とある情報筋が話しているようです。ジャイアンツは放出できるプロスペクトの質を高くすることが難しいファームの状況のため、その分、契約の大部分を引き取る姿勢のようです。

ただ、この場合に問題になるのが、すでにぜいたく税の基準である1億9700万ドルに近づいている年俸総額の問題です。

ジャイアンツは2015年から2017年で3年連続でぜいたく税の対象となっているため、2018年の超過分に対する税率は50%となります。ジャンカルロ・スタントンを獲得すると、その年俸分の50%がぜいたく税として支払う必要になる可能性があります。

すでにぜいたく税の問題に直面しているのですが、スタントンの獲得によりさらに問題が悪化することになります。そうなると可能性と浮上してくるのが高額年俸のベテラン選手の放出です。

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ケン・ローゼンタール氏は以下の3名の選手が、その候補になる可能性があると言及しています。

  • ジョニー・クエト(先発投手)
  • ジェフ・サマージャ(先発投手)
  • マーク・メランソン(クローザー)
  • ブランドン・ベルト(一塁手)

ジョニー・クエトは2022年に2200万ドルのオプションが行使されない場合に受け取る500万ドルのバイアウトを含めると4年8900万ドルの契約が残っています。このクエトに関してはトレード拒否権がないというメリットがジャイアンツ側にあり、本人の承諾なしにトレードを成立させることができます。

ジェフ・サマージャは3年5400万ドルの契約が残っていて、ジョニー・クエトよりも年俸の負担は小さいのですが、21球団へのトレード拒否権がネックとなります。サマージャはその21球団へのトレード拒否権を放棄するつもりはないと話していますので、ジャイアンツが交渉できる相手は限定されることになります。

マーク・メランソンは3年3800万ドルの年俸と契約金800万ドルの分割分の負担が残っています。メランソンはトレード成立のためのハードルが一番高く、全球団へのトレード拒否権を有しているとされています。

ブランドン・ベルトは4年6400万ドルの契約が残っていて、10球団へのトレード拒否権を有しているとされていますが、球団名は明らかになっていません。

11月上旬にはサンフランシスコ・ジャイアンツがカブスのジェイソン・ヘイワードの獲得に動いていて、交換要員にジェフ・サマージャとマーク・メランソンを検討していると報じられました。

(参考記事:SFジャイアンツがジェイソン・ヘイワードに興味

ただ、このトレードではジェイソン・ヘイワードの年俸負担も大きいため、ジャンカルロ・スタントン獲得による年俸増を吸収することはできませんので、その点で問題が継続することになります。

本格的な大型補強を目指しているジャイアンツですが、クリエイティブなやりくりも求めることになります。

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