ダイヤモンドバックスが争奪戦の末にシェルビー・ミラーを獲得!積極的な補強でナ・リーグ西地区は激戦に

Arizona Diamondbacks Catch

カブス、ヤンキースなど一時は20球団が獲得に興味を示していたとされるアトランタ・ブレーブスのシェルビー・ミラーですが、見返りとして求められる要求が高く、多くのチームが手を引いていきました。

ダイヤモンドバックスも当初からシェルビー・ミラーの獲得に動いていたのですが、2015年に本格ブレイクしたA.J.ポロック(率.315/本20/点76/OPS.865/盗塁39)を要求されたため、一旦は頓挫しました。

しかし、その後もオファーを変えながら交渉を続けて、獲得にこぎつけたようです。

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20球団がトレードでの獲得に興味を示したシェルビー・ミラー

シェルビー・ミラーは昨年オフにカージナルスがジェイソン・ヘイワードを獲得する際に、交換要員としてブレーブスに放出した選手でした。

そのシェルビー・ミラーの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。

Shelby miller Stats 2015

2013年には173.1回で防御率3.06/15勝9敗/奪三振169/WHIP1.21、2014年には183.0回で防御率3.74/10勝9敗/奪三振127/WHIP1.27、2015年は205.1回で防御率3.02/6勝17敗/奪三振171/WHIP1.25という成績です。

2015年はブレーブス自体が再建モードにあったため大きく負け越しましたが、防御率や投球回数はキャリアベストのシーズンとなりました。

2016年シーズンで25歳と年齢は若い上に、メジャーでの実績は十分でNO.2を期待できる実力があり、さらにFAまで3年間のチームがコントロールできるシェルビー・ミラーです。

年俸調停1年目となり2016年は500万ドル前後になる見込みではあるもののFA市場の投手よりも年俸の負担も少ない上に、MLB全体の傾向として若い選手を重視する傾向が強まっているため、人気を関心を集めることになりました。

またこのトレードではブレーブスから1Aのリリーフ投手として育成されているゲイブ・スピアーという選手も合わせてダイヤモンドバックスは獲得しています。

プロスペクトを多く放出しての大型補強に踏み切ったダイヤモンドバックス

ダイヤモンドバックスは2016年に勝つための補強を続けているためA.J.ポロックの放出には応じれませんでしたが、質の高いプロスペクトを放出しました。

エンダー・インシアーテ外野手、マイナーのアーロン・ブレア投手、同じくマイナーのダンズビー・スワンソンというかなり痛みのある選手たちを交換要員としています。

エンダー・インシアーテはメジャー2年目の25歳で、3つの外野のポジションを守ることができ、2015年は132試合で打率.303/本塁打6/打点45/出塁率.338/長打率.408/OPS.747/盗塁21という成績を残しています。

年俸調停前のためメジャーリーグ最低年俸とコストも安く、年俸調停まで2年間、FAまで5年間もあるため、ダイヤモンドバックスにとっても痛みのある選手の放出です。

さらにアーロン・ブレアは2015年に2Aと3Aでプレーをしているメジャー昇格直前の先発投手で、2Aでは83.1回で防御率2.70、3Aでは77.0回で防御率3.16と結果を残しています。

また各メディアでのプロスペクトランキングでも高い評価を受けていて、ベースボール・アメリカではMLB全体で40位、MLB.comでは81位、ベースボールプロスペクタスでは43位にランクされていました。

そしてダンズビー・スワンソンは2015年ドラフトの1巡目全体1位指名のトッププロスペクトで、MLB.comのプロスペクトランキングではMLB全体で10位にランクされるほど高い評価を受けていました。

これらの選手をパッケージにしてアリゾナ・ダイヤモンドバックスはシェルビー・ミラーを獲得していますので、ダイヤモンドバックスにとっては大きな痛みもあるトレードとなっています。

逆に再建モードにありながらも2017年に勝負をかけたいブレーブスにとってはメジャーレベルで活躍できる選手、メジャー昇格直前のプロスペクト、そしてチームのコアとなることが期待できるトッププロスペクトをバランス良く獲得することに成功できたことになります。

ダイヤモンドバックスはザック・グレインキー、パトリック・コービンというエース級2人をNO.1-2に据え、ソリッドなNo.3としてシェルビー・ミラーを置くことができ、4番手と5番手をルビー・デラロサ、ロビー・レイとして先発ローテを固めることができました。

ポール・ゴールドシュミットを中心とする打線はチーム総得点720と長打率.424がナ・リーグ2位、打率.264と出塁率.324が同3位となるなど、2015年は攻撃面ではかなり上位となっていました。

しかし投手陣は防御率4.04がナ・リーグ9位、先発投手だけでは4.37で同11位と低迷したため、ナ・リーグ西地区3位に甘んじ、ワイルドカードにも手が届きませんでした。

昨シーズンオフはロサンゼルス・ドジャース、サンフランシスコ・ジャイアンツのナ・リーグ西地区2強に、パドレスが積極的な補強で挑戦状を叩きつけましたが、2016年はアリゾナ・ダイヤモンドバックスが大型補強で強豪2チームに挑むことになりそうです。

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