ドジャースのドージャー獲得交渉が難航・・・キンスラー、フォーサイスらにターゲット変更か

Los Angels Dodgers Top Catch

ロサンゼルス・ドジャースはチェイス・アトリーがFAとなり、ハウィー・ケンドリックをトレード放出したため、二塁はスーパーユーティリティのエンリケ・ヘルナンデスが守る編成となっています。

しかし、本来はユーティリティとして使いたい選手で、打撃も良くないため補強すべきポジションとなっています。

その補強としてミネソタ・ツインズの正二塁手で昨年42本塁打を打ったブライアン・ドージャーの獲得に動いていました。

ドジャースはファームの投手ではNO.1の有望株であるホセ・デレオンを交換要員としてまでも獲得したい姿勢でトレード交渉を続けていたのですが、ツインズはそれに加えてさらに有望株の獲得を希望していました。

そしてその交渉が行き詰まってしまったようです。

FOXスポーツのケン・ローゼンタール記者は以下のように伝えています。

「ドジャースとツインズの交渉は行き詰まっていて、合意に向かうような流れにはない」こと、そして「行き詰まってはいるが完全に交渉は打ち切ったわけではない」ことを伝えています。

ただ、ツインズは放出しなかった場合には、ドージャーに良い精神状態でいてもらいたので、長引かせたくはないようです。

このように交渉が行き詰まっているのですが、セカンドに良い選択肢があるわけではありませんので、他の動きを模索することになるだろうとケン・ローゼンタール記者は“The Dodgers are back to square one in their search for a second baseman”の記事で予想しています。

その記事の内容の要約は以下のとおりとなっています。

  • 以前に交渉していたデトロイト・タイガースのイアン・キンスラー、タンパベイ・レイズのローガン・フォーサイスの獲得にシフトする可能性が十分にある。両者ともに右打ちで左投手に弱いドジャースにフィットする。フォーサイスはドージャーよりも残っている契約がドージャーよりやや安い。キンスラーはトレード拒否権を持っていて、トレードに応じるには2018年のチームオプションの行使を確約させることを条件にしているのがネック。
  • フリーエージェントではチェイス・アトリーとの再契約、ルイス・バルブエナ、スティーブン・ドリュー、ダスティン・アクリーなどが候補となるが、いずれも左打者というのがネック。アトリーはやや値段が高くなるが、それ以外の3人は安く抑えることができ、次なる補強の資金に回せる。
  • セカンドの左打ちの選手の獲得で安く済ませた場合には、右打ちの打者の獲得を外野で模索する可能性があり、昨年2度も本格的に交渉したライアン・ブラウンのトレード話が再浮上する可能性。
  • ツインズはドージャーのトレードを見送った場合には、2017年のトレード期限前、もしくはシーズン終了後に再びトレードを模索することになる。ただ、2016年のドージャーの成績は自身のキャリアの中で飛び抜けて良いもので、今以上の価値がその時にあるかは微妙。ドージャーは大きいマーケットのチームでプレーしたことがなく、三振が平均以上に多いのも懸念材料。

ブライアン・ドージャーの2016年は打率.268/本塁打42/打点99/出塁率.340/長打率.546/OPS.886、18盗塁とキャリアベストのシーズンでした。

それまでは打率.244、本塁打28、打点77、OPS.762というような数字でキャリアベストだったのですが、それらを大きく塗り替えた特別なシーズンでした。

これを来年も繰り返せるかどうかは不透明なところもあり、もし例年どおりのパフォーマンスに戻ってしまった場合には、現在ドジャースが用意しているホセ・デレオンのようなトッププロスペクトの獲得は難しくなってしまいます。

ツインズとしてはフランチャイズの顔であるドージャーのため安売りはできないのですが、かと言って待つことで価値か上昇する可能性が高いとも言えない選手です。

ローガン・フォーサイスはこの2シーズンの280試合で打率.273/出塁率.347/長打率.444/OPS.791、37本塁打、120打点という成績で図抜けたものではありませんが、二塁手としては十分な数字を残せています。

また2017年の年俸が700万ドル、2018年が850万ドルのチームオプションとなっていますので、リーズナブルと言える契約です。

イアン・キンスラーは2016年に守備ではゴールドグラブ賞を獲得し、153試合で打率.288/本塁打28/打点83/出塁率.348/長打率.484/OPS.831と素晴らしい成績を残しています。

ただ、2017年の年俸はドージャーの600万ドル、フォーサイスの700万ドルよりも高い1100万ドルで、2018年のオプションも1200万ドルとなっています。

キンスラーをトレードで獲得する場合には2018年のオプションを確約することになりますので、年俸の枠に柔軟性はなくなります。

セカンドは200-300万ドルクラスの安い選手ですませて、トレードでライアン・ブラウンを獲得するとなると、ヤシエル・プイグが以前の交渉でテーブルに乗っていましたので、こちらでも動きが出ることが予想されます。

スプリングトレーニングが近づきつつありますが、ドジャースとツインズの決断が注目されます。

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