ドジャースのぜいたく税は3180万ドル(約37.5億円)に!ヤンキースは累計3億2500万ドル(約383億円)突破

年俸総額が基準額を越えたチームに対してぜいたく税が課されることになったのが2003年からですが、2016年は1億8900万ドルに設定されていました。

そのぜいたく税の基準を超過したチームが、2016年は史上最多となる6チームとなりました。

アソシエティッド・プレスが、ぜいたく税を課されたのは史上最多となる6チームであることなど報じています。

A record six teams are paying baseball’s luxury tax this season, led by the Los Angeles Dodgers at $31.8 million and the New York Yankees at $27.4 million.
Boston ($4.5 million), Detroit ($4 million), San Francisco ($3.4 million) and the World Series champion Chicago Cubs ($2.96 million) also were sent bills Friday by the commissioner’s office, according to information obtained by The Associated Press.

最多の金額を支払ったのがロサンゼルス・ドジャースで3180万ドル(約37.5億円)、それに続くのがニューヨーク・ヤンキースで2740万ドル(32.3億円)、ボストン・レッドソックスが450万ドル(5.3億円)、デトロイト・タイガースが400万ドル(4.7億円)、サンフランシスコ・ジャイアンツが340万ドル(4億円)、シカゴ・カブスが296万ドル(約3.5億円)とのことです。

ニューヨーク・ヤンキースがぜいたく税を支払うことになるのは14年連続で、この制度が導入された年から支払い続けています。

今年の金額を加えるとヤンキースはぜいたく税として3億2500万ドル(約383億円)を支払ったことになります。

ドジャースは4年連続でのぜいたく税の支払いとなり3180万ドルを支払ったのですが、2015年に記録した史上最高額の 4360万ドルよりは減少しています。

ドジャースがぜいたく税の基準を超過したのはこの4年間だけなのですが、すでに総額は1億1344万ドル(約134億円)に達しています。

ぜいたく税は基準額の超過した額の1年目が17.5%、2年連続で30%、3年連続で40%、4年連続以上で50%が支払う金額となります。

そのためヤンキースとドジャースの2球団は超過した分の50%を支払ったことになります。

2年連続で超過したのがレッドソックスとジャイアンツでそれぞれ超過分の30%、1年目となったのがタイガースとカブスで17.5%となっています。

このぜいたく税の税率に関しては一旦、基準額を下回るとリセットされるのですが、ヤンキースは2018年シーズンにはその基準額内に抑える方針であることを打ち出しています。

注目されるのは新しい労使協定による影響です。

同じアソシエティッドプレスの記事内からの引用です。

The threshold increases to $195 million next year under the new labour contract, and tax rates go up, too. There will be additional surtaxes, raising the rate to as much as 95 per cent for the amount above $235 million, with the increase to be phased in for 2017 at the midpoint between the old and new rules.

Starting next year, the tax rates will be 20 percent, 30 percent and 50 percent, with a 12 percent surtax on the amount $20 million to $40 million above the threshold. There will be an additional surtax of 42.5 percent on the amount more than $40 million over for first-time offenders and 45 percent for subsequent offenders

2017年は1億9500万ドルにぜいたく税の基準が設定され、2021年の2億1000万ドルまで段階的に増えていくことになっています。

今回の新労使協定で新たにぜいたく税の上限が引き上げられ、年俸総額が2億3500万ドルを超過したチームには最大で超過分の95%が支払いの金額となりました。

そして来年からはぜいたく税の超過1年目が20%、2年連続で30%、3年連続で50%と3年で上限に達するようになりました。

さらにぜいたく税の基準額の超過分が2000万ドルから4000万ドルの間で超過したチームは12%が上乗せされ、4000万ドルを越えて超過したチームは1年目が42.5%、2年目は45%が上乗せされることになりました。

そのため4年連続の50%と4000万ドルを越えた超過による45%を合わせると、ぜいたく税は最大で95%となります。

2017年は1億9500万ドルに設定されていますので、4000万ドルを越える超過は2億3500万ドル以上となります。

この2億3500万ドルのラインを気にする必要があるのはドジャースとヤンキースの2球団です。

ドジャースは2015年の年俸総額が2億9100万ドルに達し、2016年には削減できたものの2億5500万ドルとなりました。

ドジャースはケンリー・ジャンセンに5年8000万ドル、ジャスティン・ターナーに4年6400万ドル、リッチ・ヒルに3年4800万ドルの契約を結んだ結果、2017年の年俸総額はすでに2億2600万ドルに到達しています。

当然のことながら、この金額にはインセンティブや、シーズン途中で昇格させたり、トレードで獲得する選手の年俸は含まれていませんので、2億3500万ドルのラインがすでにチラついている状況です。

仮にドジャースの年俸総額が最終的に2億4000万ドルとなった場合には、3年連続で4000万ドル超過となる4500万ドルの95%がぜいたく税となり、4275万ドル(約50億円)を支払う必要があると予想されます。

ヤンキースに関しては、アロルディス・チャップマンと5年8600万ドルの契約を結んだ結果、来季の年俸総額は2億1000万ドルに達していると見られています。

95%の税率となる2億3500万ドルには余裕があるものの、12%が上乗せされて62%となる2億1500万ドルは目前となっています。

実際にはインセンティブなど、シーズン中のメジャー昇格があるため、現時点でも越えていると考えたほうが良いのかもしれません。

仮に2017年の年俸総額が2億2000万ドルとなった場合には2500万ドルの62%をぜいたく税として支払うことになりますので、1550万ドル(約18.2億円)が課されることになると考えられます。

この新しい労使協定によって設定されたぜいたく税はドジャースとヤンキースの補強動向に確実に影響を与えています。

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