カブスは左腕リリーフが補強ターゲットに!ブリットン、ハンドらに関心か

夏のトレード市場でシカゴ・カブスの名前が言及されることが多いのがマニー・マチャドのトレードでした。

シーズンオフにカブスがマニー・マチャドに興味を示していたこと、正遊撃手のアディソン・ラッセルが攻撃面で期待されたとおりにはステップアップしていないこと、アンソニー・リゾ、クリス・ブライアントが本調子ではないこと、など様々な要素が絡んで名前が言及されていました。

しかし、カブスのフロントはブルペン補強の本腰を入れて動く可能性が高そうです。

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カブスが強力な左腕リリーフ投手の獲得に動く

シカゴのラジオ局電子版であるThe 670 Scoreのブルース・レビン氏が以下のように伝えています。

The strength of the Cubs has been a lockdown bullpen that has passed both eye and a statistical test for the first 93 games of the season.

While some insiders concentrate on the Cubs adding a starting pitcher or a hitter along the likes of All-Star Manny Machado, bullpen maintenance and additions appear to be the most logical route the team will take.

「カブスの今季の強みとなっているのが相手打線を封鎖しているブルペンで、今年の最初の93試合で人間の視点とデータの両方で実力を証明している」と記事の冒頭で述べた後、MLBのアナリストたちが「カブスは先発投手もしくはマチャドのような打者の獲得に動く」と注目している一方で、ブルペンのメンテ、補強がチームがとる最も論理的なルートのように思える」とレビン氏は述べています。

With that in mind, the Cubs are one of eight contending teams talking to the Baltimore Orioles about reliever Zach Britton, according to a source. Adding a former lockdown closer could be the final piece the Cubs need to solidify their push to a third straight NL Central title.

「カブスがオリオールズのザック・ブリットンに関心を示して交渉している8球団の一つである」との情報を関係者から得たとのことです。レビン氏は、「以前は相手を完全に封じ込めていたクローザーを獲得することは、ナ・リーグ中地区3連覇を確実にする最後のピースになる可能性がある」と、そのインパクトの大きさを予想しています。

この他に興味を示している投手として言及されているのが、パドレスのクローザーであるブラッド・ハンドです。

The Cubs’ wish list also includes Padres closer Brad Hand, who’s signed through 2020 with a $10-million team option for the 2021 season. Hand has 24 saves and a 4.33-strikeout-to-walk ratio.

「2020年まで契約が確定していて、2021年が1000万ドルのチームオプションとなっているパドレスのブラッド・ハンドも、カブスのウィッシュリストに入っている」とのことです。

カブスにはクローザーとしてブランドン・モローがいます。ブランドン・モローは2016年にパドレスでリリーフとして16試合で防御率1.69という数字を残した後、2017年にドジャースでセットアップマンとしてブレイク(45試合:防御率2.06)しました。

カブスがセットアップマンではなく、クローザーとして起用することを想定して2年2100万ドルで契約したことに対して、疑問の声は少なくありませんでした。しかし、モローは35試合30回2/3で防御率1.47、奪三振率9.1、与四球率2.6、22セーブと結果を残し、批判の声を鎮めることに成功しています。

ただ、健康面には不安を抱えています。以下はレビン氏の記事からの引用です。

The Cubs seem to fit that description. Closer Brandon Morrow has dealt with back issues for the last couple of weeks. He has a history of injuries that makes a team like Chicago extra protective of him.

この数週間に渡り、腰に問題を抱えていて、モローが過去に故障で苦しんでいたことを考えると、負担を減らすことが必要となっているので、これらのリリーフ投手はニーズにフィットするとレビン氏は述べています。

ザック・ブリットンはアキレス腱断裂からの復帰直後は不安定でした。しかし、最近の登板ではファーストボールが96マイルを記録するようになり、その沈む動きも2016年の時のような鋭さが戻りつつあると、ナ・リーグのスカウトたちが評価しています。

ブラッド・ハンドは防御率3.05ですが、奪三振率は13.2と相手打者を圧倒していて、与四球率(9イニングあたりの平均与四球)も3.0と制球に大きな難はありません。昨年は21セーブ、今年は24セーブをすでに上げるなど、クローザーとしてブランドン・モローのバックアップを務めることができますし、左打者に圧倒的な強さがあり、被打率.148と封じ込めているのも魅力となります。

ザック・ブリットンは年俸が1200万ドルと高額なため500万ドルから600万ドル程度の負担が増え、今季終了後にFAでチームを去ってしまうことがデメリットとなります。

一方のハンドは今季が408万ドルと格安で、来季以降も708万ドル、758万ドルと格安で、オプションも含めれば31歳となる2021年まで契約をコントロールできるのも魅力です。

カブス打線は主力クラスの不調がありながらもナ・リーグトップの476点を記録していますので、マニー・マチャドをどうしても必要というわけでもありません。

先発投手陣の不安を指摘されることが少なくないのですが、それでも防御率3.88は両リーグ11位、ナ・リーグ6位と及第点レベルを維持していて、リリーフ陣は防御率3.09でMLB全体で4位、ナ・リーグで2位にランクされる安定感で、先発ローテをカバーしています。

先発投手陣には元々実力のある顔ぶれが揃ってはいますので、レビン氏が予想するように、ポストシーズンを睨んでブルペンを補強していく可能性が高そうなカブスです。

ブラッド・ハンド、ザック・ブリットンらはヤンキース、レッドソックス、アストロズ、ドジャースなどポストシーズンで対決する可能性がある球団も関心を示して動いています。この2人の投手の争奪戦の結果は、ポストシーズンのパワーバランスにも影響を与えることになりそうです。

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