エンカーナシオンはウインターミーティング中に決断か!ヤンキース、アストロズ、ブルージェイズらが競合

2016-17シーズンオフのヤンキースは、昨年、一昨年の地味な補強とは異なる動きを見せています。

ヨエニス・セスペデスがFA市場を去った今、NO.1のスラッガーとなっているエドウィン・エンカーナシオンの争奪戦に参戦しているようです。

MLBネットワークの Jon Morosi氏が以下のようにツイートしています。

エドウィン・エンカーナシオンには複数のチームが絡んで、すでに正式なオファーをうけていることを代理人のPaul Kinzerが話したとのことです。

さらにJon Morosi氏は付け加えています。

Paul Kinzerは具体的にどのチームがオファーをしているのかについてコメントをするのを避けたそうですが、Morosi氏はヤンキースとアストロズが絡んでいると考えられていることを伝えています。

別の記事ではすでに2チームから正式なオファーをうけていて、3チームは新労使協定の締結後にオファーを出したいと代理人に伝えているようです。

すでにブルージェイズはクオリファイング・オファーを拒否された後に、4年8000万ドルのオファーを出したとFan Rag Sportsのジョン・ヘイマン氏が伝えていますので、2チームのうち1チームがブルージェイズの可能性が高いと考えられます。

Morosi氏が伝えているヤンキースとアストロズのうち、ヤンキースは来季の確定分の契約が1億3600万ドルで、年俸調停で2000万ドル程度が上積みされるため、すでに1億5600万ドルがロックされている状況でした。

一方のアストロズは年俸調停権を有する選手の契約が3500万ドル程度、来季の確定している契約が7500万ドルのため、新しい労使協定で設定されるぜいたく税のラインには大きな余裕があります。

それらに状況を踏まえると、アストロズはすでに具体的なオファーをしている可能性はありそうです。

アメリカのネット上では「アストロズがエンカーナシオンと合意した」との情報も飛び交ったようです。

ですが、エンカーナシオンの代理人であるPaul Kinzerは、その情報は誤りで、現時点では12月4日からウインターミーティングまでに合意しない見込みだと話したことが、地元メディアによって伝えられています。

“I don’t feel anything’s going to happen before the Winter Meetings, but now that the collective bargaining is settled, there could be one phone call (Thursday).”

ただ、新労使協定が合意したことにより、一つの電話で大きく情勢が変わる可能性があることも付け加えています。

さらにアストロズが積極的に働きかけてきていること、そしてエンカーナシオン自身もそのオファーのことを気にいってはいることもPaul Kinzerは明かしています。

これらのことを考えると現状ではアストロズがリードしているとも言えるのですが、新労使協定の結果を待っていたチームがこれから本格的なオファーをしてきますので、全く先は読めてこない状況です。

ぜいたく税のラインがどうなるかを気にしているチームは、多くの資金をすでに投資している経済力、資金力のあるチームの可能性が高いためです。

ヤンキースはぜいたく税のラインによって、オファーの内容が変わるチームのため、これから本格的な交渉になると予想されます。

他にエンカーナシオンに関心を示していると報じられたのはレンジャーズとレッドソックスなのですが、そのうちレッドソックスに関してはボストンの地元メディアが否定的な見解を述べています。

またレンジャーズに関してはマイク・ナポリに関心を示しているとの報道もなされていますが、ミッチ・モアランドがFAとなり、プリンス・フィルダーが引退していますので、補強ポイントとは合致します。

年俸総額の観点でぜいたく税のラインが気になるのはドジャース、タイガース、ジャイアンツ、カブス、エンゼルス、カージナルス、オリオールズ、ナショナルズなどとなってきます。

そのうちタイガースは年俸総額を削減するために主力を放出する姿勢で、ドジャース、ジャイアンツ、カブス、エンゼルス、オリオールズは一塁手を特に必要としていません。

カージナルスの可能性もなくはないのですが、マット・カーペンターを一塁に固定する方向性のため、エンカーナシオンを必要とするかは微妙です。

そうなるとデビッド・オルティーズの抜けた指名打者が補強ポイントと合致するレッドソックスが候補に浮上してくることになります。

新労使協定の締結によるぜいたく税の基準の確定を待っていた資金力があるチームが、これから具体的なオファーを提示していくことになります。ウインターミーティングに向けて一番大きな注目を集めるエンカーナシオン争奪戦となりそうです。

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