ドジャースのトレード期限前の補強は失敗だった?リッチ・ヒルは戦列復帰のメドが立たず

Los Angels Dodgers Top Catch

2016年シーズンのトレード期限前に積極的な動きを見せたものの、なかなか望むようなトップクラスの先発投手は獲得できず、最終的にはアスレチックスからジョシュ・レディックとのセットで、リッチ・ヒルを獲得しました。

ドジャースがトレードの代償として放出したのが評価の高いプロスペクトを含む3人の選手で、それなりの痛みがあるものでしたが、今のところがその成果は芳しくありません。

ジョシュ・レディックは移籍後の7試合29打席でヒットはわずかに2本で長打はなく、打率.074/出塁率.138/長打率.074/OPS.212と課題だった外野手の攻撃力をさらに下げる事態となっています。

ただ、リッチ・ヒルが移籍後全く登板できていないだけでなく、さらに復帰のメドも立っていないことを考えれば、レディックのほうがマシという状況です。

YAHOO!SPORTSのMark TownsendがWill the Dodgers regret trading for Rich Hill?というタイトルの記事で以下のように伝えています。

Hill, whom the Dodgers acquired at the trade deadline along with Josh Reddick from the Oakland A’s, has not pitched in a major-league game since July 17. Based on information relayed by manager Dave Roberts on Wednesday, there’s still no timetable for his Dodgers’ debut, meaning the team will have to continue mixing and matching.

“After Rich threw yesterday, we feel it’s prudent to take more time,” Roberts said before Wednesday’s 6-2 loss to Philadelphia. “We don’t have a date when Rich is going to pitch for us. Rich is doing everything he possibly can, but there’s only so much he can do.”

The team originally expected Hill to debut last Sunday against the Boston Red Sox. When that was ruled out, they looked at this Friday against the Pittsburgh Pirates. Now Roberts has indicated he won’t be a consideration for that start or the entire weekend series, Hill’s overall time missed is likely to surpass four weeks.

ドジャースがレディックとともに獲得したリッチ・ヒルが7月17日からメジャーで登板していないこと、そして監督のデーブ・ロバーツからの情報によると、復帰のタイムテーブルは設定されていないことを伝えています。

リッチ・ヒルは復帰に向けて努力し、昨日はピッチングを行っているものの、もう少し時間をかける必要があるという結論になり、復帰のメドは立っていないようです。

元々、ドジャースは8月6日、日曜日に行われたレッドソックス戦にリッチ・ヒルを登板させる予定だったのですが、それを遅らせて、8月12日金曜日のパイレーツ戦にずらしたようです。

しかし、今週末に登板させる予定ではなくなり、リッチ・ヒルの離脱が4週間を越えることになりそうだとMark Townsendは伝えています。

ドジャース自体は故障者が続出し、ヤシエル・プイグをマイナー降格させるなど慌ただしいのですが、地区首位に並ぶなど調子は悪くありません。

ただ、現在の先発ローテが安心できるかと言えば、そうではありません。

現時点での先発ローテは前田健太、スコット・カズミアー、ブランドン・マッカーシー、フリオ・ウリアス、ロス・ストリップリングという編成です。

前田健太は防御率3.31、ブランドン・マッカーシーが同3.00ですが、ウリアスは4.37、カズミアーは4.44、ストリップリングは4.34と圧倒的なフロントスターターがいない状況を何とか乗り切っている状態です。

クレイトン・カーショー、柳賢振、アレックス・ウッド、バド・ノリスらが故障者リストに入っているため、補強が必要になったドジャースでした。

が、その獲得した選手が故障者リストに入っている選手ということで、健康面に不安を抱える先発ローテに、健康面に不安を抱える投手をもう一人抱えることになってしまいましたので、やや焦りを感じさせる補強ではあります。

リッチ・ヒルの離脱の理由が指のマメということで、そこまで復帰に時間がかからないだろうと見込んだようですが、なかなかそのとおりにはいかなかったようです。

ドジャースがトレードで放出した選手3名のうちフランキー・モンタスはMLB公式サイトがMLB全体で95位、グラント・ホームズはベースボールアメリカが72位、MLB公式サイトが62位、ベースボールプロスペクタスが40位にランクするなど高い評価を得ている投手でした。

特にフランキー・モンタスはすでにメジャー昇格まで果たすレベルにまできていましたので、ドジャースは今シーズン終了までのレンタル選手にそれなりの代償を支払っています。

チームの将来的なビジョンに影響を与えるレベルの選手を放出していますので、リッチ・ヒルとジョシュ・レディックが期待に応える活躍を見せてくれるかは、地区優勝、ワールドシリーズ制覇に向けて重要なポイントとなりそうです。

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