【カブス】2015年FA市場の主役最有力候補に?シカゴ・カブスの年俸総額と補強資金について

Chicago Cubs Top Catch

ジョー・マドンが電撃的に監督に就任したことにより、さらに注目を集め始めているシカゴ・カブスです。

大幅な再建モードにいよいよ終わりを告げて、勝負にする時が近づきつつあるシカゴ・カブスです。そのオフの展望と年俸総額などについてまとめています。

スポンサーリンク

成績は低迷するも、いまだ人気球団のシカゴ・カブス

スポンサーリンク
[googlead]

シカゴ・カブスの2014年の年俸総額はESPNによると7,354万6,357ドルで、MLB全体で28番目の規模となっています。下にはマイアミ・マーリンズとヒューストン・アストロズしかいません。

2010年から5年連続の最下位ですが、いまだファンからの支持されているチームでもあります。

本拠地のリグレー・フィールドはフェンウェイ・パークに次ぐ2番目の古い球場ということもあり、収容人数が4万1,159がと制限があるにも関わらず、2014年は265万2,113人(平均3万2,742人)を動員し、MLB全体で11番目となっています。

2年連続で地区優勝した2008年の330万人(平均4万743人)から比較すると70万人余りが減少しているものの、元々人気があるチームであることや、シカゴは271万人で全米第3位の人口を誇るマーケットでもあることを考えれば、成績さえ向上すれば、観客動員が増えていくことは確実です。

また過去に年俸総額は2010年に1億4,435万9,000ドルに達したこともある上に、その後MLBからの全国中継の放映権料の分配金も加わっていますので、1億ドル近い資金的な余裕があるとも考えられます。

このような資金力があるからこそ、田中将大の争奪戦にも参加し、1億ドル以上の契約を提示することができたシカゴ・カブスです。

しかし、さらに収入が増える見込みがあるシカゴ・カブスです。

さらなる超大型の収入増が見込める状況に

現在の放映権の契約はコムキャスト・スポーツネット・シカゴと結んでいますが、それが2019年終了します。

そのカブスに対して多くの放送局が15年から30年の長期契約で、金額は数十億ドル(数千億円)にのぼる契約になる可能性があるとも報じられています。

カブスのBusiness Operation(ビジネス運営)の社長で、交渉を担当しているクレーン・ケニー(Crane Kenney)は、「私たちの世代でのフランチャイズ最大規模の経済的なイベントになるだろう」との展望を語っています。

またBaseball Operation(野球運営)の社長を務めるセオ・エプスタイン社長は、その契約は”野球運営部門にとってのATMになる”と考えているとシカゴ・サンタイムズは伝えています。つまり、必要であればいつでも使えるような資金になるということです。

セオ・エプスタイン社長はそのテレビ契約に関して、「テレビ契約はマジック・バレット(魔法の弾丸)になる。そのパラダイムシフトは私たちを全く新しいレベルに引き上げてくれる」と語り、期待と興奮を隠していません。

このような年俸総額での余裕に加えて、将来的なテレビ契約による収入増が見込め、さらに期待されるプロスペクトが次々とMLBに昇格間近で戦力が整いつつありますので、リーダーシップのある大物選手の獲得に動くことが予想されているカブスです。

年俸総額に余裕があり大物の獲得も十分に可能なカブス

シカゴ・カブスから、すでにFAとなる予定だったジェイソン・ハメルやエミリオ・ボニファシオらをトレードに出したこともあり、FAとなる主な選手はカルロス・ビラヌエバだとなっています。

そのシカゴ・カブスが2015年に抱えている確定した契約は以下のとおりとなっています。

  1. エドウィン・ジャクソン(31歳・SP) $11,000,000
  2. スターリン・カストロ(25歳・SS) $6,000,000
  3. アンソニー・リゾ(25歳・1B) $5,000,000
  4. 和田 毅(34歳・SP) $4,000,000
  5. ホルヘ・ソレア(23歳・RF) $2,000,000
  6. ライアン・スウィーニー(30歳・OF) $1,500,000
  7. ジェイコブ・ターナー(24歳・SP) $1,000,000

和田毅とジェイコブ・ターナーのオプションを行使したため、確定している契約は3050万ドルとなっています。

この他に年俸調停権を有する選手の年俸が加わりますが、トラビス・ウッドが500万ドル前後、ジェイク・アリエッタが400万ドル前後に増えることなど目立ちますが、全体的には2000万ドルから2500万ドルの間におさまる見込みです。

そのためそれらとMLB最低年俸の選手の金額を加えても6000万ドル超にしかならない見込みです。

シーズン中に年俸600万ドルのジェイソン・ハメル、年俸534万ドルで2015年には900万ドルを超えると予想されていたジェフ・サマージャを放出していますので、さらに予算に柔軟性が増している状態です。

選手にもシカゴ・カブスは魅力的?

大金を積まれても弱いチームは嫌だから、金額が低くてもワールドシリーズが狙えるチームを選ぶなど、弱いチームを拒否することは少なくありません。

シカゴ・カブスは、連続最下位が続いているため、そのことがネックになるのではないかとも考えられますが、そうではないようです。

このオフにFAとなったジェイク・ピービは、「素晴らしいプレーヤーが揃いはじめ、使うことのできる資金も彼らは持っている。誰がシカゴでプレーするのを嫌がるんだ?」と述べています。

シカゴ・カブスのプロスペクトは非常に高い評価を受けている上に、投手と違い、毎日試合に出場する野手であるためことは、試合を中継するメディアにとって魅力的で、放映権の争奪戦をヒートアップさせている一因となっています。

攻守の両面でMLBトップクラスの評価を受けてきたプロスペクトたちがポジションを埋め始めるなど、攻守両面でのバックアップが期待できます。さらに、フロントがチーム強化のために大金を注ぐ準備をしています。

またフロントの人材ももレッドソックスで実績のあるセオ・エプスタイン社長とジェド・ホイヤーGMのコンビが顔を並べ、ジョー・マドンという若い選手を育て上げ、使いこなすことに長ける名将が加わりました。

この状況を見れば、シカゴ・カブスの今後は明るいと考える選手が多いことは、全く不思議なことではありません。

このオフの補強動向で台風の目になる可能性があるシカゴ・カブスです。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています