フェリックス・ヘルナンデスが11失点の大炎上・・・先発ローテは厳しい状況に

マリナーズのエースとして長らく君臨し、奪三振数は球団史上1位、メジャー全体でも現役選手としては4番目に多い奪三振数を記録しているフェリックス・ヘルナンデスです。

ですが、7月28日のエンゼルス戦で2回2/3しかもたず7失点(自責点7)と炎上し、防御率5.58まで数字が落ちました。

好調なアスレチックスとのワイルドカード争いが熾烈になってきたこともあり、この結果を受けて先発ローテにフェリックス・ヘルナンデスを残し続けるのかどうかが、地元メディアを中心にホットなトピックとなりました。

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今季は自責点7以上が3試合と炎上が増加

即座にフェリックス・ヘルナンデスを外すのであれば、7月31日のウェーバー公示なしのトレード期限前に先発投手の補強を行うのではないかとの予想がありました。

しかし、ジェリー・ディポトGM、スコット・サーバイス監督の結論は「登板のたびに内容を精査するものの、もう少し様子を見る」というももに落ち着き、先発投手との補強が行われませんでした。

8月2日のブルージェイズ戦では5イニングで被安打5、与四球2、奪三振2というやや寂しいものではあったものの2失点に抑えたことで、先発ローテに残ることができました。ところが8月7日のレンジャーズ戦で自責点は7ではあったものの11失点と大炎上してしまいました。

6イニングで2つの三振しか奪えなかった一方で、4つの四球を与え、さらに3本の本塁打を含む8安打を浴びせられるという非常に厳しい内容と結果でした。

マリナーズが勝利を優先するのであれば、3回に4点を奪われて1点を追いかける状況になったところで継投に入るのが妥当な選択肢でした。

しかし、マリナーズのベンチは交代はさせず、さらに4回に1点、5回に3点、6回に3点と失点が積み重なるフェリックス・ヘルナンデスを続投させ続けました。

「目の前の勝利」よりも「今後フェリックス・ヘルナンデスを先発ローテに残すかどうかを見極める」こと優先させたと感じられる続投で、結果としてマリナーズがフェリックス・ヘルナンデスを先発ローテから外す決断をしやすくなり、ファンの理解も得やすくなりました。

今季開幕時には4番手として計算されていたエラスモ・ラミレスが4試合のリハビリ登板を終えているため、フェリックス・ヘルナンデスを外した場合でも、即座に補強が必要な状況ではないことも、配置転換を後押しする可能性があります。

ただ、エラスモ・ラミレスをDLから戻す場合には25人枠に空きを作る必要があるため、単純にフェリックス・ヘルナンデスをブルペンに回しにくい状況ではあります。

以下はタコマニューストリビューンからの引用です。

Maybe the Mariners move Hernandez into a bullpen role while they allow him to keep working with pitching coach Mel Stottlemyre Jr. and high performance director Lorena Martin between starts to get himself right, though they’d have to make room on the 25-man roster for Ramirez. Doing that and still keeping Hernandez would complicate things in the bullpen.

メジャーのサービスタイムによりフェリックス・ヘルナンデスはマイナー降格を拒否することができます。そのためブルペンに配置転換をしている間にコーチ陣とともに修正、調整をさせるというのが現実的な選択肢なのですが、ブルペンから誰かを外すことにもなります。

マリナーズは先発ローテが強いとは言えないため、それをカバーするためにリリーフ投手を通常の7人ではなく、8人登録する編成をとっています。そのため現状ではロングリリーフとしても計算しにくい状態のフェリックス・ヘルナンデスに枠を空けることは望ましくありません。

それらを考慮すると、即座にブルペンに配置転換するのではなく、一旦は故障者リストに入れる可能性が高いと予想されます。

But maybe Hernandez’s sprained ankle was enough of a concern to send him to the disabled list (or an excuse).

フェリックス・ヘルナンデスの「足首の捻挫」は故障者リストに入れるのに十分な懸念材料(もしくは表向きの理由)になるかもしれないと、皮肉交じりにタコマニュース・トリビューンでは書かれています。

しかし、23試合に先発し、そのうち3試合で自責点7以上を記録するなどして防御率5.73と6点台目前で、被打率.270、被OPS.808と完全に相手打線に攻略されています。仮に故障者リストに入れて調整を続けたとしても、これからの2週間あまりの短い時間で立て直すのは容易ではありません。

ただ、フェリックス・ヘルナンデスに代わってローテに入る可能性が高いエラスモ・ラミレスも決して万全とは言えません。直近の3Aでの登板では4回で81球を費やし、4失点(自責点3)とイマイチです。今季のメジャーでの成績も2試合9回2/3で防御率10.24であることを考えると、フェリックス・ヘルナンデスと入れ替えてもグレードアップとなるか不透明です。

アスレチックスに2ゲーム差をつけられていて、これ以上離されたくない状況のマリナーズです。フェリックス・ヘルナンデスの今後の役割、外部からの補強を含めた、ジェリー・ディポトGMのテコ入れ策が注目されます。

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