ダルビッシュのトレード放出に拍車?ハメルズが長期離脱でレンジャーズに打撃

テキサス・レンジャーズはア・リーグ西地区の3連覇を視野にシーズンを迎えたものの、4月は11勝14敗と負け越してしまい、好調なアストロズには差をつけられてしまいました。

5月に入ってからも調子は上がらずアストロズに3連敗を喫し、地区最下位でアストロズとの差は8ゲーム差まで広がってしまいました。

そのレンジャーズに追い打ちをかけるように、ダルビッシュと2枚看板のコール・ハメルスが故障者リストに入りました。

コール・ハメルズが10日間の故障者リストに入ったのですが、最短での復帰はもちろんのこと、離脱の期間が2ヶ月程度になる見込みであるとMLB公式サイトのMark Feinsand氏が伝えています。

右脇腹を痛めて故障者リストに入ったため、8週間程度は復帰まで要する見込みであることを伝えています。

5試合32回2/3を投げて、防御率3.03、WHIP1.13と安定した投球を続けていたコール・ハメルズを失うことになり、ツギハギの先発ローテに大きな打撃となりました。

ただ、コール・ハメルズの奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)は4.1をかなり低い数字で、何かしらの問題を抱えながら投げていた可能性はあり、離脱は遅かれ早かれ訪れていた可能性がありそうです。

このような状況をうけて、各メディアの専門家たちはダルビッシュ有のトレード放出の可能性に言及し始めています。

CBSスポーツのMike Axisa氏はハメルズの故障について伝えた後、以下のように書いています。

If Texas continues to fall out of the race, all eyes will shift to Yu Darvish, an impending free agent the Rangers could put on the trade market. Pretty much every contender would have interest in him. For now, my guess is the Rangers will hang on to Darvish and try to get back in the race since the season is still young.

引用元:記事タイトル

「レンジャーズがポストシーズン争いから離れた状態が続いた場合位は、今季終了後にFAとなるためトレードの交換要員になる可能性があるダルビッシュ有にすべての注目がシフトすることになる。ほぼ全ての優勝を争うチームが彼に興味を示すだろう。ただ、まだシーズン序盤のため、今しばらくはダルビッシュを放出することなく、ポストシーズン争いに戻ることを目指すと予想される」とAxisa氏は述べています。

まだ諦めるには早い段階のため、今すぐにどうこうはないだろうが、悪い状態が長くなればダルビッシュのトレードに大きな関心が集まることになると予想しています。

さらにESPNのDavid Schoenfield氏も以下のように書いています。

The Texas Rangers are eight games behind the Houston Astros and Cole Hamels is going to miss about eight weeks with an oblique injury. My first thought: This increases the odds Yu Darvish ends up as a trade chip in July — very likely the biggest trade chip.

「レンジャーズはアストロズと8ゲーム差で、コール・ハメルズが8週間程度離脱することになった。私が最初に思い浮かべたことは、『この出来事はダルビッシュ有が7月のトレード市場で最大の交換要員になる可能性を高めた。』ということだ。」

David Schoenfield氏は、2015年に5月20日時点でレンジャーズが8勝16敗で9.5ゲーム差をでつけられていたのをひっくり返したした実績があることを考えれば諦める段階ではないものの、レンジャーズが懸念される穴があり、アストロズは逆に層が厚く、状況は芳しくないと分析します。

レンジャーズの先発ローテに入っているニック・マルティネスは5月3日のアストロズ戦で7失点と炎上し、マーティン・ペレスは31回2/3で奪三振は20個にとどまる一方で、与四球は19個と多く、アンドリュー・キャッシュナーに至っては奪三振が10個にとどまる一方で、与四球が16個となるなど、いずれの投手も不安定です。

また打線はルーグネッド・オドーア、ノマー・マザラが出塁率3割を切り、マイク・ナポリは111打席で37個の三振を喫して打率.158と低迷し、ジョナサン・ルクロイも不調で、エイドリアン・ベルトレも復帰の目途が立っていません。

さらにブルペンはア・リーグ13位となる防御率5.36と不安定な状態など、多くの問題を抱えている状態で低迷していることをDavid Schoenfield氏は指摘し、巻き返すのが簡単ではない状況であることを指摘しています。

アストロズは打線に穴が少なく、控えクラスでも十分に他チームであればレギュラークラスに入る選手も抱えるなど層が厚く、懸念された投手陣も上手く機能するなど、2年前よりも明らかに充実しています。

最終的な判断は6月末にずれ込むことになると予想されますが、そこまでコール・ハメルズが復帰するのは難しいようなので、ダルビッシュのシーズン中のトレードの可能性は高まりつつあると言えそうです。

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