ダルビッシュの球種のクセがバレていた!アストロズの選手がワールドシリーズの舞台裏を証言

ポストシーズンで安定した投球を続けていたダルビッシュですが、ワールドシリーズの2試合では炎上してしまいました。

ディビジョンシリーズ、リーグチャンピオンシップの2試合では11回1/3を投げて被打率.195と相手を封じ込めましたが、ワールドシリーズではアストロズ打線に2試合で3回1/3しかもたず9失点し、被打率.474とめった打ちにされてしまいました。

その直後は、球種のクセがバレていたのではないかとの報道が流れたり、それを否定する報道がなされたりと情報は錯綜するだけで、真相は見えてこないまま終わってしまいました。

しかし、ウィンターミーティングが開幕した12月になって、スポーツ・イラストレイテッドが「ダルビッシュの球種のクセがバレていたことをアストロズの選手が証言した」ことを伝えています。

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セットポジションのボールの握り方にクセが

以下はスポーツ・イラストレイテッドの“This Is How Yu Darvish Was Tipping His Pitches in the World Series”の記事からの引用です。

According to a Houston player, the Astros often knew what Darvish was about to throw by the way he brought the ball into his glove in the set position. (Darvish pitches exclusively out of the stretch.) The player said it worked like this: Darvish holds the ball at his side when he gets the sign from the catcher. Whether he re-grips or not as he brings the ball into his glove was the tip-off whether he was going to throw a slider/cutter or a fastball.

アストロズの選手が、セットポジションに入った後、投球モーションに入ろうとする寸前に、どのようにボールを持っているかによって、しばしば球種を知ることができていたと、スポーツ・イラストレイテッドに明かしたことが伝えられています。

具体的にはダルビッシュが捕手からのサインを見て球種を決定した後に、グローブの中でボールを握り直すか、それともそのまま投げるかで、ファーストボール、もしくはスライダー/カットボールかを見分けることができたようです。

さらにそのアストロズの選手が話した内容も伝えられています。

“We knew the first time we faced him [in Game 3],” the player said. “The next time [in Game 7] it was mostly the same, but then it was more about just having a great game plan going in. We knew he was going to try to go back to his slider to find it. We had a great approach.”

「そのクセに気づいたのはワールドシリーズの第3戦で、次に対戦した第7戦でもほぼ同じだった。そのため素晴らしいゲームプランを実行することができた。私たちはスライダーがくることを予期でき、対応することができ、とても良いアプローチができた。」と話しています。

ワールドシリーズの2試合の登板でダルビッシュが48回スライダーとカットボールを投げているのですが、わずかに2回しか空振りせず、それらの球種への打率が.556と極めて高い数字になったと記事では伝えられています。

ダルビッシュのスライダーは投球の軸であり、生命線の一つです。2017シーズンでは投球の24.97%を占めていて、被打率は.174、スイングのうち空振りが30.43%という数字が残っています。ワールドシリーズでのスライダーの被打率.556、48球で空振りが僅かに2回というのは、明らかに異常なレベルです。

ダルビッシュはランナーの有無に関わらずセットから投げていますので、余計にダメージが大きくなったと考えられます。

ダルビッシュがワールドシリーズ用のボールになじまなかったことが打ち込まれた原因の一つではあったとは考えられます。しかし、ここまでアストロズの選手がハッキリと話しているのであれば、それ以上にクセがバレていたことが大きな問題だったと考えられます。

アストロズがダルビッシュに興味を示していると報じられています。

参考記事:アストロズがダルビッシュ、アリエッタ、アーチャーに関心!エース級の獲得を模索

このクセを修正すれば、元の圧倒的な姿に戻ることをアストロズのフロントと首脳陣は把握しています。そのため、ワールドシリーズの炎上は気にせずに獲得に動いている可能性がありそうです。

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