デトロイト・タイガースは1日で1億3000万ドル超を削減!残る大型契約選手は?

Detroit Tigers Top Catch

デトロイト・タイガースが今季の売り手になるだけにとどまらず、再建モードへの移行に舵を切ることを選択しました。

しかし、トレード期限前に放出することに成功したのは今季で契約が切れるJ.D.マルティネス、アレックス・アビラ、来季までのジャスティン・ウィルソンでした。

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大きな注目を集めていたジャスティン・バーランダーをトレード放出できなかったのですが、ポストシーズンのロースター登録のための期限となる8月31日に成功しました。

さらに同じく大型契約を残していたジャスティン・アップトンも放出することに成功し、デトロイト・タイガースは1日で1億7000万ドル余りを予算から削減することができました。

ジャスティン・バーランダーのトレード時点での残契約は以下のとおりとなっています。

2017年 $4,743,155($28,000,000の残額)
2018年 $28,000,000
2019年 $28,000,000

6074万3155ドルが残っていたのですが、このうち2018年と2019年にそれぞれ800万ドル、合計1600万ドルをタイガースが負担することになるとされているため、実際に削減できたのは4400万ドル程度となります。

ジャスティン・アップトンのトレード時点での残契約は以下のとおりとなっています。

2017年 $3,000,000($22,125,000の残額)
2018年 $22,125,000
2019年 $22,125,000
2020年 $22,125,000
2021年 $22,125,000

今季終了後に契約を破棄してFAを選択する可能性が高まってはいましたが、確実に8880万ドルを削減できたことになります。

結果タイガースは1日で1億3200万ドルを削減できたことになります。

チームの再建が最優先課題ではありますが、年俸総額は1億9780万8924ドルでぜいたく税のラインを越えていた状況を改善する必要もありましたので、その面においてもタイガースには価値ある1日となっています。あ

ただ、まだまだ解決すべき大型契約を抱えているデトロイト・タイガースです。

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デトロイト・タイガースが今後も放出を目指して動きと続ける可能性が高いと予想されるベテラン選手は以下のとおりとなっています。

  • ミゲル・カブレラ(34歳) 6年1億9200万ドル
  • ジョーダン・ジマーマン(31歳) 3年7400万ドル
  • ビクター・マルティネス(38歳) 1年1800万ドル
  • ホセ・イグレシアス(27歳) 年俸調停3年目:410万ドル
  • ニック・カステヤノス(25歳) 年俸調停2年目:300万ドル

ミゲル・カブレラは40歳となる2023年までの契約が残り、41歳となる2024年に3000万ドルで更新するオプションを行使しない場合には800万ドルのバイアウトを支払う必要があります。

そのバイアウトを含めて6年1億9200万ドルの負担が残っています。

OPSが2015年に.974、2016年に.956という数字を残しているのですが、このタイミングであれば買い手がつきやすかったかもしれませんが、今季は打高投低が顕著な中、打率.252/出塁率.338/長打率.405/OPS.744と低迷しています。

ジャスティン・バーランダーのように復活するタイミングを待ちながら、経済的な負担とともに放出することを模索することが予想されます。

ジョーダン・ジマーマンは大型契約1年目に105回1/3しか投げることができず、防御率4.87、奪三振66、WHIP1.37と低迷しました。さらに2017年は145回でリーグ最多の自責点98を記録しているため防御率は6.08と低迷し、奪三振94、WHIP1.55と買い手がつかない数字が並びます。

ただ、ナショナルズ時代には1094イニングで防御率3.32という数字を残した実績もあるため、ミゲル・カブレラとともにトレード市場で価値が高まるような復活を待つことになりそうです。

ビクター・マルティネスは2014年に打率.335/出塁率.409/長打率.565/OPS.974と素晴らしい成績を残したこともあり、35歳でありながら4年6800万ドルの契約を手にしました。ただ、その後の3年間は2016年はOPS.826でしたが、2015年は.667、2017年は.697と低迷しています。

指名打者以外では起用できないタイプの選手のため、買い手を見つけるのは容易ではなく、来季前半の復活に期待することになりそうです。

イアン・キンスラー(35歳)とアニバル・サンチェス(33歳)はともに来季の契約が、チーム側に選択権があるオプションで、それぞれ年俸1200万ドル(バイアウト500万ドル)、1600万ドル(バイアウト500万ドル)となっています。

本来はアニバル・サンチェスもトレード放出したいところでしたが、不振で先発ローテから外れるなどして防御率6.95と低迷してしまいました。来季はオプションを行使しないことが濃厚です。

イアン・キンスラーは2016年に打率.288/出塁率.348/長打率.484/OPS.831、28本塁打、ゴールデングラブ賞とキャリアベストのシーズンを過ごし、トレード市場で価値が高まりました。

しかし、トレード拒否権の問題に加えて、移籍にはオプションの行使を約束させる方向性であることも足かせとなり、シーズンオフに放出することはできませんでした。2017年は打率.241/出塁率.322/長打率.396/OPS.718、14本塁打と昨年よりは落ちていますが、ミドルインフィルダーとしては悪くありません。

すでに大幅な年俸削減に成功し、来季の確定契約分は8600万ドルにまで圧縮できているため、一旦はイアン・キンスラーのオプションを行使して、何かしらの見返りを得ることできるトレードを模索する可能性もありそうです。

大型契約の残る選手の放出に成功しつつはあるのですが、プロスペクトランキングでトップ100にランクされている選手は5人だけで、最上位のフランクリン・ペレスは47位と、継続的な強いチームを作るためには、まだまだファームのテコ入れが必要です。

ブレーブスやホワイトソックスがやってきたようにベテラン選手を格安で獲得し、価値を高めた上でシーズン途中に放出するといった再建のプロセスは数年は積み重ねる必要があるかもしれません。

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