アストロズが獲得に動くかもしれない5人のリリーフ投手とは?

Houston Astros Top Catch

ヒューストン・アストロズは好調なマリナーズとの熾烈な地区優勝争いを繰り広げていますが、チーム全体に大きな弱点があるわけではありません。

多くのメディアではリリーフ補強が必要だとの見解があるのですが、かなり質の高い投手を獲得するのでなければ、ダウングレードになってしまう状態ではあります。

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アストロズのブルペンはすでに十分に強力

MLB公式サイトのマーク・フェインサンド氏は以下のように伝えています。

With a 2.58 ERA, the Astros have the lowest bullpen mark in the American League. They don’t have the same type of power arms that the Yankees do — Houston’s ‘pen ranks 10th out of 15 in the AL in strikeouts — but their .213 opponents’ batting average is second to New York (.196), as is their .604 opponents’ OPS, which sits just two points behind the Yankees’ .602.

アストロズのリリーフ陣の防御率2.58はア・リーグトップで、奪三振は多くないのですが、被打率.213はヤンキースの.196に次ぐア・リーグ2いで、被OPSもヤンキースの.602よりも僅かに劣るだけの.604となっています。

ヤンキースのように三振を多く奪えるパワーピッチャーが揃っているわけではないのですが、十分に強力と言える状態になっているアストロズのブルペンです。

クローザーのケン・ジャイルズが防御率4.08と安定しているとは言い難いのですが、11度のセーブ機会で全て成功し、奪三振8.79、与四球率0.94と数字ほどには内容が悪くありません。

このようなアストロズのブルペンですが、左投手がトニー・シップしかいないことが不安材料で、左のリリーフ投手の補強がポイントとなると見られてきました。しかし、左打者に強い投手が揃っていることもあり、こちらも重要度が高いとも言えません。

Sipp struggled so badly last season that he was left off the postseason roster, but the soon-to-be 35-year-old has rebounded this year, holding lefty hitters to a .114 average (4-for-35) and a .327 OPS.

Chris Devenski (.495 OPS) and Hector Rondon (.509 OPS) have also handled left-handers well, while McHugh (.341 OPS), Brad Peacock (.369 OPS) and Harris (.516 OPS) have dominated righties.

McHugh (0.97), Devenski (1.32) and Rondon (1.50) all have ERAs below 2.00, while Peacock (2.25) and Sipp (2.29) aren’t far behind.

トニー・シップは昨年低迷したのですが、今年は左打者への被打率が.114(35打数4安打)、被OPS.327と抑えています。そして左打者に対して右投げのクリス・デベンスキーが被OPS.495、同じく右のヘクター・ロンドンが被OPS.509と封じ込んでいます。

さらに右打者はコリン・マクヒューが被OPS.341、ブラッド・ピーコックが同.369、ウィル・ハリスが同.516と完全に封じ込んでいます。

これらの選手の防御率もマクヒューが0.97、デベンスキーが1.32、ロンドンが1.50、ピーコックが2.25、シップが2.29という数字です。

ポストシーズンになるとランス・マッカラーズ・ジュニアがブルペンに回る可能性が高いため、アストロズがブルペンを補強した場合には、ウィル・ハリス(防御率4.15)、トニー・シップ、コリン・マクヒューらの誰かをロースターから外すことになります。

そのため明らかに大きなアップグレードになる強力なリリーフ投手でなければ、代償を支払ってまでトレード補強をする必要がありません。

ただ、マリナーズとの熾烈な地区優勝争いの最中にいること、ポストシーズンで対戦するであろうヤンキース、レッドソックス、インディアンスなどに差をつけるためには、さらなる戦力アップを目指す必要性もあります。

そのアストロズにとって、ブルペンのアップグレードになる可能性があり、獲得を検討する可能性がある投手として、マーク・フェインサンド氏が5人をリストアップしています。

その5人は以下のとおりとなっています。

  1. ザック・ブリットン(左・オリオールズ)
  2. アダム・コンリー(左・マーリンズ)
  3. ブラッド・ハンド(左・パドレス)
  4. ライセル・イグレシアス(右・レッズ)
  5. ブレイク・トレイネン(右・アスレチックス)

アキレス腱断裂後から復帰したあとのザック・ブリットンは10試合9回2/3で防御率5.59とイマイチで、2014年から2016年に見せていたような圧倒的な姿とは程遠いものとなっています。
ただ、元々実力がある投手のため復調した場合には、昨年の夏にも獲得を目指していたアストロズのターゲットになる可能性があるとして言及されています。

アダム・コンリーはリリーフへの配置転換により成功した投手で、2017年の平均球速が89.7マイルだったのですが、2018年は94.8マイルと高速になりました。今季の成績は防御率1.50tぽ好調で、左打者の被OPSは.515、右打者にも同.546と左右を問わず封じ込めています。2021年まで契約をコントロールできるのも魅力です。

トニー・シップが今季限りでFAとなることを考えると、2021年まで契約が残り、しかもリーズナブルな値段(2019年:650万ドル、2020年:700万ドル、2021年:1000万ドル)のブラッド・ハンドを獲得することは短期的にも中長期的にもフィットします。今季は40回1/3で防御率3.12、23セーブ、奪三振58、与四球15と、クローザーとして打者を圧倒することのできるのも魅力です。

ライセル・イグレシアスは2019年と2020年はいずれも年俸500万ドルとリーズナブルです。右投手ではありますが37回2/3で防御率2.63、16セーブ、奪三振42、与四球13とクローザーとしても安定しているためケン・ジャイルズの保険となります。ただ懸念材料は右打者には被打率.141、被OPS.455と強い一方で、左打者には66打数で被本塁打4、防御率3.50と弱さがあることが懸念されるところとなります。

ブレイク・トレイネンはナショナルズからのトレード移籍後に、かつてのような姿を取り戻し、今季は23度のセーブ機会で21セーブ、右打者に被打率.117、被OPS.382と圧倒的で、左打者にも被打率.225、被OPS.534と十分に抑えています。年俸が215万ドルとリーズナブルな上に、2020年まで契約をコントロールできるのも魅力です。

現在の戦力のままでいっても地区優勝もしくはワイルドカードを手にすることは確実で、慌てて補強するほどの弱点もないアストロズです。

ただ、ワールドシリーズ連覇を果たすためには、まずはレッドソックス、ヤンキースに競り勝つ必要があります。アストロズが大胆なブルペン補強に動くかどうかは、2018年夏のトレード市場の注目ポイントです。

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