残る大物FA投手 グレッグ・ホランドの契約は?3球団が興味を示し接触か

歴史的な動きの鈍いFA市場でしたが、3月中旬から下旬にかかって次々とトップクラスのFA選手は契約を手にしました。

しかし、まだスコット・ボラス氏のクライアントの一人であるグレッグ・ホランドはまだ契約を手にできていません。

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プレイヤーオプションを破棄しクオリファイングオファーを拒否も・・・

トミー・ジョン手術から復帰した2017年のグレッグ・ホランドは、保証されたベースサラリーが600万ドルで出来高が最大で900万ドルの、インセンティブを厚めにした契約でプレーしました。

出来高は登板試合数が30試合、35試合、40試合、45試合、50試合、55試合を達成する毎に50万ドルが追加され、すべてを満たすと300万ドル。最後の投手となった試合数が40試合、50試合、60試合を達成する毎に200万ドルずつ加算され、最大で600万ドル。この2つの合計で900万ドルに達するインセンティブでした。

グレッグ・ホランドは61試合に登板し、58試合で最後の投手となったため300万ドルと400万ドルの合計700万ドルの出来高を獲得し、ベースサラリーと合わせて1300万ドルの年俸となりました。

グレッグ・ホランドは試合数などの条件を満たしていたため1500万ドルのプレイヤーオプションを行使できたのですが使わず、その後、ロッキーズから提示された1年1740万ドルのクオリファイングオファーも拒否しています。

複数年の大型契約を求めてFA市場に出ることをグレッグ・ホランドは選んだことになるのですが、積極的な関心を示している球団は多く残っていません。

ファンラグスポーツのジョン・ヘイマン氏は以下のように伝えています。

The St. Louis Cardinals, Arizona Diamondbacks and Atlanta Braves are among teams to have at least had contact with star closer Greg Holland, the biggest free agent remaining in baseball’s slowest-ever market – though at this point, it isn’t known how involved any of them are.

「カージナルス、ダイヤモンドバックス、ブレーブスの3球団が少なくともグレッグ・ホランド側にコンタクトしている」ことが伝えられているのですが、「現時点で、どれほど真剣に動いているかは不透明」であることも付け加えられています。

ジョン・ヘイマン氏は、この3チームのうちポストシーズン進出に強い意欲を持っているカージナルスとダイヤモンドバックスの2球団が真剣に動いている可能性があると述べています。

エンゼルスも確固としたクローザーを抱えていないため、契約先として合理的なチームなのですが、チーム内部の選択肢をまずは試していく意向で、外部からの補強を視野に入れていません。

ボラス氏とオーナーの関係が深いナショナルズも、たびたび言及されているのですが、ショーン・ドゥーリトル、ライアン・マドソン、ブランドン・キンツラーというクローザー経験者が3人いることもあり、強い関心を示しているとの報道はありません。

カージナルスはクローザーがいない状態でシーズンオフを迎えたのですが、FA市場でルーク・グレガーソン、トレードでドミニク・レオンを獲得し、この2人を中心に試合を締めくくる編成としました。心もとないところがあるのですが、さらにグレガーソンが斜腹筋を痛め開幕が微妙になりました。

資金力があるチームでありながら、ぜいたく税のラインまでも余裕があり、2シーズン連続でポストシーズンを逃しているという状況を考えればカージナルスが一番フィットするチームではあります。

ダイヤモンドバックスはクローザーを固定できていませんが、アーチー・ブラッドリー、平野佳寿、ブラッド・ボックスバーガーの3人が争っている状態で、とりあえずの選択肢があります。

ただ、ブラッド・ボッグスバーガーはクローザーの経験がある(2015年:41セーブ)ものの1シーズンだけで、ブラッドリーは先発として育成されてきた投手で、平野はメジャーでの実績はありません。

ブレーブスにグレッグ・ホランドはフィットするものの、クローザーに大金を払えるような台所事情ではないため、ディスカウントされた価格ならという関心にとどまるものと見られます。

3月に契約した選手はアレックス・カッブを除いては、シーズンオフ当初のオファーよりも少ない金額と短い年数で契約を結んでいます。32歳のグレッグ・ホランドがプレイヤーオプションの1年1500万ドル、クオリファイングオファーの1年1740万ドルを上回る契約を手にできるのか、シーズン開幕までの1週間足らずの動きが注目されます。

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