ダルビッシュ、アリエッタは少なくとも5年契約を希望!カッブも同様の年数を要求か

メジャーリーグの2018年スプリングトレーニングまで7週間となった時期にきても、トップクラスのみならずセカンドクラスのフリーエージェント選手が契約を手にできていません。

リリーフでは価格の低いセットアップからミドルリリーバー、野手では一塁を中心に動きがあるものの、全体的には鈍い動きが継続しているシーズンオフです。

その中でも特にスピードが遅いのが先発投手のFA市場です。

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フリーエージェントのFA投手の状況は?

FA市場の投手ではトップ2と言えるダルビッシュ有、ジェイク・アリエッタ、それに続くグループとなるランス・リン、アレックス・カッブがいまだに契約できず、タイラー・チャットウッドが3年3800万ドルを手にしたにとどまっています。

完全な再建モード、もしくは小規模な再建を選択するチームが増えたことによりトレード市場に先発投手が増えたことも影響を与えています。先発投手補強を目指すチームにとって格安なトレード市場でも選手がいるため、FA選手側希望するような契約年数、金額を提示されにくくなっています。

そのためか当初予想されていた年数を下回る契約しか手にできない可能性が浮上しつつあります。

CBSスポーツ・シカゴのブルース・レビン氏が以下のように伝えています。

The Cubs are well aware of what Arrieta is expecting in the way of an offer, sources said. Six years and $160 million was said to be the beginning point in negotiations in November, sources said.

Both Darvish and Arrieta want five-year deals or longer.

カブスはジェイク・アリエッタが求めている契約を把握していて、11月の時点では6年1億6000万ドルが交渉のスタート地点だったようです。しかし、現在はダルビッシュとアリエッタともに「少なくとも5年を越える契約」を求めているとのことです。

アリエッタの代理人であるボラス氏は6年を11月の時点ではスタート地点としていたのですが、12月末になって5年契約まで譲歩していることになります。ダルビッシュとアリエッタの市場での価値と評価はほぼ同じのため、ダルビッシュも5年が交渉の最低ラインとなっているようです。

At one point it seemed that free-agent right-hander Alex Cobb would sign with the Cubs. That’s still a possibility, but his market jumped in both years and money at the Winter Meetings. It once looked like a three-year, $45-million deal would get it done for Cobb. Now, it appears a four-year or five-year deal is expected. Dan Horwits, Cobb’s agent, has denied a report that the Cobb camp was asking for $20 million annually.

一時は、アレックス・カッブはカブスとの契約が有力視されていました。しかし、ダルビッシュ、アリエッタの金額や年数を敬遠した多くのチームがアレックス・カッブに関心を示したこともあり、ウインターミーティング中に相場が高くなったようです。

結果、3年4500万ドルが交渉の着地点と見られていたところから、4年から5年契約の提示が必要な状況となっているようです。一時は2000万ドルの年俸を要求していると報じられましたが、そのことについては代理人のダン・ウォーウィッツ氏が否定しています。

シーズンオフ当初、ダルビッシュはスティーブン・ストラスバーグの7年1億7500万ドルや田中将大の7年1億5500万ドルが一つのターゲットになるとも予想されていました。

ヤンキース、ドジャース、カブスといった資金力が年俸総額をぜいたく税の基準内に抑えようとし、ぜいたく税の対象となりそうな気配のレッドソックスとナショナルズはともに先発投手に大金を使いにくい状況です。ダルビッシュの古巣であるレンジャーズは、オーナー側の大きな方向転換がないかぎり、大金をFA市場で使うことはないだろうと地元メディアの記者たちは伝えています。

ダルビッシュに接触しているアストロズのこれまでの年俸総額の最高額は2017年の1億2400万ドルです。ジャスティン・バーランダーをシーズン中に獲得したため、すでに2018年は1億4800万ドルに達する見込みで、どこまで予算に余裕があるのか疑問は残ります。

1番積極的な姿勢を見せているツインズは、年俸総額の最高額は2011年の1億1300万ドルで、来季の年俸総額はすでに9400万ドルに到達しています。どこまでの金額を提示できるのか疑問は残ります。

ただ、カブスに関してはジェイク・アリエッタとジョン・ラッキーの2人の穴を埋める必要があります。そのうちジョン・ラッキーの穴に関してはタイラー・チャットウッドで埋めると目途を立てていますが、ジェイク・アリエッタの穴に関しては解決していません。

ダルビッシュとジェイク・アリエッタにとっては、大型契約を結ぶことができる資金力があり、なおかつワールドシリーズ制覇が狙えるチームとの契約となると、シカゴ・カブスが最有力の選択肢となります。
2018年のカブスの年俸総額の見込みは1億5500万ドルで、ぜいたく税の1億9700万ドルまで、まだ余裕があると言えばあります。

あまりにも交渉が長引くと、トレードでの補強を舵をきる可能性があります。ダルビッシュとジェイク・アリエッタともに要求する年俸や年数を落とせば簡単に決まりますが、どのあたりを落としどころにするのか、その見極めが重要になりそうです。

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