【ドジャース】ケンプ・クロフォード・イーシアのトレードに応じる姿勢!豪華外野手の整理が始まった?

Los Angels Dodgers Top Catch

マット・ケンプ、カール・クロフォード、アンドレ・イーシア、ヤシエル・プイグという4人を抱え、このまま揃った状態で2015年を迎えた場合には、この4人だけで年俸総額が6571万4000ドルという金額に到達します。

そこに2014年に頭角を現しはじめたスコット・バンスライク、マイナーで5ツールプレーヤーになれると高くその才能を評価されているジョク・ペダーソンがいる状態で、ヤンキースの外野を上回る混雑状態となりはじめているドジャースの外野陣でした。

しかし、ついにその問題に対する動きが始まったようです。

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ドリームチームとも評される豪華フロントスタッフ

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そのドジャースは、このオフにMLBでも指折りの評価を受けていたレイズの元GMであるアンドリュー・フリードマンを野球運営の社長に迎えました。

さらにその後、アスレチックスでビリー・ビーンGMの右腕として働いてきたファルハン・ザイディ(Farhan Zaidi)をGMに、そしてダイヤモンドバックとパドレスでGMを務めたジョシュ・バーンズを野球運営の上級副社長に迎えました。

これらのフロントの陣容を見たメディアが、“フロントのドリームチームだ”と評するほど、有能な人材が顔を揃えることになりました。

そのフロントオフィスが、マット・ケンプ、カール・クロフォード、アンドレ・イーシアの3人をトレード候補として、他球団との交渉に応じていると、FOXスポーツのケン・ローゼンタール(Ken Rosenthal)が伝えています。

ケン・ローゼンタールによると、ドジャースはヤシエル・プイグに関しては、全く動かす気配がないが、マット・ケンプ、カール・クロフォード、アンドレ・イーシアの3人をaggressively(積極的)にトレードに出そうとしているとし、さらに相手チームの交換要員の質が良ければ、この3人の年俸も一部負担する意向だと伝えています。

選手がだぶつき資金のムダが多いドジャースの外野

これらの選手の年俸は以下のとおりとなっています。

  • マット・ケンプ:5年1億700万ドル
    2014年:150試合541打数/打率.287/本塁打25/打点89/出塁率.346/長打率.506
    ・2015(30) 2,100万ドル
    ・2016(31) 2,150万ドル
    ・2017(32) 2,150万ドル
    ・2018(33) 2,150万ドル
    ・2019(34) 2,150万ドル
  • カール・クロフォード:3年6,225万ドル
    2014年:105試合343打数/打率.300/本塁打8/打点46/出塁率.339/長打率.429
    ・2015(33) 2,050万ドル
    ・2016(34) 2,075万ドル
    ・2017(35) 2,100万ドル
  • アンドレ・イーシア:3年5,350万ドル
    2014年:130試合380打数/打率.249/本塁打4/打点42/出塁率.322/長打率.370
    ・2015(33) 1,800万ドル
    ・2016(34) 1,800万ドル
    ・2017(35) 1,750万ドル
  • ヤシエル・プイグ:4年3,085万6千ドル
    2014年:148試合558打数/打率.296/本塁打16/打点69/出塁率.382/長打率.480
    ・2015(24) 621万4千ドル
    ・2016(25) 721万4千ドル
    ・2017(26) 821万4千ドル
    ・2018(27) 921万4千ドル

年俸総額を減らすことと、ロースターを若返らせることが、このオフの方針となっていますので、ヤシエル・プイグを残して、他の3人を動かそうとするのは自然な流れと言えそうです。

マット・ケンプはバウンスバックしているので、もったいないようにも思えるのですが、十分なクオリティの外野手が内部にいるからこそ交渉にも応じているドジャースです。

ドジャースの外野手には2014年にも結果を残したスコット・バンスライク(28歳)とプロスペクトのジョク・ペダーソン(22歳)がいるため、3人のうち2人、もしくは3人とも放出することも可能な状況です。

そのスコット・バンスライクとジョク・ペダーソンの成績は以下のとおりとなっています。

  • スコット・バンスライク:年俸調停前
    2014年:98試合212打数/打率.297/本塁打11/打点29/出塁率.386/長打率.524
    2015年(29歳)は年俸調停前で50万-60万ドル
  • ジョク・ペダーソン
    3A:121試合445打数/打率.303/本塁打33/打点78/出塁率.435/長打率.582
    MLB:18試合28打数/打率.143/本塁打0/打点0/出塁率.351/長打率.143

ジョク・ペダーソンは2014年に昇格したばかりですが、3Aでの成績は3割・30本塁打・30盗塁といういわゆるトリプル3を達成し、OPSは1.017と図抜けた数字を残し、ドジャースの主力になることが期待されています。

ドジャースのNO.3プロスペクトというだけでなく、MLB全体でも高く評価されている選手の1人で、MLB.comでは全体15位、Baseball Americaでは全体18位にランクされているほどです。

スコット・バンスライクは2014年には98試合で11本塁打/OPS.910を残している上に、年俸調停権も保持していない選手で年俸も安く、なおかつ2019年までチームの管理下における選手です。

このようにメジャーレベルの選手が6人もいる状態と考えられる状態であるにも関わらず、ベテラン選手に大金を払うことで年俸総額膨らんでいるため、それを削減する動きは必然と言えます。

オフのブロックバスタートレードはドジャースから?

ぜいたく税のラインを下回る年俸総額に抑えていき、ロースターやスターティングメンバーを若返らせるには、スコット・バンスライクやジョク・ペダーソンらの若い選手を起用することが重要になります。

またドジャースにとってこのオフは、外野手をトレードに出すには絶好のタイミングと考えられます。

FA市場でトップクラスの外野手は、PED(パフォーマンス向上薬)がらみのメルキー・カブレラとネルソン・クルーズの2人で、それに次ぐのがニック・マーケイキスとなっています。

このようなFA市場のため、これらの3人の選手の価値が高まっているため、トレード交渉でも強気に要求ができ、見返りとして質の高いプロスペクトを獲得することが可能となります。

アンドリュー・フリードマン社長はレイズ時代に、大物選手のトレードを成立させていますし、ファルハン・ザイディGMは、マネーボールのビリー・ビーンGMの右腕として働いていましたので、こちらもトレードに関しての経験と見識も持ち合わせていると考えられます。

すでに多くのチームが関心を示していて、右打ちのマット・ケンプが多くの関心を集めているだけでなく、左打ちのカール・クロフォードやアンドレ・イーシアに興味を示すチームもあると、FOXスポーツのケン・ローゼンタールは伝えています。

このドジャースのドリームチームとも呼ばれるフロントオフィスが、どのように動くかは興味深いものがあります。このオフのブロックバスタートレードはドジャースからかもしれません。