ジャンカルロ・スタントンの13年380億円の内訳は?プロスポーツ史上最高契約の中身とオプション

Miami Marlins Top Catch

MLBだけでなく、NFLやNBAを含む北米プロスポーツ史上最高額での大型契約が合意したと報じられているのが、ジャンカルロ・スタントンです。

13年3億2500万ドル(約380億円)という総額とともに、気になるのはその内訳ではないでしょうか?

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スタントンの最高年俸は3200万ドル(37億4176万円)に

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ジャンカルロ・スタントンが結んだとされる契約の内容や年俸は以下の表のとおりだとCBSスポーツのジョン・ヘイマンが伝えています。なお、この情報は2014年11月19日時点のもので、追加で情報が入った場合には修正して、差し替えます。

Giancarlo Stanton Salary_2

2015年から2017年の13年間の総額は3億1500万ドルとなるのですが、チームオプションを行使しない場合に支払う義務が生じるバイアウトの1000万ドルを含めると3億2500万ドルとなります。

年俸のMAXは3200万ドルでミゲル・カブレラの最高年俸となる3200万ドルと同額で、マイク・トラウトの3325万ドルは下回る設定となっています。

そして、このジャンカルロ・スタントンの契約は前半の年俸が抑えられている契約となっています。

2015年が650万ドル、2016年が900万ドル、2017年が1450万ドル、2018年が2500万ドル、2019年と2020年が2600万ドルで、この30歳のシーズンである2020年終了後にジャンカルロ・スタントンは契約を破棄して、フリーエージェントとなることが選択できます。

この6年間で1億700万ドル(約125億円)を手にすることになるわけですが、この金額はジャンカルロ・スタントンが年俸調停を行い、FAとなったケースに比較すると少ない金額だとされています。

2015年の年俸は1300万ドルは確実と見られていましたし、2016年には1900万ドルになると予想されていました。その後、2017年FAとなると、27歳という年齢も若いため、3000万ドル平均の大型契約を手にした可能性が高いとYahooスポーツのジェフ・パッサンは予想しています。

その場合には6年間で1億5200万ドルを手にすることができる計算となり、今回結んだ契約は4500万ドルも少ないことになります。

契約の前半の年俸が抑えられている理由?

このような契約にしたのはマーリンズが将来的にスタントンを売り払うためにしたのではないか?とも思われたのですが、FOXスポーツのケン・ローゼンタールは、スタントン側のアイディアだと伝えています。

ジャンカルロ・スタントンは、最初から高い年俸をもらうことで、チームの予算が制限されてしまい、戦力が整わないという事態を避けたかったとようです。

チームがワールドシリーズを制覇できる戦力を整える上で、ホセ・フェルナンデスなどの若い有望な選手との長期契約やトレード・FAでの補強が必要になるわけですが、その資金を残すために契約の前半を抑えることをスタントンが選んだとのこです。

この契約では、全球団へのトレード拒否権と2020年シーズン終了後にFAを選択できる権利が組み込まれています。

マーリンズは主力選手を一斉に売り払うファイアーセールを行ったきた歴史があるわけですが、今後もその可能性は否定できません。

その際にもトレードされるチームを、自分である程度選択できる権利を留保していることになります。また6年間でチームが勝利するために十分に動いていなければ、契約をオプトアウトしてFAも選択できます。

ジャンカルロ・スタントンは、ただ単に年俸が多くもらえることによりも、勝てるチームでプレーしたい気持ちのほうが強いことがにじみ出ている契約の内容ではないかと考えられます。

すでにマーリンズはホセ・フェルナンデスなどの若い選手との契約延長やFA市場での補強で名前があがっています。スタントンの気持を汲んで積極的に補強に動くのか今後が注目されます。