シーズンオフにジャンカルロ・スタントンの獲得に動く可能性があるチームは?

マイアミ・マーリンズの買収交渉が成立し、デレク・ジーターらが率いる投資家グループが新たなオーナーとなることになりました。

マーリンズは、すでにチームは年俸総額が上限を越えているにも関わらず、ファームの選手層は乏しく、メジャーレベルでのパフォーマンスがイマイチです。

そのため多くの専門家は新しいオーナーのもとで大規模な再建モードへ移行することを予想しているのですが、その際に注目されるのがジャンカルロ・スタントンに関する動向です。

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2017年シーズンのトレード期限前に、すでに売り手になることを選択していたこともあり、マーリンズにジャンカルロ・スタントンのトレードに関する問い合わせがあったとされています。

残っている契約が巨額であること、そしてチームの中心となる選手で、新しいオーナーによる判断に委ねるのが自然ということもあり、動きが本格化することはありませんでした。

しかし、新オーナーが決定したことにより、ジャンカルロ・スタントンのトレード獲得を巡る動きが、シーズンオフの話題の中心になる可能性が高まっています。

そのシーズンオフの動向について、ボストン・グローブの名物記者であるニック・カファード氏が以下のように伝えています。

There’s been talk of teams making a run at Stanton this offseason, including the Phillies, Giants, Mets, and possibly Yankees. The Blue Jays, Cardinals, Braves, Mariners, and Dodgers could also get involved. What about Stanton at Fenway? The Nationals may see Stanton as a cheaper alternative to Bryce Harper, who becomes a free agent after next season.

シーズンオフにジャンカルロ・スタントンの獲得に動く可能性があるチームについて、MLB関係者の中で話題になっているようですが、そこで名前が上がっているのがフィリーズ、ジャイアンツ、メッツ、そしてヤンキースとのことです。それらのチームに続いて、ブルージェイズ、カージナルス、ブレーブス、マリナーズ、ドジャースなども絡んでくる可能性があると予想されているようです。

さらに「フェンウェイパークでジャンカルロ・スタントンがプレーしたらどうなるだろうか?」と述べて、レッドソックスの可能性もカファード氏は言及しています。

ナショナルズはブライス・ハーパーが来季終了後にFAとなるのですが、再契約するためには10年4億ドルが必要となるとも予想されています。それに比較すれば「ジャンカルロ・スタントンの2018年の10年2億9500万ドルは安い代替案と見なすかもしれない」と述べて、カファード氏はナショナルズの可能性も言及しています。

もう一つ問題となるのが巨額の契約に加えて、ジャンカルロ・スタントンが保持している全球団へのトレード拒否権です。

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以下は同じ記事からの引用です。

Stanton does have a full no-trade clause. He’s from Los Angeles, so you figure West Coast teams could be in play.

スタントンは全球団へのトレード拒否権を有していることを伝えた上で、彼がロサンゼルス出身のため、西海岸のチームが争奪戦に絡んでくる可能性があるとカファード氏は予想しています。

スタントンはマーリンズとの大型契約を結ぶにあたって、フロントやオーナーサイドに対してチームの本格的な強化に取り組む約束を取り付けています。さらにスタントンは過去にマーリンズが行ったファイヤーセールのことも懸念していて、そうなった場合に望まない球団へのトレードを拒否できるように、この権利を契約に加えたとされています。

ジャンカルロ・スタントン自身は優勝を争えるチームでのプレーを希望していることは明白なため、それが可能なチームであればトレード拒否権を放棄する可能性が高いと予想されます。

さらにロサンゼルス出身ということでアメリカ西海岸の方が馴染みがあるため、それも決断を左右することになるとは予想されます。しかも、西海岸にはロサンゼルス・ドジャース、サンフランシスコ・ジャイアンツという資金面には不安が一切ない2チームがいます。

シアトル・マリナーズも資金面で以前より良くなっているのですが、ロビンソン・カノの大型契約を抱えていることを考えると、さらにそれ以上の負担を増やすのは想像しにくいものがあります。サンディエゴ・パドレスはプロスペクトは抱えていますが、資金面では大きな不安があり、負担することは、ほぼ不可能です。

基本的には資金力のあるチームに限定されるため、ドジャース、ジャイアンツの他には、ヤンキース、レッドソックス、カージナルス、フィリーズなどに絞り込まれると考えられます。

ヤンキースは外野に若い選手が多く、アーロン・ジャッジもいるため、多くの代償が必要なスタントンに本腰を入れるかは微妙です。

レッドソックスに関しては、今年一旦ぜいたく税がリセットできれば可能性は十分にあります。デビッド・オルティーズが抜けた後の長打力不足が顕著ですし、フランチャイズの顔と呼べる主砲が不在となっています。

ライトにはムーキー・ベッツ、センターにはジャッキー・ブラッドリー、レフトにはベニンテンディがいるものの、ミッチ・モアランドがFAとなるため指名打者のスポットが空きます。

今季終了後のFA市場に出る見込みのパワーヒッターはJ.D.マルティネス、ヨンダー・アロンソ、ルーカス・デューダ、エリック・ホズマー、ローガン・モリソン、カルロス・サンタナ、マイク・ムスターカスとなっています。

悪くない選手がいるにはいるのですが、120試合518打席で打率.286/出塁率.382/長打率.644/OPS1.027、45本塁打、97打点のジャンカルロ・スタントンのインパクトには及びません。

ニック・カファード氏が指摘するように、ブライス・ハーパーに比較すれば安い値段とはなりますので、ハーパー獲得を検討しているチームにとっては、悪くない代替案となりそうです。

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