【MLB-FA】デビッド・ロバートソンは3年3900万ドルを提示されるも4年契約を希望で交渉中

マリアノ・リベラ引退の後に、ヤンキースのクローザーにおさまったデビッド・ロバートソンでしたが、不安視する声を払拭するような2014年シーズンでした。

そのためヤンキースは1年1530万ドルのクオリファイングオファーを提示しました。それをロバートソンは拒否して、FAとなることを選択したのですが、ヤンキースは引き続き、複数年での再契約に向けて交渉を続けていました。

しかし、ヤンキース以外の球団が、デビッド・ロバートソンに3年3900万ドルを提示して交渉していると、CBSスポーツのジョン・ヘイマンが伝えています。

ただ、ロバートソンは4年契約をもとめているため、交渉はまだ継続されているとのことです。

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ロバートソンの移籍候補として名前があがっている球団は?

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12月1日時点でロバートソンの獲得に動いている可能性がある球団として、ヤンキース以外ではアストロズ、ホワイトソックス、ブルージェイズなどの名前があがっています。

アストロズは野手や先発投手で陣容が整いつつあり、2016年には再建モードを脱して、勝負をかけれるチーム状態になると予想されています。

クローザーは、現状では36歳のチャド・クオルズ(防3.33/19SV/WHIP1.15)が務めることになりますが、確固としたクローザーでは言いがたく、数年先も見据えた時にデビッド・ロバートソンは魅力的です。

そしてアストロズにとってロバートソンを獲得する上で、他球団と比較してハードルが低くなっています。というのも、獲得しても1巡目指名権2つががプロテクトされているためです。

ロバートソンはクオリファイングオファーを拒否しているため、獲得した場合にはドラフト指名権を失うことになりますが、ドラフト指名権1巡目の1番目から10番目(2015年は11番目まで)の指名権は、その対象から外れます。

アストロズは、2014年ドラフトで1巡目全体1番目でブレイディ・エイケンを指名したものの、契約できなかったため、その補償として1巡目全体2番目が与えられます。さらにMLB全体で27位の勝率(.432)のため1巡目全体5番目の指名権を有していて、そのどちらもがプロテクトされることになります。

そのため失うのは2巡目の指名権となりますので、クオリファイングオファーを拒否したFA選手の獲得による影響が大幅に軽減されます。

同様のアドバンテージはホワイトソックスにもあり、1巡目全体8番目の指名権を持っているため、こちらもプロテクトされます。

現状では、ザック・パットナムと先日獲得したザック・デュークをセットアップマンとして、ジェイク・ペトリッカ(防2.96/14SV/WHIP1.37)をクローザーに置く構想のようです。ただ、ジェイク・ペトリッカは年間を通じてのクローザの経験がありませんので、ロバートソンのほうがより計算ができることは間違いありません。

ですが、ザック・デュークと3年契約(総額1500万ドル)を結んでいることからも、ロバートソンの獲得候補として名前は上がっているものの、どこまで真剣なのかには疑問符がつきます。

ブルージェイズに関しては、クローザーのケーシー・ジャンセンがFAとなったため、候補として名前が上がっているものの、優先順位としてはメルキー・カブレラの引き留めを含む外野手やセカンドの補強の方が高いと考えられます。

またアンソポロスGMがリリーフに大金を使いたくない意志を示していて、3年3900万ドル以上になるであろう争奪戦に本気になるのかについては、やや微妙です。

CBSスポーツのジョン・ヘイマンは、デビッド・ロバートソンがジョナサン・パペルボンと同様の4年契約を求めていて、そうなる可能性が高いようだと予測しています。

現時点でヤンキースは4年目を提示することは好んでいないのですが、レッドソックスやブルージェイスが積極的に補強を行っている状況のため、4年契約の提示に踏み切らざるを得なくなる可能性を指摘されています。

3年3900万ドルは歴代のクローザーの契約としてトップクラスに

ベースボールプロスペクトによると、リリーフ投手の大型契約には以下のようなものがあります。

選手名 契約内容
マリアノ・リベラ 3年4500万ドル(2008-10年/年平均1500万ドル)
2年3000万ドル(2011-12年/年平均1500万ドル)
ラファエル・ソリアーノ 2年2800万ドル(2013-14年/年平均1400万ドル)
ブラッド・リッジ 3年3750万ドル(2009-11年/年平均1250万ドル)
ジョナサン・パペルボン 4年5000万ドル(2012-15年/年平均1250万ドル)
フランシスコ・ロドリゲス 3年3700万ドル(2009-11年/年平均1233万ドル)

デビッド・ロバートソンがすでに3年3900万ドルの提示を受けているのが事実であれば、すでに年平均ではマリアノ・リベラとラファエル・ソリアーノに次ぐ3番目の年俸で、契約総額でもパベルボンとリベラに次ぐ3番目です。

ロバートソンは4年契約でジョナサン・パペルボンと同等以上の契約(4年5000万ドル)を求めていて、そのライン前後に契約が到達する可能性があります。

そのためボストン・グローブのNick Cafardoは、同様に4年契約となる見込みではあるのですが、ロバートソンより安い年俸になると見られる、左腕のアンドリュー・ミラー(防2.02/WHIP0.80/被打率.153/奪三振率14.87)を獲得して、デリン・ベタンセスと組ませて8回と9回を任せることを選択するのではないかとも予想しています。

2015年FA市場でクローザーとしてトップ評価のロバートソン

デビッド・ロバートソンの年度別成績と通算成績は以下のとおりとなっています。

David Robertson Stats 2014

キャリアを通じて奪三振率11.99と高い水準をキープしています。

2014年のセーブ数39は両リーグ9位、ア・リーグ3位、セーブ成功率88.6%は20セーブ以上の投手の中でア・リーグ4番目、奪三振率13.43は20セーブ以上のクローザーとしてはア・リーグトップとなっています。

このオフのFA選手でクローザーとなると、ラファエル・ソリアーノ(防御率3.19/32SV)、セルジオ・ロモ(防御率3.72/23SV)、フランシスコ・ロドリゲス(防3.04/44AV)、ケーシー・ジャンセン(防御率3.94/25SV)となります。

これらの顔ぶれを眺めると年齢も一番若いデビッド・ロバートソンが、トップのクローザーの評価とならざるを得ません。

アンドリュー・ミラーがそう遠くない内に、移籍先を決断するとミラーの代理人が話しているとボストン・グローブのNick Cafardoが伝えています.

ミラーはすでに3年契約を提示されていて、最終的には4年契約になると予想されていますので、その移籍先、契約年数、契約総額などがデビッド・ロバートソンの契約にも影響を与えそうです。