ヤンキースがマイク・ムスターカスを獲得すべき4つの理由!地元メディアが獲得を提言

New York Yankees Top Catch

ヤンキースの三塁補強の有力候補だったトッド・フレイジャーがメッツと2年1400万ドルで契約しました。

年平均700万ドルという金額は格安で、ぜいたく税を回避するために年俸総額を抑制しているヤンキースにとってもリーズナブルな金額です。ただ、ヤンキースはプロスペクトのミゲル・アンドゥハーがサードには控え、ファーストにはグレッグ・バードがいることもあり、トッド・フレイジャーとの複数年契約は選択肢ではなかったと考えられます。

トッド・フレイジャーがメッツと契約したことにより、引き続きヤンキースの二塁と三塁はルーキーの2人がレギュラーの有力候補となっているのですが、地元メディアはマイク・ムスターカスの獲得を提言しています。

ニュージャージー・アドンバスメディアのジョー・ジグリオ氏が、セカンドにグレイバー・トーレス、サードにミゲル・アンドゥハーという編成でシーズンを迎えると方針を固めていないのであれば、マイク・ムスターカスを獲得すべきと、4つの理由を根拠に提言しています。

その内容の要約は以下のとおりです。


  • パワー:マイク・ムスターカスはロイヤルズで昨年38本塁打を打っている。すでに1シーズンの本塁打記録を更新する可能性のあるチームに、さらに40本塁打を期待できる選手を加えることは魅力だ。右翼が狭いヤンキースタジアムと左のパワーヒッターは相性が良い。
  • 打線全体のバランス:レギュラーの左打者はディディ・グレゴリウスとブレッド・ガードナーで、打線が右に偏っている。左のムスターカスを加えれば、左右のバランスが良くなり、相手チームの監督が投手の継投に苦心するようになる。
  • 市場の動向:典型的なシーズンオフの市場の動きであれば、ぜいたく税を回避しようとしているヤンキースにとって手を出せる選手ではない。しかし、このシーズンオフはそうではない。状況を考えれば29歳のムスターカスに1億ドルが提示されることは考えにくい。1年1300万ドルで獲得できるのであれば、頭を悩ますことなく決断できる。
  • 見逃すのは惜しい選手:多くのチームがFAでなくトレードで若い選手を獲得することを望んでいる中で、その逆をいくことはスマートな動きになる可能性がある。ムスターカスを獲得できれば、さらに勝ち星が上積みできると見込まれ、ライバルのレッドソックスに差をつけることができる。そのチャンスを逃すべきではない。

本塁打の大半がセンターからライト方向というプルヒッターのマイク・ムスターカスが、右翼が100mのカウフマン・スタジアムから95.7mのヤンキースタジアムに本拠地が変われば、本塁打がさらに増える可能性は十分にあります。

打線の左右のバランスに関しては、グレッグ・バードがいることには触れられていません。ジョー・ジグリオ氏はレギュラーとしては見なしていなくて、タイラー・オースティンなどとの併用になる可能性も考えているのかもしれません。ムスターカスが加われば、いずれにしても左右のバランスが良くなることは間違いありません。

市場の動向はリリーフ投手には資金が注がれていますが、パワータイプのFA選手には厳しいものとなっています。ジェイ・ブルースは3年3900万ドル、トッド・フレイジャーが2年1400万ドルに終わっていることを考えると、マイク・ムスターカスの価格はさらに下落傾向になるものと考えられます。

それでも、現在の市場の動向に妥協して、トッド・フレイジャーのような2年契約を代理人のスコット・ボラス氏が受け入れることは想定しにくいものがあります。

ただ、1年契約で腰掛けすることを選ぶ可能性は否定できません。
マイク・ムスターカスは、このオフにクオリファイング・オファーを提示されているため、次のFA時は対象外となります。(参考記事:新労使協定(2017-2021)でのクオリファイング・オファー(Qualifying Offer))

来シーズンオフにFAとなった場合でも、年齢は30歳とFA選手では若い部類となりますので、長期契約を手にすることが可能です。

そして多くのチームがぜいたく税を回避した後となるため、2018-19シーズンオフは再びFA市場に多くの資金が投入されることが予想されます。同じ三塁手でバッティングするのは33歳でFAとなるジョシュ・ドナルドソン、40歳のエイドリアン・ベルトレが目立つところで、若いムスターカスの価値が高まる可能性があります。

もっと大きいのはマニー・マチャド本人が希望したことにより、2018年はショートで起用されるようになることです。本人がショートに対するこだわりをもっていますので、来シーズンオフのFA後の交渉でも重要視する可能性が高く、三塁手のマイク・ムスターカスにプラスの影響を与える可能性があります。

ヤンキースはぜいたく税のラインまで2000万ドル前後の余裕があるため、1年1000万ドルから1300万ドル程度であれば、補強の資金としてマイク・ムスターカスに投じることも可能です。

代理人がスコット・ボラス氏のため、1年契約と価格のディスカウントを簡単に受け入れるとは考えにくいものがあります。しかし、マイク・ムスターカスがフィットするチームが、ヤンキースの他にはカージナルスくらいしか見当たらないため、価格を釣り上げる交渉ができないのも現実です。

価格が下がった1年契約であればヤンキースが勝負をかけると予想されるため、シーズン開幕直前までムスターカスが残っているようであれば、可能性がより高まることになりそうです。

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