デビッド・プライスが7年契約を全うすることを明言!オプトアウトの権利は行使せず

Boston Redsox Top Catch

デビッド・プライスは7年2億1700万ドルという超大型契約をレッドソックスと2015-16シーズンオフに結びました。

この契約の総額は投手としてはクレイトン・カーショーの7年2億1500万ドル、ザック・グレインキーの6年2億650万ドルを上回る史上最高額で、平均年俸の3100万ドルはミゲル・カブレラと並んで、ザック・グレインキーの3441万ドルに次ぐ史上2番目の金額となっています。

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デビッド・プライスはオプトアウトせずに4年契約を全う

契約を結んだ時にデビッド・プライスの年齢は30歳で、同じオフに6年契約を手にしたザック・グレインキーは32歳でした。

当時はFA市場の選手の相場は右肩上がりだったこともあり、デビッド・プライスは33歳となった2018年シーズン終了後にFAを選択できるオプトアウトの権利を契約に含め、さらに大型契約を手にできる可能性を残しました。

しかし、デビッド・プライスは2018年シーズンが始まっていない、スプリングトレーニングの初期段階でオプトアウトの権利を行使しないことを明言しました。

CBSスポーツ・シカゴが以下のように伝えています。

Price enters this new season confident and committed to the Red Sox. He owns an opt-out clause in his contract, giving him the ability to become a free agent after the season, but don’t expect the 32-year-old to walk away from four more years at $127 million. That would be a foolish decision for any pitcher, especially with teams tightening their check books the last few offseasons, but that really isn’t Price’s prerogative for remaining in Boston.

「デビッド・プライスが2018年シーズン終了後にFAを選択できる権利を有しているが、彼が4年1億2700万ドルを破棄してチームを離れると考えてはいけない」として、プライスがオプトアウトの権利を行使しない意思を示していることを伝えています。

この決断について記事を書いたマシュー・ギーガン氏は「ここ数年、各チームが財布を硬く閉じるようになったことを考えれば、そのような決断をすることは愚かなことだ」と述べています。ただ、デビッド・プライスはオプトアウトしない理由を以下のように話したことも伝えられています。

“I came here to win. I knew how tough it was to play here, to pitch here. If you go out and win it, I know all the emotions and everything will be even better in that positive light,” he said. “I look forward to doing that.”

「私はここで勝つためにきた。ボストンでプレーし、ボストンで投げることはタフなことだということを知っていた。試合に出てそれに勝つことができれば、全ての感情、全てのことが、ポジティブな方向に行くだろう。私はそれを楽しみにしている。」というような内容を話しています。

デビッド・プライスは自分の言動が原因で、昨シーズン途中に地元メディアとの関係が悪化しました。その関係の修復に務める姿勢をスプリングトレーニング開始直後に見せているのですが、このオプトアウトせずにレッドソックスのために頑張るという姿勢も、その一環ではあると考えられます。

この2年間で304回2/3で防御率3.84という月並みな成績であること、FAとなるときには33歳であること、ぜいたく税のペナルティが重くなり、資金力があるチームも大型契約を敬遠していること、などを考えると、デビッド・プライスが仮に2018年にサイヤング賞をとったとしても、残る4年1億2700万ドル以上の契約を手にする可能性はかなり低いのが現実です。

特に31歳のダルビッシュがの契約が6年1億2600万ドルに抑えられたことを考えると、なおのこと、デビッド・プライスがFAを選択した場合には、厳しい扱いを受けることが確実です。

デビッド・プライスが契約を破棄しない方向を示したことで、2018年から2022年までレッドソックスがコントロールできることになったのですが、現時点では朗報とも言いにくくなっています。

今年は3000万ドル、2019年は3100万ドル、2020年から2022年は3200万ドルと上昇する設定になっていますので、移籍後の2年間の成績が芳しくないため、大きな不良債権になるリスクが高まりつつあります。

デビッド・プライスに7年2億1700万ドルを提示したのは、それまでに1441回2/3を投げて防御率3.09、104勝56敗、奪三振1372、与四球率(9イニングあたりの与四球数)2.3という数字で、サイヤング賞1回、サイヤング賞投票で2位が2回という結果を残しているからに他なりません。

レッドソックスの先発ローテは、今季終了後にドリュー・ポメランツ、2019年シーズン終了後にはクリス・セール、リック・ポーセロがFAとなりますが、その穴を埋めるような有望株は育ってきていません。

デビッド・プライスが契約を全うすることを明言しましたので、確実に大型契約の負担が残ることになりました。そのプライスがエースとしての姿を取り戻してくれるかどうかは、2018年シーズンのみならず、数年先のレッドソックスの方向性を大きく左右することになります。

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