ドジャースが投手の補強に動くと考えられる4つの理由!MLB公式サイトが予想

Los Angels Dodgers Top Catch

ロサンゼルス・ドジャースの投手陣の防御率は3.22で両リーグトップの数字となっています。

先発投手陣は選手が故障者リストにいれかわりたちかわり入るような状態が続いているのですが、厚い選手層により防御率は3.55で両リーグ3位となっています。

リリーフ投手陣に至っては防御率2.67で、両リーグ2位にランクされるなど、チームが徐々に浮上していく原動力となっています。

そのような安定した数字を先発、リリーフともに残しているドジャースなのですが、トレード期限前に投手の補強に動くことが予想されるとMLB NETWORKのジョン・モロシ氏が伝えています。

ジョン・モロシ氏は記事の冒頭部分で以下のように書いています。

The Dodgers entered this week’s showdown series against the Nationals with the best team ERA in Major League Baseball. However, executives around the game expect Los Angeles to pursue pitching upgrades — starters and relievers — before the July 31 non-waiver Trade Deadline.

「ドジャースはMLBでベストの防御率を携えて、ナショナルズとの対決にのぞむことになる。ところが、MLB各球団の幹部たちはドジャースが先発とリリーフの両面でのアップグレードを求めて、7月31日のウェバー公示なしのトレード期限前の補強に動くと予想している。」とのことです。

MLB全体でNO.1の防御率に加えて、先発ローテにはMLBのNO.1投手であるクレイトン・カーショー、リリーフにはクローザーのケンリー・ジャンセン、セットアップにはペドロ・バエズ、ジョシュ・フィールズと、いずれも防御率1点台の3人が揃っています。

それでも補強に動くと多くの他球団幹部が予想していることになるのですが、その根拠として4つの理由をあげています。

その要約は以下のとおりとなっています。

1. 先発ローテは効果的な一方で、耐久性に難を抱えている

すでに6人の先発投手が故障者リストに入っている。リッチ・ヒルは指のマメ、前田健太は左太もも裏の違和感、ブランドン・マッカーシーは左肩の違和感、柳賢振は左臀部の挫傷、アレックス・ウッドは左肩の炎症で離脱している。フリオ・ウリアスは与四球が多いという以外は「3A」で良い投球を続けている。200イニングを投げたことがあるのはマッカーシーだけで、しかも2014年の1回だけ。ポストシーズンに彼らが揃っていないというリスクが考えられる。

2. クレイトン・カーショーが来年3月に30歳になる

クレイトン・カーショーは主要な投手部門でMLBをリードするなど変わらずに素晴らしい。ただ、来年の3月には30歳になる。カーショーと比較できるような投手はペドロ・マルティネスとなるが、マルティネスが最後にサイヤング賞を獲得したのは28歳だった。カーショーが今後どうなるかは誰にもわからないが、言えるのはカーショーが素晴らしい間にワールドシリーズを制覇のチャンスを仕留める必要があるということ。ここ数年ポストシーズンでカーショーは短い休養で投げ続け、それで勝ち進むこともできたが、この戦略は継続できるものではない。

3. 誰でも獲得できるだけの経済力と交換要員がある

MLBトップの経済力とプロスペクトの層の厚さを持っているので、この夏にどの選手の獲得も可能だ。今季終了後にFAとなるロイヤルズのジェイソン・バルガス、レンジャーズのダルビッシュにとどまらず、複数年契約が残るパイレーツのゲリット・コール、レイズのクリス・アーチャー、ツインズのアービン・サンタナ、アスレチックスのソニー・グレイも視野に入る。ポストシーズンに強いジャスティン・バーランダーも魅力だが、今季の出だしが良くないのはネックか。2Aにいるプロスペクトのウォーカー・ブエラー投手を中心に交渉すれば大型トレードも可能か。

4. ブルペンは左のリリーフ投手を必要としている

昨年は2Aからジャンプアップしてきたグラント・デイトンが重要な役割を果たしたが、今年はあまり良くない。しかし、アクティブロースターで唯一の左腕リリーフ投手だ。ポストシーズンでアレックス・ウッドをリリーフに戻すというのも方法だが、故障者がいれば、それができない可能性も十分になる。候補となるのはパイレーツのトニー・ワトソン、パドレスのブラッド・ハンドあたりか。ワトソンは今季終了後にFAとなるが、ハンドは2019年まで契約が残り、ナショナルズも関心を示している。

以上のような4つの理由により、トレード期限前にドジャースが先発投手とリリーフ投手の両方の補強に動くと予想されています。

ドジャースのブルペンはケンリー・ジャンセンが23イニングで防御率1.17、セットアップのペドロ・バエズが24.2回で防御率1.09、同じくセットアップのジョシュ・フィールズが24イニングで防御率1.50と鉄壁の布陣となっています。

ただ、この3人はいずれも右投手となっています。その他のリリーフもセルジオ・ロモ、クリス・ハッチャー、ブランドン・モロー、ロス・ストリップリングなど右ばかりで、左はグラント・デイトンのみとなっています。

そのグラント・デイトンは防御率4.11と重要な場面で任せるには少し不安が残る状態となっています。ジョン・モロシ氏が名前を上げたパイレーツのトニー・ワトソン、パドレスのブラッド・ハンドはクローザーを務めれる投手のため、獲得できれば鉄壁となります。

先発投手陣に関してはクレイトン・カーショーが防御率2.28と変わらずに素晴らしく、それに続くのがアレック・ウェックの同1.69、ブランドン・マッカーシーの同3.38で、リッチ・ヒルは同4.15、前田健太は5.16、柳賢振は4.08、フリオ・ウリアスが5.40となっています。

盤石とまでは言い難いのですが、試合を壊さない投手で先発ローテを組むことは可能です。ただ、どの投手も健康面で不安があるため、大事な時期に故障者が続出するとクレイトン・カーショーに大きく負荷をかけることになってしまいます。

ただ、現状では複数年が残るエース級を獲得するよりは、プロスペクトの代償が少ないレンタル選手で、さらに選手層を厚くすることを選ぶ可能性が高いとは予想されます。

地区4連覇を果たしているドジャースが求めているのはワールドシリーズ制覇だけで、それ以外は失敗と言えるような状況です。資金力とファームの選手層を兼ね備えたドジャースの補強が注目されます。

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