カブスがタイラー・チャットウッドと3年3800万ドルで合意!防御率4.69で大型契約を手にできた理由とは

Chicago Cubs Top Catch

ジェイク・アリエッタ、ジョン・ラッキーがFAとなり、ファームにも目ぼしいセンパ投手がいないため、先発ローテ補強が課題となっていたカブスです。

そのカブスが3年契約でロッキーズからFAとなったタイラー・チャットウッドと合意したようです。

MLB公式サイトのジョン・モロシ氏が3年4000万ドル規模の契約で、カブスとタイラー・チャットウッドが合意したことを伝えています。

この後、FanRag Sportsのジョン・ヘイマン氏が詳しい契約の内容について伝えています。

まとめるとタイラー・チャッドウッドが手にした契約は以下のとおりとなります。

  • 2018年:1250万ドル
  • 2019年:1250万ドル
  • 2020年:1300万ドル

3年契約期間中に他球団にトレードされた場合には50万ドルが支払われることになります。

2020年の契約については以下のような条件をみたすことで年俸が上昇します。

  • 2018年と2019年のオールスターに出場できれば2020年の年俸が1500万ドルに上昇
  • 2018年もしくは2019年のサイヤング賞投票で1票を獲得できれば2020年の年俸が1500万ドルに上昇
  • 2018年と2019年のサイヤング賞投票で1票を獲得できれば2020年の年俸が1700万ドルに上昇

そのためタイラー・チャットウッドの契約は最大で3年4200万ドルに達することになります。

非常に高い評価というわけではないのですが、FA市場の相場から見てもそれなりの金額と契約期間をカブスは保証したことになります。

しかし、タイラー・チャットウッドの通算成績、2017年の成績は良いとは言えません。

タイラー・チャットウッドの2017年は先発とリリーフで合計33試合、先発では25試合で登板し147回2/3を投げて防御率4.69、8勝15敗、WHIP1.44、(野手が関与しない奪三振、与四球、被本塁打を使用して疑似防御率を算出し投手の実力を測る指標)も4.94という成績に終わっています。

キャリア通算の成績でも647回2/3で防御率4.31、40勝46敗、WHIP1.49、FIP4.58と、3年3800万ドルにふさわしい数字は見当たりません。

しかし、チャットウッドはロードでは好成績を残しているため、上記のような成績は極端に打者有利なクアーズ・フィールドが本拠地だったことの影響が大きかったのが原因だと考えられることが、この大型契約につながってます。

2017年のホームでの成績は70回1/3で防御率6.01、WHIP1.68という散々な数字ですが、ロードでの成績は77回1/3で防御率3.49と良い数字を残しています。

タイラー・チャットウッドはメジャーでのキャリアは全てロッキーズでのものとなるのですが、通算成績でもホームでは332回1/3で防御率5.25と苦しんでいますが、ロードでは315回1/3で防御率3.31と好成績を残しています。

ロードでのタイラー・チャットウッドの安定感は際立っていて、ナ・リーグ屈指のものです。

2016年と2017年の2シーズンにおけるタイラー・チャットウッドのロードで防御率は2.57で、スティーブン・ストラスバーグと並ぶナ・リーグ2位で、上回っているのはクレイトン・カーショーの防御率2.16のみだと、USAトゥデイのボブ・ナイチンゲール氏は伝えています。

表面上の防御率などは良くありません。しかし、このようなロードでの成績、実績を理由に、シーズンオフ当初からアストロズのチャーリー・モートン(2年1400万ドル・防御率3.62・14勝7敗)のように掘り出し物となるのではないかと予想されていました。

手にした契約はチャーリー・モートンを大きく上回るもので、掘り出し物と言える金額を越えています。ここまで契約総額が膨らんだのも、カブスと同様に評価する球団による争奪戦があったためです。

ヘッドラインを飾るような選手ではないのですが、アストロズのワールドシリーズ制覇において見過ごすことのできない貢献をしたチャーリー・モートンのように、2018年のカブスで重要な選手となる可能性があります。

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