ドジャース、ロイヤルズ、ホワイトソックスが3球団トレードで合意!リリーフ投手の補強が軸として成立

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セットアップのブランドン・モローとトニー・ワトソンを失ってブルペンが手薄になったドジャース、クローザーが不在でブルペンの補強が必要なホワイトソックス、年俸総額を削減しつつ若い選手の層を厚くしたいロイヤルズの3球団がトレードを成立させました。

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3球団によるトレードが成立

ドジャースがロイヤルズからリリーフのスコット・アレクサンダー、ホワイトソックスからマイナーの内野手であるジェイク・ピーターの2人を獲得。
ホワイトソックスがロイヤルズからリリーフのホアキム・ソリア、ドジャースから同じくリリーフのルイス・アビランの2人を獲得。
ロイヤルズがドジャースのマイナーから先発投手のトレバー・オークス、内野手のエリック・メヒアの2人を獲得する、3球団間のトレードが成立しています。

このトレードをまとめると以下のとおりとなります。

01/04 ドジャース:スコット・アレクサンダー(KC)
ドジャース:ジェイク・ピーター(CHW)
ホワイトソックス:ホアキム・ソリア(KC)
ホワイトソックス:ルイス・アビラン(LAD)
ロイヤルズ:トレバー・オークス(LAD)
ロイヤルズ:エリック・メヒア(LAD)

ドジャースにとってのトレードの最大の目的は、スコット・アレクサンダー獲得です。ブランドン・モローがFAとなったことによるセットアップマンの穴、トニー・ワトソンがFAとなったことによる左腕リリーフの強化を意図したものと考えられます。

左腕のリリーフがトニー・シングラーニがいなかったため、スコット・アレクサンダーの加入でバランスがとれます。またアレクサンダーは2017年に69.0イニングで防御率2.48と結果を残し、4セーブをあげるなどクローザーのバックアップ、セットアップを務めることができます。

ルイス・アビランは46.0イニングで防御率2.93、奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)10.2、与四球率(9イニングあたりの与四球数)4.3という成績を残していました。

ただ、ブルペンのバランスを考えればアレクサンダーの方がフィットすると考えられます。さらにアビランは年俸調停権を有していて250万ドル程度に上昇する見込みですが、アレクサンダーは最低年俸の55万ドル程度ですむことになり、年俸総額も削減できます。

ドジャースはマイナーの先発投手と内野手、ルイス・アビランを放出することで、スコット・アレクサンダーを獲得したかったものと考えられます。また合わせて獲得したジェイク・ピーターは内外野を守れるユーティリティで、昨年の3Aの45試合では打率.292/出塁率.351/長打率.506/OPS.856と結果を残しているため、2018年もユーティリティのバックアップ要員として期待ができる選手です。

ロイヤルズとホワイトソックスにとってのトレードの目的は?

ロイヤルズの最大の目的は1年1000万ドル(900万ドル+100万ドルのバイアウト)が残るホアキム・ソリアの放出、さらにはメジャーレベルの戦力として期待できるトレバー・オークスの獲得です。

ホアキム・ソリアと3年2500万ドルで契約したロイヤルズでしたが、2016年は66回2/3で防御率4.05、2017年は56回で防御率3.70と期待はずれな成績に終わっていました。
フランチャイズの顔であるエリック・ホズマーとの再契約には積極的ですが、基本的には年俸総額を抑制し、若い選手へロースターを切り替える必要があります。
ホアキム・ソリアの900万ドルを外すことの意味は予算に制約があるロイヤルズにとっては意味があるもので、2017年に重要な役割を果たし、2022年までチームがコントロールできるスコット・アレクサンダーを放出しています。

ただ、その見返りとして獲得したトレバー・オークスは昨年3Aで84.0イニングを投げて防御率3.64という成績を、極端に打者有利のパシフィック・コーストリーグで残していて、2018年にメジャーの戦力として期待ができる選手です。
エリック・メヒアは内野の3つのポジションが守れるユーティリティプレイヤーで、2017年は2Aが中心も、3Aでも1試合には出場するなど、メジャーレベルに近づきつつある選手です。2Aでも打率.289/出塁率.357/長打率.413/OPS.770と目立った成績を残してはいませんが、ドミニカのウィンターリーグでは6試合ではありますが、打率.333/出塁率.412/長打率.467/OPS.878と好調でした。

ホワイトソックスはデビッド・ロバートソン、トミー・ケインリーらをヤンキースにトレード放出したことで、ブルペンがかなり手薄になっていました。クローザーも定まらないような状況で、経験のあるホアキム・ソリアがまずはクローザーの最有力候補となる見込みです。

再建中のホワイトソックスのため、2019年が1000万ドルのオプションとなっているホアキム・ソリアを、シーズン中のトレード要員として期待している側面もあると考えられます。

ルイス・アビランも手薄になったブルペンに厚みを加えるベテランとなります。ただ、FAまで残り2年となっていますので、シーズン中のトレード要員としても期待されることになりそうです。

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