ドジャースの残るシーズンオフの補強ポイントは?CBSスポーツ電子版記者が分析

Los Angels Dodgers Top Catch

ロサンゼルス・ドジャースは先発ローテ、クローザー、三塁手という3つのポジションをFAで失いましたが、いずれも再契約で穴埋めに成功しました。

そのため残る補強ポイントとしてはチェイス・アトリーが抜けた二塁手が目立つところとなるのですが、それ以外にも補強すべきポイントは残されています。

そのロサンゼルス・ドジャースの残りのシーズンオフで取り組むべき補強ポイントと、獲得に動くかもしれない選手についてCBSスポーツ電子版が分析しています。

CBSスポーツ電子版のR.J. Anderson氏が“After locking up Jansen and Turner, here’s what’s left in Dodgers’ Hot Stove wishlist”というタイトルの記事で指摘する4つの補強ポイントとその動向は以下のとおりとなっています。

1. 二塁手

チェイス・アトリーが抜けた後、その穴を埋めることができるハウィー・ケンドリックをトレードしていることからも、アンドリュー・フリードマン社長とファルハン・ザイディGMには何かしらのプランがあることが伺える。それはツインズのブライアン・ドージャーかもしれない。本塁打42本、OPSはリーグ平均を36%上回るなど、必要を埋めるに足る選手で、年俸の2年で1500万ドルとリーズナブル。ドジャースは2016年にアトリーとケンドリックの2人に1700万ドルを支払っていた。もしドージャーがだめならレイズのローガン・フォーサイスも候補になるかもしれない。

2. ブルペン

ケンリー・ジャンセンを連れ戻した今、流出した主なリリーフ投手はジョー・ブランドンだけだ(J.P.ハウエルはそこまで評価できない)。そのジョー・ブランドンを連れ戻すかもしれないが、安いベテラン投手を探すかもしれない。とにかくジャンセンの前を任せられる投手を必要としている。

3. 先発ローテーション

クレイトン・カーショー、リッチ・ヒル、前田健太の3人は良いとして、その後はスコット・カズミアー、ブランドン・マッカーシーとなり、イニング制限がかけられるであろうフリオ・ウリアスとなる。そしてその3人の後も信頼できるような投手がいるか疑問。ドジャースが補強に動くとすれば先発ローテのエースクラスか、もしくは5番手クラスかのどちらかになる可能性が高い。

4. 外野手

ジョシュ・レディックがFAとなり、ヤシエル・プイグにはトレードの噂が絶えないなど、ドジャースの外野の編成は不透明だ。ただ、アンドレ・イーシアー、スコット・バンスライク、トレイス・トンプソンらもいる。だが、現時点での外野はアンドリュー・トールズ、ジョク・ピーダーソン、アンドレ・イーシアーという左打ち3人が並ぶことになり、あまり望ましくはない。そうなると右打ちの強打の外野手がニーズとなりホセ・バティスタはそれに合致するかもしれない。

以上の4つの補強ポイントを上げて、その動向をR.J. Anderson氏は伝えています。

外野手に関してはトレードでデトロイト・タイガースのJ.D.マルティネスが一時噂になりましたが、大きな進展を見せることはなく立ち消えになっています。

ドジャースは野手のプロスペクトを多く抱えていて、現在のチームNO.1プロスペクトでMLB全体でも32位にランクされているコディ・ベリンガー(Cody Bellinger)、チーム内NO.3、MLB全体で46位にランクされているアレックス・バーダゴ(Alex Verdugo)の2人はいずれも外野手で3Aまで昇格しています。

そのため若い次の選手も準備ができているのですが、問題はこの2人がともに左打者であることです。

右打ちの外野手で目ぼしい選手となると1Aアドバンスドやルーキーリーグとなるため、右打ちの外野手はほしいところではあります。本来はヤシエル・プイグが長期的なコアとなることが期待されたのですが、現在のドジャース内での評価は高くありません。

左投手に弱いことが打線の問題となっていますので、短い契約で若い選手までのつなぎ役を期待できそうなホセ・バティスタは候補となるかもしれません。ただ、そういった動きは報じられていませんし、クオリファイング・オファーを拒否しているためドラフト指名権を失うことになるバティスタをドジャースが獲得したいかは疑問が残ります。

ブライアン・ドージャーは、ロサンゼルス・ドジャースのこのオフのトレードの動向では最大のターゲットと言える状況となっているため注目されます。この補強が成功するかどうかは、外野手の補強にも影響を与えることになりそうです。

ブルペンに関してはケンリー・ジャンセンに大金を投資していますし、フリードマン社長の体制になってからはリリーフ投手はお金をかけずに機能的な編成にする方針となっていますので、補強があるとしてもベテラン投手をFAもしくはトレードで拾う可能性が高そうです。

先発ローテーションに関しては、2016年シーズン中にザック・グレインキーのトレードを模索したという情報も流れ、シーズンオフに再びあっても不思議ではないと言われましたが、現時点ではそのような情報は報じられていません。

ただ、現在NO.2のリッチ・ヒルはフルシーズンを先発ローテで投げきったことが2007年の1回だけですし、NO.3の前田健太には健康上のリスクがあることをドジャースのフロント陣は把握しています。

さらに健康面に不安があるスコット・カズミアー、ブランドン・マッカーシー、柳賢振では不安が残る編成ではあります。

ただ、2016年も同様に健康面に不安がある先発投手を多数抱えながら、若い投手を次々と起用するなどして合計で15名を先発のマウンドに立たせることで乗り切って地区制覇を果たしました。

そのため2017年も、あえて補強はせずに若い選手にチャンスを与え、上手く行かないようであれば、2016年にリッチ・ヒルを獲得したように、トレード期限前に質の高いNO.2クラスを獲得に動くことを選ぶかもしれません。

とりあえずはブライアン・ドージャーがターゲットとなっているセカンドの補強にメドをつけることが最優先課題となり、その動向が他の補強ポイントの動きに影響を与えることになりそうです。

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