カブスがヤンキースのチャップマン、ミラー、ベタンセスに興味!MLB最強チームがブルペンの補強に動く

Chicago Cubs Top Catch

43勝18敗で勝率.705と100勝を越えるペースで勝ち続け、34勝28敗と悪くない2位のカージナルスにも9.5ゲーム差をつける独走状態のシカゴ・カブスです。

チーム防御率2.65は両リーグでダントツの1位、チーム総得点322は両リーグ3位など、投打で充実しているシカゴ・カブスで、穴らしい穴が見当たらないチーム状態です。

そのような絶好調なカブスなのですが、さらにトレード期限前での補強を視野に入れていて、特にヤンキースの強力な3人のリリーバーの獲得に興味を示しているようです。

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カブスがワールドシリーズ制覇に向けてさらなる戦力アップを模索

ニョーヨークの地元メディアであるニューヨーク・ポストのGeorge A. King IIIが”MLB’s best already scavenging Yankees for bullpen’s monsters”というタイトルの記事で、シカゴ・カブスがヤンキースのブルペントリオの獲得に興味を示していると伝えています。

George A. King IIIはシカゴ・カブスのスカウトであるJason Parksが今週のヤンキースタジアムの試合に張り付き、デリン・ベタンセス、アンドリュー・ミラー、アロルディス・チャップマンをスカウティングしていたとの情報を関係者から得たとしています。

そしてカブスはヘクター・ロンドンというクローザーがいて、21試合に登板し防御率1.40で11セーブ、セーブ成功率100%と好調であるが、さらにその層を厚くしようとしている付け加えています。

George A. King IIIは、ヤンキースがトレード期限までにどのような位置によるかにトレード成立は左右されることになるとした上で、現時点では他球団からのオファーに耳を傾けてはいるとも述べています。

チャップマンは年俸1132万5000ドルと3人の中では一番高年俸で、しかも今季終了後にFAとなり、ヤンキースとの再契約の可能性は低いと予想されています。

そのためチャップマンがヤンキースにとってはトレードに一番出しやすい選手であり、しかもトレードでの大きな見返りが期待でき、さらに年俸総額も減らすことができます。

アンドリュー・ミラーは4年3600万ドルの契約2年目のシーズンを過ごしていて、現在のパフォーマンス(26.2回/防御率1.01/奪三振48/WHIP0.68)と、ポストシーズンでの強さ(8.1回/防御率0.00/奪三振10/WHIP0.24)を考えると900万ドルの年俸はバーゲンと言えます。

デリン・ベタンセスは年俸50万7,500ドルと年俸が安い上に、今季終了後にようやく年俸調停権を手にすることなるため、チームが後3年はコントールできる選手で、一番魅力のある存在です。

ただ、その分、獲得するチームは多くの代償を支払う必要があることにはなります。

しかし、カブスは多くの優秀な若い選手を多くファームに抱えているため、ヤンキースが欲しい若い野手を交換要員として出せるチームではあります。

また、カブスにとっても懸念材料を上げるとすれば、リリーフ投手陣となるため、補強をしておきたいという事情もありまs.

カブスはクローザーのヘクター・ロンドンに加えて、セットアップマンのペドロ・ストロープ(防御率2.78/WHIP0.97)、トレバー・ケーヒル(防御率2.28/WHIP1.37)、トラビス・ウッド(防御率2.25/WHIP0.96)と、現時点でブルペン陣もコマが揃っているように見えます。

ただ、数字の内容を見るとこの先数字を落とす可能性が高い要素があります。

運に左右される要素が強いものの数字が低いと防御率がよくなる傾向がある被BABIP、同じく運に左右されやすいLOB%(残塁率)は高いと防御率が良くなる傾向があります。

ヘクター・ロンドンはLOB%(残塁率)が98.0%と異常に高い数字で、BABIPも.231とキャリア平均の.275よりも極めて低くなっています。

そのためこの先も同じような防御率を維持できるかは疑問が残ります。

またトレバー・ケーヒルは被BABIPが.225でLOB%が92.8%、トラビス・ウッドは被BABIPが.175でLOB%が90.9%と、両者ともにかなり運に助けられていると考えれる数字となっています。

さらに味方の守備の影響を排除し投手の実力を測る指標として使われるFIPでも、この2人は不安を感じさせるものがあります。

ヘクター・ロンドンは防御率1.40にFIP1.87と大きな違いはないのですが、トレバー・ケーヒルは防御率2.28に対してFIP4.88、トラビス・ウッドは防御率2.25に対してFIP4.40といずれも、防御率よりもFIPがかなり悪くなっています。

こういった場合、味方の守備や運に助けられての好成績と考えられるため、いずれは数字を落としていく可能性が高いと予想されます。

シカゴ・カブスはFIPを非常に重視しているチームで、こういった防御率の内側にある数字もしっかりと見ています。

そのため好調で隙がないように見えるブルペン陣であっても、さらなる補強を真剣に考えていることは不思議なことではありません。

現時点でワールドシリーズ制覇に最も近いチームと見られているシカゴ・カブスがさらなる補強に動くのか、そしてヤンキースがそのオファーに応じるのか、トレード期限前の注目ポイントの一つとなりそうです。

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