フェリックス・ヘルナンデスの離脱が長引く可能性が浮上・・・マリナーズは先発投手の補強に迫られるか

Seattle Mariners Top Catch

ジェリー・ディポトGMを迎えたマリナーズは一時は地区首位を快走していたものの、レオニス・マーティン、ケーテル・マルテ、そしてエースのフェリックス・ヘルナンデスを故障で失い失速しました。

その間にレンジャーズが一気に調子を上げてきたため、地区首位とは6.5ゲーム差と開き、ワイルドカードでも1.5ゲームを追う状況となってきました。

そのマリナーズにとってレオニス・マーティン、ケーテル・マルテの2人が復帰したのは明るい材料なのですが、肝心要のエースの復帰のメドが立っていないようです。

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フェリックス・ヘルナンデスの復帰はオールスター後にずれこむ可能性も

フェリックス・ヘルナンデスは右足のふくらはぎを痛め、 6月1日に115日間の故障者リストに入ったのですが、その期間が過ぎれば復帰できると当初マリナーズは見込んでいました。

しかし、その見込が外れヘルナンデスの復帰のメドが立っていないこと、そして離脱が長期間にわたる可能性があることをMLB NETWORKなどでもコメンテーターを務めるジョン・ヘイマン氏が6月16日付けの記事で伝えています。

The Seattle Mariners hope Felix Hernandez could be back in two weeks, but Mariners sources suggest he could be out until the All-Star break, or perhaps not return until even later than that.

(中略)

Hernandez, a famously quick healer, hasn’t seen much progress thus far. Thinking he may have a meniscus tear, the Mariners gave Hernandez two MRIs and it’s still believed to be a grade-2 calf strain. In any case, it may be a while before King Felix is back.

『シアトル・マリナーズはフェリックス・ヘルナンデスが2週間で復帰できるようになることを期待していたが、オールスターブレイクまで復帰できない可能性があり、ことによるとさらに長引く可能性がある、とマリナーズの関係者が話している。
(中略)
ヘルナンデスは故障からの治癒が早いことで知られているが、今のところあまり回復が進展していない。半月板を損傷しているのではないかと考えたマリナーズはMRIを2度受けさせたが、それでもまたグレード2のふくらはぎ痛と考えられている。どちらにしてもキング・フェリックスが戻るにはもうしばらくかかることになるかもしれない。』

マリナーズはフェルナンデスが離脱した6月1日時点では30勝22敗で首位のレンジャーズと0.5ゲーム差でした。

しかし、その後は、ウェイド・マイリー、ネイサン・カーンズが打ち込まれ、タイファン・ウォーカーもパフォーマンスが低下するなどして、4勝9敗と負け越しています。

10試合63イニングを投げて防御率2.86と結果を残し、チームの大黒柱であるフェリックス・ヘルナンデスを失ったダメージが徐々に広がりつつあります。

トレード期限前に先発投手の補強に動く可能性も浮上

6月に入ってからは岩隈久志は防御率2.57と本来の姿を取り戻しつつあり、ヘルナンデスに代わってローテに入ったジェームズ・パクストンは防御率2.25と、かつてNO.2スターターになれると評価されていた実力の片鱗を見せ始めています。

特にジェームズ・パクストンは投球フォームを見なおしたことで、スプリング・トレーニングの時には91-93マイルしか出ていなかった球速が97-100マイル出るようになり、メジャーでも屈指の高速左腕となりつつあります。

このことは非常に今後の明るい材料なのですが、フェルナンデスの離脱が長引き、マイリー、カーンズ、ウォーカーの3人が、今のような投球を続けるようであれば、マリナーズがジリジリと差を広げられ、再びポストシーズンが遠ざかることになることは確実です。

そのためヘルナンデスの復帰のメドが立たないようであれば、トレード期限前に補強に動く必要に迫られることが確実です。

ジョン・ヘイマン氏は、そのことについても同じ記事の中で触れています。

Hernandez has been amazingly injury free and has a well-deserved reputation for amazing toughness. But this injury has been confounding to all involved. If it lingers, the Mariners could be in the market for a starting pitcher.

『ヘルナンデスは驚くほど故障に強く、その素晴らしいタフさは当然のように評判になっている。しかし、この負傷は多くの関係者を困惑させている。もしこの問題が続くようであれば、マリナーズは先発投手のトレード市場に加わることになるかもしれない。』

これまでポストシーズンに縁遠く、メジャーでも屈指の右腕でありながらその経験がないままキャリアを終えてしまうのではないか、ということに懸念の声がありました。

それでもマリナーズで投げ続けることを好んできたヘルナンデスなのですが、自身キャリア初のポストシーズンが近づく中での長期離脱となる可能性が出てきています。

フェリックス・ヘルナンデスの復帰の時期、そしてそれが長引く場合にはマリナーズがどのような補強に動くのか、それとも内部からの昇格で対応するのか、一連の動向が注目されます。

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