ダイヤモンドバックスがJ.D.マルティネスとの再契約に積極姿勢!オーナーと代理人が直接会談

J.D.マルティネスは119試合489打席という出場にとどまったものの、打率.303/出塁率.376/長打率.690/OPS1.066、45本塁打、104打点という素晴らしい成績を残しました。

本塁打数はジャンカルロ・スタントン、アーロン・ジャッジの2人には及ばなかったものの、本塁打のペースは両者を上回る驚異的な数字を残したのですが、残念ながら大きな争奪戦に発展していません。

現時点でJ.D.マルティネスの現実的な選択肢はボストン・レッドソックスとアリゾナ・ダイヤモンドバックスの2球団に限定されています。

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オーナーと代理人が3度目の直接会談

ダイヤモンドバックスは2017年シーズン途中でJ.D.マルティネスをトレードで獲得したことがポストシーズン進出の大きな原動力となりました。

J.D.マルティネスの移籍後の数字は62試合で29本塁打、65打点、打率.302、長打率.741、OPS1.107と脅威的な数字で、この穴を埋めることは至難の業となっています。

それでもマルティネスを連れ戻してフルシーズン貢献してもらえれば、それも十分に埋めてもらえる期待ができるのですが、ザック・グレインキーの契約が足かせとなり、大きな金額を動かせない状態となっています。

ザック・グレインキーとの4年1億3850万ドルという巨額の契約が残っているため、これから4年間は1年3400万ドルから3500万ドルを1人のプレイヤーに費やすことになります。2014年の1億1200万ドルが球団史上最高額の年俸総額で、それ以外は1億ドル以下に抑えているダイヤモンドバックスの補強予算を大きく圧迫しています。

しかも、フランチャイズの顔であるポール・ゴールドシュミットが2018年シーズンが契約最終年で、2019年の1450万ドルのチームオプションを行使しても、2年間しかチームに確実に留めることができません。このポール・ゴールドシュミットとの契約延長も優先順位が高い問題のため、さらに資金面のやりくりが難しくなっています。

ただ、ダイヤモンドバックスはクリエティブなJ.D.マルティネスとの再契約の道を模索しているようです。

ファンラグスポーツのジョン・ヘイマン氏が以下のように伝えています。

Martinez’s agent Scott Boras recently had a third in-person meeting with D-backs owner Ken Kendrick, as the sides try to find common ground (Ken Rosenthal of The Athletic and MLB Network reported on the third meeting), and one D-backs person expressed a bit more optimism than before regarding their chances to keep the slugger who posted an otherworldly .741 slugging percentage with Arizona last year.

「マルティネスの代理人であるボラス氏とダイヤモンドバックスのオーナーであるケン・ケンドリック氏が3回目の直接会談を行い、互いの合意点を見出そうとしていた」ことが伝えられています。

「昨シーズンに別世界の長打率.741という数字を残したマルティネスとの再契約に関して、ダイヤモンドバックスの関係者も少しポジティブな見通しを明かすようになった」ということで、ダイヤモンドバックスのフロント内部でも感触は悪くないようです。

この後、情報筋が「ダイヤモンドバックスは、何とかJ.D.マルティネスの契約を吸収するクリエティブな道を模索している」こと、そして具体的には以下のような方法が検討されているようだと伝えています。

While it isn’t known specifically what “creative” means, it is believed that the D-backs are considering a higher AAV (average annual value) and shorter term with opt-outs included. This could be one way to bridge the gap in overall dollars.

具体的にクリエティブな方法までは明らかになっていないものの、「ダイヤモンドバックスは高い平均年俸で、オプトアウトできる権利をつけた、期間の短い契約を検討していると考えられている」ようです。

メッツとヨエニス・セスペデスが同様の方法で最初の契約を合意しています。

ヨエニス・セスペデスは3年7500万ドルの契約を結び、1年目が契約金を含めて2750万ドル、2年目と3年目がそれぞれ2375万ドルという割り振りで、1年目が終了後にFAを選択できるオプトアウトの権利が設定されていました。

結局、ヨエニス・セスペデスは1年目のシーズン終了後に、2年4700万ドルの残契約を破棄してFAを選択し、メッツと4年1億1000万ドルで再契約しています。

J.D.マルティネスも同様の契約を結べば、自身の成績と市場の動向を見きわめたうえで、残契約よりも大きい契約を模索することができます。

来シーズンオフはブライス・ハーパー、マニー・マチャド、さらにはクレイトン・カーショーもFAを選択する可能性があるため、1年後のオプトアウトは得策ではありませんが、2シーズン終了後であればJ.D.マルティネスに追い風が吹く可能性がありますし、市場の動向が厳しいようであれば、残契約をまっとうすることで、リスクも回避できます。

レッドソックスの提示している金額は1億ドルから1億2500万ドルとされていましたが、どちらかと言えば1億ドルに近い金額であると、ボストン・グローブは報じています。その金額であれば、上手く年俸を割り振ることで、ダイヤモンドバックスの予算でも、やりくりできる可能性があります。

レッドソックスとJ.D.マルティネス側の我慢比べのような見方が大勢を占めていましたが、レッドソックスは一切妥協する姿勢を見せず、エドウィン・エンカーナシオンのトレード獲得やローガン・モリソンとの契約を模索する動きも報じられています。

スコット・ボラス氏の強みはオーナーと直接交渉できることで、このことにより数々の大型契約を成立させてきた実績があります。

当初の予想に反して、ダイヤモンドバックスがレッドソックスに競り勝つ可能性が浮上しつつあります。

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