ドジャースがジャスティン・ターナーに4年6400万ドル!来季の年俸総額は2億2000万ドル突破へ

Los Angels Dodgers Top Catch

ロサンゼルス・ドジャースがシーズンオフを迎えるにあたり重要な補強ポイントとなっていたのが、それぞれFAで主力が抜けた先発ローテ、クローザー、サードでした。

そのうち先発ローテはリッチ・ヒル、クローザーはケンリー・ジャンセンといずれも再契約することで解決しましたが、サードも同様に再契約で解決することになりそうです。

FOXスポーツのケン・ローゼンタール記者が以下のように伝えています。

ドジャースとジャスティン・ターナーの契約は4年6400万ドルで最終的に合意することになりそうだと、関係者からの情報として伝えています。

ジャスティン・ターナーは30歳となった2015年に126試合で打率.294/出塁率.370/長打率.491/OPS.861、16本塁打、60打点とブレイクしました。

そして2016年は151試合に出場し、打率.275/出塁率.339/長打率.493/OPS.832、27本塁打、90打点と打線の中核を担いました。

ドジャース打線は左投手に極端に弱くチームのOPS(出塁率+長打率)は.622でMLB全球団で最下位というだけでなく、29位のフィリーズの.667にも大差をつけられるほどでした。

打線の主軸が左打者に偏っているのが、その原因の一つだったのですが、ジャスティン・ターナーを失うとさらにバランスが悪くなるところでした。

またドジャースのファームにもジャスティン・ターナーの穴を埋めれるような選手が見当たらなかったため、自チーム内のロブ・セグディンに加えたバックアップ要員としてフィリーズからトレードでダリン・ラフを獲得するほど弱点となっていたポジションです。

そのような打線全体のバランス、ファームも含めたロースターの構成を考えても、ジャスティン・ターナーとの再契約は大きな価値があるものとなります。

ドジャースは優勝するために戦力を整えることを優先したわけですが、3人の再契約に大きな金額を動かしたことになります。

リッチ・ヒルに3年4800万ドル、ジャスティン・ターナーに4年6400万ドル、ケンリー・ジャンセンに5年8000万ドルという契約を結ぶことになるため、その総額は1億9200万ドル(約220億円)という大金を投資したことになります。

またケンリー・ジャンセンやジャスティン・ターナーの年俸の割り振りはについて報道されていませんが、もし均等に年俸が配分されている場合には、ドジャースの年俸総額は膨れ上がることになります。

ケンリー・ジャンセンの契約を加えた時点で、ドジャースの年俸総額は2億1000万ドルに到達していたのですが、そこにターナーの1600万ドルが上乗せされることになりますので、2017年の開幕時の年俸総額は2億2000万ドルを突破することが濃厚となっています。

この金額は2017年シーズンにおいて全30球団でトップになる可能性が高いのですが、それでも一時のドジャースに比較すればかなり年俸総額は削減されています。

2015年の開幕時には2億7161万ドルという途方もない金額となっていましたが、2016年は2億4978万ドルまで削減するなど、オーナー側の意向を汲んで、ドジャースのフロントは徐々に予算を圧縮しています。

しかし、2017年のぜいたく税の基準である1億9500万ドルを下回ることは不可能と言える状態で、4年連続での超過が確実となっています。

このぜいたく税の基準を上回る状況は2018年までは続く可能性が高いドジャースなのですが、2019年以降に関しては抱える大型契約は一気に減ります。

2019年分で確定している契約はクレイトン・カーショーの3070万ドル、ケンリー・ジャンセン、リッチ・ヒル、ジャスティン・ターナーのそれぞれ1600万ドル、前田健太の312万ドルとなっていますので、その時には予算に柔軟性が生じている状況となっています。

2018年終了後のシーズンオフはFA市場がかつてないほど豪華になるとされていますので、その時に資金を再び注ぐこともできるような予算の配分も進んでいます。


参考:MLBの2018シーズン終了後のFA市場は超豪華な顔ぶれに!記録的な契約金額が予想される大物選手が勢揃い


主力選手を完全に売り払って、若い選手を育成して強いチームを作り上げていったのがシカゴ・カブスでしたが、ドジャースは優勝を争いながら一旦は膨らませた年俸総額を圧縮しつつ、ファームから育成した若い選手がコアとなるチームを作っていこうとしています。

MLB公式サイトのプロスペクトランキングのトップ100にドジャースから6名がランクインするなど、ファームシステムへの評価も高い状態です。

メジャーレベルではすでに野手でコリー・シーガー、ジョク・ピーダーソン、投手ではフリオ・ウリアスらコアとなる選手が台頭し始めていますので、今ファームにいる選手たちともに、長く優勝を争えるチームの土台もできつつあります。

年俸総額を膨らませることができる資金力がドジャースにあったからではありますが、アンドリュー・フリードマン社長が率いる優秀なフロント陣はそれを利用しつつ、短期、中期、長期のすべてのバランスをとりながら編成を計画し、それを着実に実行していることを感じさせます。

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