カブスがセオ・エプスタイン社長と5年5000万ドル超の契約で合意!最も高給のMLB球団エグゼクティブに

Chicago Cubs Top Catch

シカゴ・カブス再建の立役者として外すことができないのが野球運営部門社長であるセオ・エプスタインです。

セオ・エプスタインは2002年に28歳の若さでレッドソックスのGMとなり、2004年には「バンビーノ呪い」を解くワールドシリーズ制覇を成し遂げました。

2011年10月にレッドソックスとの契約を1年残した状態でチームを去り、5年契約でシカゴ・カブスと契約し、今度は「ビリー・ゴートの呪い」を解くことに挑戦することになりました。

2015年は名将ジョー・マドンを迎えて、ワイルドカードではありますがポストシーズンに進出し、2016年は地区ライバルを圧倒して独走での優勝を果たしました。

そのためセオ・エプスタイン社長の球団運営の手腕への評価は高まるばかりだったのですが、2016年で切れる契約の延長が合意しない状態が続いていました。

当初は多くのメディアがすんなりと契約延長で合意するだろうと予想していたのですが、夏を過ぎても契約延長が発表されないため、もしこのまま行けばセオ・エプスタインがこのオフの最高のフリーエージェントになるかもしれないとの声もありました。

しかし、さすがにこれだけの実績を上げている球団幹部をオーナー側が手放すわけはありませんでした。

著名な記者であるジョン・ヘイマン氏が9月28日付けの”Heyman: Details on Theo Epstein’s extension with the Cubs”という記事の冒頭で以下のように伝えています。

The negotiations that ensured Chicago Cubs president of baseball operations Theo Epstein would remain on the North Side through 2021, and become baseball’s highest paid executive – the deal will pay him a bit less than $50 million over five years but has incentives that could take him over that figure – began very positively, and continued that way.

セオ・エプスタインは新たにシカゴ・カブスと5年契約を結び、その金額が保証額では5000万ドルをやや下回るものの、出来高を加えると、その総額大きく膨れ上がり、MLBで最も高給のエグゼクティブになったと伝えています。

セオ・エプスタイン社長とオーナーのトム・リケッツとの間での交渉は、すでに夏には行われていたようで、合意したのは9月24日土曜日にだったとジョン・ヘイマン氏は伝えています。

They met a few more times this summer, and got a deal done Saturday, though they delayed the announcement out of respect to the tragedy that rocked baseball, the untimely death of superstar Miami Marlins pitcher Jose Fernandez.

しかし、マイアミ・マーリンズのホセ・フェルナンデスのボート事故があったため、合意の公表を遅らせたとのことです。

これまでの球団フロント幹部で最も高給だとされてきたのは、ロサンゼルス・ドジャースのアンドリュー・フリードマン社長です。

ジョン・ヘイマン氏は以下のように書いています。

No one is saying what the exact deal is, but well-placed sources say it is above the previous record of Los Angeles Dodgers president of baseball operations Andrew Friedman, who is believed to have a deal that guarantees him $7 million annually, and can add another $3 million in incentives. Epstein is said to be getting more than Friedman’s guarantee (though less than $10 million per year), and greater incentives, though of course the true value of these deals could depend on how makeable the incentives are.

「誰も正確な契約の内容について話してはいないが、信頼できる情報筋によると、これまでの記録となっているロサンゼルス・ドジャースの野球運営部門社長であるアンドリュー・フリードマン社長の契約を上回っている」とのことです。

そのアンドリュー・フリードマン社長の契約は「保証されているベースサラリーが700万ドル(約7億円)で出来高が300万ドル(3億円)の最大で1000万ドル(10億円)になる」と考えられています。

セオ・エプスタイン社長の契約は「ベースサラリーでアンドリュー・フリードマン社長の金額を上回るだけでなく、出来高の部分もより大きい額が設定されている」とのことです。

エプスタインとフリードマンともに出来高の条件まではわからないため、年単位ではどちらがより高給かは、バラつきが出ることになりますが、少なくとも保証されているベースサラリーではエプスタイン社長が史上最高給のエグゼクティブになったようです。

ワールドシリーズ制覇を果たせば球団の資産価値は急激に上昇するため、オーナー側にとってはそれを成し遂げることができる球団幹部をとどめるために資金を使うことは、一番効率の良い投資だと考えられます。

フォーブスの試算によると2014年にサンフランシスコ・ジャイアンツがワールドシリーズ制覇を果たした後に、資産価値が1年前のおよそ2倍となる20億ドル(2100億円)に跳ね上がったとされています。

それを考えればアンドリュー・フリードマン社長に5年5000万ドル(50億円)、ジョー・マドン監督に5年2500万ドル(25億円)を支払うことは、惜しくない投資と言えるのではないでしょうか。

あわせてカブスはアンドリュー・フリードマン社長の側近であるジェド・ホイヤーGMとジェイソン・マクロード選手育成担当副社長も5年の契約延長をしたとされています。

このカブスのフロント陣がカブス念願のワールドシリーズ制覇を果たし、黄金時代を作り上げることができるのか、今後が注目されます。

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