ドジャースがレイトスとモースの獲得を一旦は合意も破談か?さらなる大物先発投手の補強も視野に

Los Angels Dodgers Top Catch

先発ローテーションのうち3番手の柳賢振、4番手のブランドン・マッカーシーの両者が今季絶望となり、不安が残る編成となっているドジャースですが、ここにきてエースのクレイトン・カーショーも臀部に痛み・違和感があり、登板を回避する事態となっています。

そのドジャースはマイアミ・マーリンズからマイナーリーガー3人を交換要員として先発投手のマット・レイトスと一塁手/外野手のマイケル・モース、2016年ドラフトにおける戦力均衡A(現時点で全体35番目)の指名権をトレードで獲得したと報じられました。

しかし、その後、一旦はトレードの合意が流れたとの情報がマーリンズのビートライターであるクラーク・スペンサーから流れ、ちょっとした混乱が米メディアの記者の間でもありました。

しかし、FOXスポーツのケン・ローゼンタールがレイトス本人はドジャースへトレードになったことを伝えられていると、上記のTweetを引用してツイートしていますので、トレードの合意は破綻していないと考えて良さそうです。

ただ、メディカルチェックの問題で完全な合意が遅れているようだとも、シカゴ・サンタイムズのゴードン・ウィッテンマイヤーとUSAトゥデイのボブ・ナイチンゲールが伝えています。

とりあえず、今日の試合は2人ともにマーリンズのユニフォームを着ることになるようです。

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先発3-4番手として期待でいるマット・レイトスがトレードのメインに

なお、このトレードに関する最新情報はこちらのページで更新していきます。

>注意:以下は獲得合意したとの情報に基づいた内容です。

マット・レイトスはシーズンオフにシンシナティ・レッズからマイアミ・マーリンズに移籍したのですが、今季は88.1回を投げて防御率4.48/4勝7敗/奪三振79/WHIP1.25という成績にとどまっています。

ただ、シーズン当初は状態が悪かったのですが、シーズンが深まるにつれて調子を上げています。レイトスの月別の成績は以下のとおりとなっています。

  • 4月:21.0回 防御率6.86 WHIP1.76
  • 5月:21.2回 防御率5.40 WHIP1.43
  • 6月:25.2回 防御率3.86 WHIP1.09
  • 7月:20.0回 防御率1.80 WHIP0.70

7月は非常に安定した投球を続けているマット・レイトスです。2012年と2013年には200イニング以上を投げて、それぞれ防御率3.48/14勝4敗/WHIP1.16、防御率3.16/14勝7敗/WHIP1.21という成績を残しています。

そのため防御率3点台の先発3-4番手としては十分な力量があると考えられるマット・レイトスで、ちょうどドジャースが必要とするポイントと合致しています。

そしてこのレイトスと一緒に獲得したマイケル・モースですが、打率.214/本塁打4/打点12/OPS.592と低迷してい上に、現状のドジャースではさほど必要としないタイプの選手ではあります。

一塁にはエイドリアン・ゴンザレス、外野はジョク・ピーダーソン、ヤシエル・プイグ、アンドレ・イーシア、カール・クロフォード、アレックス・ゲレーロ、スコット・バンスライクと選手があふれていますので、代打要員も事欠かない戦力状況です。しかもDHを必要としないナ・リーグのためフィットするポジションが見当たりません。

このように戦力的な面で見れば、合理的でない補強となります。ですがレイトスを獲得する上で、放出するプロスペクトの質を落とすために、金銭的な負担をドジャースが負ったと見れば、合理的なものとなります。

マイケル・モースは2年1600万ドルの契約を結んだのですが、今季は年俸700万ドル+100万ドルの契約金、来季は800万ドルとなっています。マット・レイトスは今季終了後にFAとなるのですが年俸は940万ドルです。

このトレードによってマーリンズは1350万ドルを削減することができるようだとUSAトゥデイのボブ・ナイチンゲールは試算しています。ポストシーズンの可能性がなくなったチームにとっては、重要なコスト削減となります。

ドジャースにとってはどうしても必要な戦力ではないと考えられるマイケル・モースのため、状況次第ではさらに一塁/外野を補強したい他チームにトレードする可能性もあります。

またモースを残して、今季はバウンスバックしているものの大型契約が残るアンドレ・イーシアを放出して、カール・クロフォードをレギュラーに戻すということも選択肢となってきそうです。

ドジャースは大物先発投手の獲得に活発に動く

そしてドジャースは、このトレード期限前に先発投手2人を獲得する姿勢だと報じられていて、USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールは、フィリーズのコール・ハメルズとデビッド・プライスをターゲットとしているとTwitterで伝えています。

ジョニー・クエトがトレード市場から消えましたので、残る大物投手はデビッド・プライスとコール・ハメルズの2人なるのですが、激しい争奪戦が繰り広げられています。

フロントのアンドリュー・フリードマン社長がレイズ時代からよく知っていることもあってか、デビッド・プライスの方が優先順位が高いようだとも伝えられています。

気がつけば同地区の最大のライバルであるサンフランシスコ・ジャイアンツに0.5ゲーム差まで迫らているドジャースにとっては、このタイミングでの補強は重要な意味を持ちます。

ウェバー公示なしでトレードできる期限となる7月31日まで目が離せないMLBのトレード同行となりそうです。