ドジャースがマット・ケンプのトレードでパドレスと合意!交換する選手と金銭は2球団間で合意もコミッショナーの承認待ちに

Los Angels Dodgers Top Catch

ドジャースは、マット・ケンプ、カール・クロフォード、アンドレ・イーシア、ヤシエル・プイグ、スコット・バンスライク、ジョク・ペダーソンら6人もメジャーレベルの選手を抱え、しかも年俸が高額な選手が3人もいるため、トレードで整理することが重要な課題となっていました。

その中からマット・ケンプをトレードに出し、補強ポイントとなっていた捕手の獲得に成功したようです。

スポンサーリンク

ドジャースとパドレスの2球団間では交換要員と金銭について合意済み

スポンサーリンク
[googlead]

ドジャースはマット・ケンプに加えてティム・フェデロウィッツをパドレスに渡し、その見返りとして、26歳のヤスマニ・グランダル捕手、ジョー・ウィーランド、2012年ドラフトの1巡目全体33番目指のザック・エフリン投手を獲得しています。

このトレードに関して、ドジャースとパドレスの両チーム間で交換する選手と金銭については合意したものの、金銭が絡むトレードはコミッショナーオフィスの承認が必要でそれを待っている状態だと、アメリカの全国紙USA TODAYの記者であるボブ・ナイチンゲールがTweetしています。

ボブ・ナイチンゲールの得ている情報では、マット・ケンプは5年1億700万ドルの契約のうちドジャースが3100万ドル程度を負担し、残りの7500万ドル程度をパドレスが支払うことで合意したとのことです。

そのあとFOXスポーツのケン・ローゼンタールは3100万ドルではなく、3200万ドルを負担するようだと伝えています。

ラッセル・マーティンを逃し、捕手の補強が必要だったドジャース

ドジャースは捕手としてA.J.エリスがいるものの、33歳という年齢に加えて、打率.191/本塁打3/打点25/出塁率.323とパフォーマンスがよくなかったため、一時は契約を提示しないことも検討されていました。

しかし、年俸調停権を有しているため年俸が上昇するものの350万ドルから400万ドル程度であること、カーショーとの相性が良いこと、ラッセル・マーティンの獲得に失敗し、他に代わりとなる目ぼしい選手も見当たらないこと、プロスペクトも昇格までは時間がかかるなどの理由で、最終的には、契約を提示してチームに残すことを選択しました。

しかし、ドジャースにとっては補強すべきポイントであるため、トレードもしくはFA等での選手獲得は必要な状況となっていました。

このマット・ケンプのトレードは、ドジャースにとって人材だだぶついている外野手を整理すること、年俸の負担を減らすことに加えて、ヤスマニ・グランダルの獲得がポイントとなって成立しています。

ハンリー・ラミレスを失ったドジャースにとっては、貴重な右打者であったマット・ケンプでしたが、ハウィー・ケンドリックとジミー・ロリンズの獲得である程度のメドがついたため、トレード成立へのハードルはより低くなっていました。

また、2014年のマット・ケンプは打率.287/本塁打25/打点89/OPS.852とバウンスバックし、FA・トレード市場で貴重な右打ちの強打の外野手で、年齢も30歳と価値が高い時期で、ドジャースにとって売りどきでもありました。

パフォーマンスは高額年俸のベテラン外野手3人の中では成績が一番良いケンプでしたが、クラフハウスでの人間関係もドン・マッティングリー監督との関係も良好ではなく、新しいフロント陣がクラフハウスの調和を重視しているため、優先して放出されることとなったと言えそうです。

ドジャースが獲得すると報じられているヤスマニ・グランダルについて

ドジャースがケンプのトレードで獲得すると報じられているヤスマニ・グランダルの年度別成績と通算成績は以下のとおりとなっています。

Yasmani Grandal Stats 2014

ヤスマニ・グランダルは2014年に捕手として76試合、一塁手として37試合に出場しています。打撃成績は打率.225/本塁打15/打点49/出塁率.327/OPS.728と、打率は低いものの、長打力を持っている選手です。

メリットとしてはまだ26歳と若く、2018年シーズンまでの4年間はチームがコントロールできるのも魅力となっています。

守備に関しては、盗塁阻止率は2014年が.125、通算でも.168と低く、肩ではA.J.エリスが上回っていて、守備全般ではエリスよりもやや劣ると考えられるヤスマニ・グランダルです。

アンドリュー・フリードマン社長は、「A.J.エリスとコンビを組める捕手を探している」と話をしていました。

A.J.エリスは右打ちで、対左投手には打率.215/出塁率.388/長打率.323ですが、対右投手には打率.183/出塁率.301/長打率.234と、数字が落ちています。

ヤスマニ・グランダルはスイッチヒッターですが、左打席では打率.241/出塁率.329/長打率.452ですが、右打席では打率.225/出塁率.327/長打率.401と落ちてしまいますので、基本的には左打席でのほうが期待できる選手です。

対戦投手の左右でも、対右投手では打率.241/出塁率.329/長打率.452ですが、対左投手では打率.162/出塁率.323/長打率.189 と極端に数字が落ちています。

そのため投手の左右でA.J.エリスとヤスマニ・グランダルを使い分けることで、2人ともに得意な利き腕の投手と対戦でき打撃成績の向上が期待できるため、このポジションにおける攻撃面での課題もより軽減することができそうです。

このようにヤスマニ・グランダルはフルで起用するには物足りない選手ではありますので、グランダル1人では、ケンプと釣り合いがとれませんので、すでにメジャーで7試合に先発しているジョー・ウィーランドと、プロスペクトのザック・エフリンがパッケージになったようです。

そしてこのザック・エフリンは、ジミー・ロリンズのトレードの交換要員としてフィリーズに行くことになるだろうと見られています。

クリエイティブな動きの連続で、ドジャースに新しい時代が訪れていることを感じざるを得ません。