エリック・ホズマーの有力な契約先は?米メディアが全30球団をランキング

エリック・ホズマーはJ.D.マルティネスと並ぶ野手のFA市場のトップ2の評価を得てシーズンオフを迎えました。

本塁打はキャリアベストが25本塁打と一塁手としては物足りない数字です。しかし、卓越した守備力と優れたリーダーシップへの評価は高く、年齢も若いことが加わって大型契約が予想されました。

しかし、ウインターミーティングを終えて、2017年も終わりを告げようとする時期に差し掛かりましたが、予想以上に争奪戦になっていません。

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大型契約の予想も苦戦が続くエリック・ホズマー

エリック・ホズマーの代理人であるスコット・ボラス氏が強気の姿勢を貫いていることも、争奪戦にならない理由ではあるのですが、フィットする球団が少ないのも、その背景にはあります。

そのような中、CBSスポーツのマイク・アキサ氏がエリック・ホズマーの有力な契約先として全30球団をランキングしています。

30. マイアミ・マーリンズ
29. シンシナティ・レッズ
28. ヒューストン・アストロズ
27. シカゴ・カブス
26. ワシントン・ナショナルズ

マーリンズはチームを解体中で大金を使う予定はありません。ファーストにはジャスティン・ボーアもいるため全くフィットしません。

レッズにはファーストにジョーイ・ボットがいて、ナ・リーグで指名打者の枠もないためホズマーのような選手は必要としていません。

アストロズにはユリエスキ・グリエル、バックアップにマーウィン・ゴンザレスも控え、マイナーにはA.J.リード、タイラー・ホワイトというプロスペクトもいます。

カブスのファーストにはアンソニー・リゾがいます。ホズマーを外野を守らせるという決断をしない限りカブスにはフィットしません。

ナショナルズはライアン・ジマーマンがいる上に、ベンチ要員としてマット・アダムスをすでに契約していて枠はありません。

25. フィラデルフィア・フィリーズ
24. アリゾナ・ダイヤモンドバックス
23. ボルティモア・オリオールズ
22. ピッツバーグ・パイレーツ
21. デトロイト・タイガース

フィリーズはリース・ホスキンス、トミー・ジョセフがいたところに、カルロス・サンタナと3年6000万ドルで契約しています。

ダイヤモンドバックスにはポール・ゴールドシュミットがいます。ただ、可能性は低いもののゴールドシュミットに外野を守らせる決断をすれば、一塁にホズマーを組み込むことができるとマイク・アキサ氏は述べています。しかし、24位というランクが示すとおり基本的にはマッチしません。

オリオールズは一塁に7年1億6100万ドルのクリス・デービス、指名打者に3年3750万ドルのマーク・トランボがいます。レフトを守るトレイ・マンシーニも両ポジションを守ることができます。

パイレーツは期待されていたジョシュ・ベルが26本塁打、OPS.800と良いルーキーシーズンを終えたばかりで、ファーストに大金を使う必要性がありません。

タイガースは一塁にミゲル・カブレラ、指名打者にビクター・マルティネスがいます。そもそも再建モードに移行しベテランの放出に力を入れていますので、長期契約を新たに結ぶ必要がありません。

20. クリーブランド・インディアンス
19. ミルウォーキー・ブルワーズ
18. ニューヨーク・メッツ
17. トロント・ブルージェイズ
16. テキサス・レンジャーズ

インディアンスはカルロス・サンタナの後をヨンダー・アロンソで埋めることになり、指名打者にはエドウィン・エンカーナシオンがいます。ホズマーに外野を守らせる目的での獲得が言及されていますが、可能性がゼロではないというレベルでしかありません。

ブルワーズはファーストにエリック・テームズがいて、外野手も豊富なため、ホズマーがマッチするポジションがありません。

メッツは年俸総額の削減をオーナーサイドから要請され、補強資金がないためホズマーと契約することは困難です。

ブルージェイズは一塁に38本塁打のジャスティン・スモーク、指名打者にケンドリス・モラレスがいます。手薄な外野をホズマーに守らせるのであればフィットはするものの、他にも外野手が市場に余っている状況では現実的ではありません。

レンジャーズはジョーイ・ギャロがいる以外には明確な指名打者、一塁のオプションが存在しません。レンジャーズのニーズにフィットはしますが、先発ローテやブルペンの補強の優先順位が高く、一塁手が市場に余っているので、大金をホズマーに使うのは想像にしにくくなっています。

上位にランクされているチームでもフィットしない現状

15. オークランド・アスレチックス
14. アトランタ・ブレーブス
13. タンパベイ・レイズ
12. シカゴ・ホワイトソックス
11. サンフランシスコ・ジャイアンツ

マイク・アキサ氏は、昨シーズンオフにアスレチックスがエンカーナシオンにインディアンス以上のオファーを提示したことなどを理由に上位にランクしています。ただ、リオン・ヒーリーをマリナーズに放出した経緯を考えれば、マット・オルソンが一塁、クリス・デービスが指名打者という構想を崩すことは想像できません。

昨年、ブレーブスはフレディ・フリーマンに三塁、マット・アダムスに一塁を守らせる布陣をしきました。エリック・ホズマーを獲得して同様の布陣をしくことも考えられはするものの、普通に考えればフリーマンを一塁に戻すことになります。

