ドジャースがジョン・レスターの獲得に本腰!レッドソックス、カブス、ジャイアンツとの争奪戦に

Los Angels Dodgers Top Catch

ロサンゼルス・ドジャースがついに動き始めたようです。

ボストンのFM局であるWEEIのロブ・ブラッドフォードとアレックス・スペアーが、ジョン・レスターの争奪戦にドジャースが参戦しているようだと報じ、その後FOXスポーツのケン・ローゼンタールなど複数の記者が同様の情報を確認しています。

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豊富な資金力を誇るドジャースが争奪戦に

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当初からカブスとレッドソックスが熱心に獲得に動き、そこにブレーブスとジャイアンツが加わっていると報じられていましたが、ブレーブスは経済的に獲得資金を捻出しないため、早々に争奪戦からは身を引きました。

その他にはブルージェイズやカージナルスが興味を示しているとの情報がありましたが、ここにきてドジャースの名前が浮上してきました。

ドジャースはジョン・レスター、マックス・シャーザー、ジェームズ・シールズの3人の獲得に興味を示していて、現在は、レスターの獲得にかなり真剣だと報じられています。

WEEIのロブ・ブラッドフォードとアレックス・スペアーは、レスターの獲得に動いているチームの複数の関係者が、「ドジャースが遅ればせながらも、「激しくアプローチできる豊富な資金と真剣な関心とを持って、争奪戦に参戦している」と語ったことを伝えています。

まだ具体的にドジャースがどの程度の金額を提示したかなどの情報はないものの、すでにオファーは出しているとの印象を得ている関係者いるようで、さらには「ドジャースが争奪戦において最高の金額を提示しないとするなら驚きだ」と語る関係者もいることを記事の末尾に付け加えています。

フロントスターターは豪華も層は厚くないドジャース

ドジャースは、フロントスターターは豪華なのですが、ローテ全体の層は厚くないため補強ポイントとなっています。

ドジャースはMLBでNo.1の投手といえるクレイトン・カーショー(防1.77/21-3/WHIP0.86)に、他チームであればエースのザック・グレインキー(防2.71/17-8/WHIP1.15)がNo.2を務め、3・4番手に柳賢振とダン・ヘイレンという強固な先発投手をもっています。

ただ、2014年には柳賢振が防御率3.38/14勝7敗/WHIP1.19と安定した数字を残したものの、故障で2度も離脱するなどしたため152イニングしか投げることができていません。そのためドジャースが柳の耐久力に不安を感じていても不思議ではないとメディアは報じています。

またダン・ヘイレンは防御率4.02/13勝11敗/WHIP1.18とバックエンドの投手としては機能しましたが、相手を圧倒的するような力を発揮することはできませんでした。

そして5番手はジョシュ・ベケットが引退したこともあり、先発ローテの層が薄く、先発投手をトレードもしくはFAで獲得する必要があると考えられています。

ドジャースは年俸総額を抑える方向性である上に、フロントスターターは安定しているため、補強はバックエンドのスターターでも良いはずです。しかし、ドジャースには、トップクラスのスターターを検討すべき理由も存在します。

ザック・グレインキーの契約のオプション行使による問題

ザック・グレインキーが2015年シーズン終了後に、長期契約を破棄してFAとなるオプションを有しているため、1年後にはドジャースを去る可能性があるためです。

グレインキーの契約の内訳は以下のとおりとなっています。

  • 2013年(29歳):1900万ドル
  • 2014年(30歳):2600万ドル
  • 2015年(31歳):2500万ドル
  • 2016年(32歳):2600万ドル
  • 2017年(33歳):2500万ドル
  • 2018年(34歳):2600万ドル

2015年終了した後でも3年7700万ドルを受け取ることができるグレインキーですが、FAとなれば、現在のFA史上の相場からすると5年契約で年俸が同程度の契約を手にできる可能性があります。

MLB Daily DishのChris Cotilloは関係者からの情報として、ドジャースはグレインキーが2015年シーズン終了後にFAを選択する可能性があることを懸念していると伝えています。

グレインキーが抜けてしまうことは、かなりの痛手となりますので、そうなる前にトップスターターを複数年契約で獲得して、その影響を軽減しようとすることは、資金力のあるドジャースであれば不思議なことではありません。

さらにドジャースにとって魅力的なことは、ジョン・レスターがポストシーズに強いことです。

クレイトン・カーショーは素晴らしい投手であることに疑いの余地はないのですが、ポストシーズンでは11試合51.0回で防御率5.12/WHIP1.24と成績が良くありません。

一方のジョン・レスターはレギュラーシーズンの成績ではカーショーには遠く及びませんが、ポストシーズンは14試合84.0回で防御率2.57/WHIP1.07と強く、さらにワールドシリーズだけとなると3試合21.0回で防御率0.43/WHIP0.76と非常に良い数字を残しています。

ドジャースは、レギュラーシーズンでは地区2連覇を果たしたものの、ポストシーズンでの脆さが課題となっていますので、ジョン・レスターのこれらの数字は魅力的であることは間違いありません。

ドジャースのオフの動向はこれからが本番となる可能性大

現時点では、レスターが手にする年俸は年平均で2500万ドル程度になると見られていますが、グレインキーが流出した場合には、その金額は相殺されて差し引きゼロになります。

そして現在もマット・ケンプ(2100万ドル)、カール・クロフォード(2050万ドル)、アンドレ・イーシアー(1800万ドル)の3人のうち、最低でも1人、場合によっては2人動かそうとしていますので、実現すれば予算面での整理もつきます。

レスターのだけでなく、シャーザーやシールズにも関心があると報じられていますので、レスターの獲得に失敗した場合には、それらの投手の争奪戦でも名前があがることになりそうです。

またこれらの投手を獲得した場合には、外野手3人だけでなく、オプションを行使する可能性を考慮するとFAまで1年とも考えられるザック・グレインキーのトレードの可能性も浮上すると予想されるため、やはりドジャースの動向からは目が離せないオフとなりそうです。

そして、ジョン・レスターの獲得に興味を示している球団は資金力のある球団ばかりのため、6年1億5000万ドルに達すると予想されている契約総額が現実味を帯び始めてきました。