ヤスマニ・トマスとダイヤモンドバックスが6年6850万ドル(80.6億円)で合意!イチローと青木宣親の移籍にも影響の可能性

Arizona Diamondbacks Catch

キューバから亡命した新たなスター候補が、アリゾナ・ダイアモンドバックスと契約合意に達しました。

ダイヤモンドバックスが、ヤスマニ・トマス(24歳)と6年6,850万ドル(80.6億円)で合意したと複数のメディアが伝えています。

このオフの外野手としてはトップクラスの評価を受けていましたので、FA市場からインパクトのある打者がまた1人消えたことになります。

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現在のキューバ代表でも屈指の打撃力を持っていたヤスマニ・トマス

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ヤスマニ・トマスは身長185cm、体重は104.3kgの体格で、1990年11月14日生まれの24歳で右投げ右打ちの外野手です。

キューバでは一塁と三塁も守っていたようですが、三塁の守備は各球団の前で行ったプライベートワークアウトではひどかったようで、そのポジションではあまり期待できないようです。

また外野守備に関しては3つのポジションを守っていたというデータが残っているのですが、メジャーではスピードが平均より劣ると評価されているため、両翼におさまることになるだろうと予想されています。

ヤスマニ・トマスはWBC2013のメンバーの中では最年少での代表入りを果たしていて、その際には16打数6安打で打率.375/本塁打2/打点5/OPS.813という成績を残しています。

現在のキューバ代表で打撃面でトマス以上の力があるのはアルフレド・デスパイネだけと、アメリカメディアに評価される攻撃力を持っています。

そのヤスマニ・トマスのキューバーリーグでの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。

Yasmany Tomas Stats 2014

2010-11シーズンでは83試合272打数で打率.298/本塁打20/打点50/出塁率.340/長打率.581/OPS.921を記録しています。通算成績では291試合908打数で打率.289/本塁打43/打点160/出塁率.345/長打率.506/OPS.851となっています。

打率は際立った高いほうではなく、パワーはあるもののレフト方向への打球が多く、三振も多めとなっています。そのためメジャーでは打率.240から.250程度になるのではないかとの見立てもあります。

WBC2013でキューバが日本とヤフオクドームで対戦した時に、ヤスマニ・トマスがソフトバンクの大隣憲司から本塁打を打っているのですが、その時の動画です。

日本でも札幌ドームと並んで本塁打が出にくいヤフオクドームの左中間の中段まで運んでいます。日本に来ている外国人選手でもここまで飛ばせる選手はなかなかいません。

このようにパワーでは優れているものの打撃での安定性や、守備面では肩や守備範囲などで良いとは言えず、守備や走塁でのスピードがあるレッドソックスのルスネイ・カスティーヨ(7年7250万ドル)のほうが、総じてメジャーのスカウトからの評価は高いようです。

攻撃面では同じキューバ人プレーヤーの、ダヤン・ビシエド(ホワイトソックス)やヨエニス・セスペデス(レッドソックス)のように打率は低めも、長打に期待ができるのと似ているとも考えられています。

2012年はヨエニス・セスペデス、2013年はヤシエル・プイグ、2014年はホセ・アブレイユとキューバ打者が話題をさらいました。

2015年はレッドソックスのルスネイ・カスティーヨ、シカゴ・カブスのホルヘ・ソレアと並んで、ヤスマニ・トマスも大きな注目と関心を集めることになりそうです。

主なキューバ人プレーヤーの大型契約は以下のとおりとなっています。

  • ルスネイ・カスティーヨ:レッドソックスと7年7250万ドル(2014-20)
  • ヤスマニ・トマス:Dバックスと6年6850万ドル(2015-20)
  • ホセ・アブレイユ:ホワイトソックスと6年6800万ドル(2014-19)
  • ヨエニス・セスペデス:アスレチックスと4年3600万ドル(2012-15)
  • ヤシエル・プイグ:ドジャースと7年4200万ドル(2012-18)
  • ホルヘ・ソレア:カブスと9年3000万ドル(2012-20)
  • アレクサンダー・ゲレーロ:ドジャースと4年2800万ドル(2014-17)
  • エリスベル・アルエバルエナ:ドジャースと5年2500万ドル(2014-18)

イチローや青木宣親の移籍先の候補の1つと見られていたダイヤモンドバックスですが、この契約により外野手の補強に成功しましたので、これまでよりは移籍先となる可能性が低くなったと言えそうです。

ただ、マーク・トランボをトレードに出すとの予想もありますので、その動向にも左右されそうです。