【MLB2014 サイ・ヤング賞候補】クリス・セール(シカゴ・ホワイトソックス)のシーズン成績と投球内容

2014年シーズンに防御率2.17とWHIP0.97がア・リーグ2位となったのが、シカゴ・ホワイトソックスのクリス・セールです。

故障での離脱があったため投球回数が少ないこと、勝ち星12勝と多くないため、サイ・ヤング賞を獲得する可能性は低いものの、投票においては上位にランクされることが予想されるクリス・セールです。

そのクリス・セールは2014年で25歳の左腕で、2010年6月のドラフト1巡目全体13番目でホワイトソックスに指名されて入団しました。

そしてその2010年に1Aで4試合(防2.25)、3Aで7試合(防2.85)を投げた後、2010年8月6日にはMLBで登板しています。つまりドラフトから2ヶ月でメジャーのマウンドに立つなど、その才能を早い段階から評価されていて、かつ発揮していました。

そのクリス・セールの通算成績、2014年シーズンの成績と球種の内訳などについてまとめています。

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クリス・セールの通算成績と2014年シーズンの成績

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クリス・セールの通算成績と2014年シーズンの成績は以下のとおりとなっています。

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2014年は26試合174.0回で防御率2.17/12勝4敗/奪三振208/WHIP0.97という成績となっています。投球イニング少ないため奪三振の数ではア・リーグで6番目となりますが、奪三振率は10.76でリーグ1位で、奪三振を奪う力において優れています。

また2014年シーズン通じての被打率も.205で、フェリックス・ヘルナンデス(SEA)とギャレット・リチャーズ(LAA)に次ぐリーグ3番目となるなど、”打たれない投手”でもあります。

それに加えて、174イニングで与えた四球は39個(4.5イニングに1個)と少ないことからもわかるように、制球力もあるため、ア・リーグでも屈指の攻略が難しい投手となっているクリス・セールです。

クリス・セールはMLB2年目まではリリーフとしての登板のみで、それはマイナーリーグでも同様に先発はしていませんでした。

しかし、2012年からは先発ローテに入り、29試合192.0回/防御率3.05/17勝8敗/奪三振192/WHIP1.14を記録するなど、本格的にブレイクして、オールスターにも選出され、オフには5年3250万ドルで契約延長もしています。

続いてクリス・セールの2014年シーズンの月別の成績は以下のとおりとなっています。

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7月終了時点では防御率1.88/10勝1敗という成績で、そのまま数字が伸びればサイ・ヤング賞が有力でしたが、その後の8月、9月の10試合中8試合でクオリティスタートと内容は良かったものの、チームの状態が落ちてしまい、勝ち星が伸びませんでした。

クリス・セールの2014年の球種の内訳と特徴

クリス・セールの投球は4シーム、シンカー、スライダー、チェンジアップの4つで構成されていて、投球の4割を4シーム、3割弱をチェンジアップが占めています。

詳しい球種の球速、奪三振に占める割合、打者がスイングした結果などのスタッツは以下のとおりとなっています。

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4シームが40.6%、チェンジアップが28.9%、スライダーが18.4%、シンカーが11.9%という割合になています。

変則的なサイドからの投球フォームで、4シームは最速が98.7マイル(158.8km)平均で94.9マイル(152.7km)と高速なため、かなり捉えることが難しいボールとなっています。

打者が4シームを打ちにいっても、ファウルになる割合が48.9%、空振りとなるのが23.8%となっています。投球の4割を占めるこのボールの質が高いので、バッターとの対戦で主導権を握ることが多くなっています。

この4シームでも多くの三振を奪えるのですが、三振を奪うことができる、チェンジアップとスライダーが織り交ぜられるため、さらに有効になっています。

投球の3割を占めるチェンジアップは打者がスイングしたうちの38.6%が空振り、バットにあたってもそのうちの5割がゴロになるというボールで、長打を浴びにくく、質の高いボールとなっています。

またスライダーは打者がスイングしたうちの36.4%が空振りで、高い奪三振率に貢献しています。

最速98.4マイル(158.4km)、平均93.5マイル(150.5km)のシンカーは空振りを奪うボールではないものの、ゴロを打たせるのに有効で、打球の4割超がファアゾーンに飛ぶものの、そのうちの52.4%がゴロになるボールとなっています。

このように4つの非常に質の高い球種を投げ分けているため、非常に安定感のある投球を継続することができています。

またこのボールのクオリティの高さに加えて、変則的なサイドからのフォームのため、左打者を完全に圧倒していて、防御率0.00/被打率.165/被本塁打0という数字になっています。

2014年9月24日の今季最終登板では、ミゲル・カブレラとビクター・マルティネスらの強打者を擁して、両リーグ2位の得点力を誇るデトロイト・タイガース戦に先発しました。

そのタイガース打線を愛艇に、6イニングで1失点も、10個の三振を奪っていて、そのうち3つをミゲル・カブレラから奪っているクリス・セールです。

その時の動画以下のものです。

4シームとスライダーのキレが素晴らしく多くの三振を奪っています。3連続三振を奪われたミゲル・カブレラは苛立っているほどです。

2014年は故障があったため、サイ・ヤング賞の可能性は低いですが、2015年には有力な候補として開幕前の予想では、名前があがりそうなクリス・セールで、。来季の登板が非常に楽しみです。

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