レイズはルーカス・デューダとローガン・モリソンがFAとなったため一塁は空いています。ただ、長期契約の残るエバン・ロンゴリアをトレードしたばかりで、新たに7年から6年の契約が必要なホズマーを獲得することは考えにくいことです。

ホワイトソックスの一塁にはホセ・アブレイユがいます。ただ、明確な指名打者がいませんので、エリック・ホズマーを獲得してローテーションすることが可能です。ホワイトソックスはマニー・マチャドのトレード獲得とその後の契約延長に関心を示すなど、若い選手たちのリーダー格を必要としています。リーダーシップへの評価の高いホズマーに関心を示す可能性があります。

ジャイアンツはブランドン・ベルトがファーストにいます。エリック・ホズマーを獲得する場合にはホズマーからベルトのどちらかに外野を守らせることになります。外野の守備力強化をシーズンオフの課題として動いていますので、考えにくいリスクの高い布陣です。

10. ロサンゼルス・ドジャース
9. シアトル・マリナーズ
8. セントルイス・カージナルス
7. ミネソタ・ツインズ
6. コロラド・ロッキーズ

ドジャースはコディ・ベリンジャーがいることもあり、同じポジションのエイドリアン・ゴンザレスが放出されるに至っています。指名打者はないナ・リーグで、外野手も余っているためエリック・ホズマーがフィットするポジションがありません。ただ、ベリンジャーは外野も守れるため組み込むことができますが、ぜいたく税の基準以下に年俸総額を圧縮していますので、予算的にマッチしません。

マイク・アキサ氏はマリナーズの9位は低すぎるかもしれず、もっと上位にランクしても良いかもしれないとしています。現時点ではトレードで獲得した右のリオン・ヒーリーとルール5ドラフトで獲得した左のマイク・フォードの併用が濃厚です。エリック・ホズマーはこの2人よりもグレードアップになります。が、先発投手の獲得予算もあまりない中で一塁手に大金を注ぐのは考えにくいものがあります。

カージナルスはマット・カーペンターを三塁に戻すことで、エリック・ホズマーをはめ込むことができます。ただ、現時点ではマニー・マチャド、ジョシュ・ドナルドソンなどの三塁手の補強に動いていて、一塁はカーペンターという構想です。

ツインズはファーストにフランチャイズの顔であるジョー・マウアーが契約最終年となっています。長打力には衰えが見えるマウアからエリック・ホズマーと長期契約で置き換えればグレードアップになります。ただ、先発投手の補強の優先順位の方が高く、そちらに必要な資金を考えると、微妙なとこおrです。

ロッキーズは一塁をメインで守っていたマーク・レイノルズがFAとなりました。ただ、現時点でもイアン・デズモンド、ライアン・マクマホンと選択肢が存在しています。エリック・ホズマーがマッチしないことはないものの、他にもFA市場で一塁手の選択肢があるため、ホズマーに大金を注ぐかどうかは微妙なところです。

5. ロサンゼルス・エンゼルス
4. ニューヨーク・ヤンキース
3. ボストン・レッドソックス
2. サンディエゴ・パドレス
1. カンザスシティ・ロイヤルズ

エンゼルスは大谷翔平がどこまでやれるかに左右されますが、基本的には指名打者にアルバート・プホルス、一塁にCJクロンという布陣です。クロンからホズマーに置き換わることになれば、攻守でグレードアップになります。問題は予算です。すでに1億6000万ドルを越える年俸総額に達していて、これ以上の増額をオーナーサイドが認めることは想定しにくくなっています。

ヤンキースは一塁にグレッグ・バード、指名打者にはジャンカルロ・スタントン、アーロン・ジャッジ、ゲーリー・サンチェスなどがローテで入ることが見込まれます。一塁にエリック・ホズマーを入れることができれば、より打線に厚みと安定感が増しますが、問題はぜいたく税の基準以内に年俸総額を抑えようとしていることで、ホズマーの価格は吸収するのが難しいものと考えられます。

レッドソックスは一塁にミッチ・モアランドを2年契約で連れ戻しました。指名打者にはハンリー・ラミレスがいますので、大金が必要なエリック・ホズマーはフィットしません。J.D.マルティネスを獲得し指名打者に入れるという構想の方が優先順位の高く、すでにデーブ・ドンブロウスキー社長も「次は一塁手ではない」と明言しています。

パドレスは一塁のウィル・マイヤーズが、エリック・ホズマーがくる場合には外野に戻るつもりであることを明言しています。パドレスは継続的にエリック・ホズマーに関心を示していて、有力な契約先の一つです。ただ、1億6000万ドルを越えるような契約を受け入れることができるかが焦点となります。

一時は「再契約は難しい」とロイヤルズのフロント陣は白旗ムードでした。が、フィットするチームが次々となくなってきたことで、最有力候補となりつつあります。ロイヤルズは再建モードを選択した場合でも、エリック・ホズマーを中心としてプランニングをしていく方向性のため、後は契約の金額で代理人のボラス氏と折り合えるかどうかとなりそうです。

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