シカゴ・カブスがナ・リーグ中地区を独走!その圧倒的な強さを示す4つの数字とは

Chicago Cubs Top Catch

ナショナルリーグ中部地区は常勝のセントルイス・カージナルス、育成力で投打に安定感のある編成を持つピッツバーグ・パイレーツ、そしてセオ・エプスタイン社長らによる長期的な視野での再建が実りつつあるシカゴ・カブスがいるなど、ハイレベルな地区のひとつとなっています。

昨年はカージナルスが100勝62敗で勝率.617という圧倒的な強さを見せたにもかかわらず、2位のピッツバーグ・パイレーツは98勝64敗で勝率.605の2ゲーム差、そして3位のシカゴ・カブスは97勝65敗で勝率.599の3ゲーム差と大きな差をつけることはできませんでした。

このパイレーツとカブスの勝率はア・リーグやナ・リーグの他地区であれば優勝できていた勝率で、ナ・リーグのワイルドカードの2枠はナ・リーグ中地区で独占することになりました。

そのハイレベルなナ・リーグ中地区にあってシカゴ・カブスが驚異的な勝率で独走しています。

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2016年シーズンのシカゴ・カブスの強さを示す4つの数字とは

現地の6月7日の試合が始まる前の時点でシカゴ・カブスは40勝16敗で勝率は7割を越える.714と驚異的なペースで勝ち星を積み重ね、2位のピッツバーグ・パイレーツが31勝26敗で勝率.544と悪くないにもかかわらず9.5ゲーム差をつける独走状態となっています。

そのシカゴ・カブスにとっての悲願は107年間成し遂げていないワールドシリーズ制覇であるのですが、そのワールドシリーズ制覇の最有力候補であると同時に、メジャーリーグ史上に残る圧倒的な強さを誇るチームになるのではないかとの見通しも出始めています。

FOXスポーツのArielle Aronsonは”The Chicago Cubs are putting together the most dominant season in MLB history”というタイトルの記事で、カブスがメジャー史上に残るペースとなっている圧倒的な4つの数字を紹介しています。

その4つの数字とは以下のような内容です。

1. 勝利数:56試合で40勝に到達

この40勝到達は2001年にマリナーズが52試合で40勝に到達して以来の早さ。現在の勝率.714で勝ち続けると年間の勝利数は116勝となり、2001年のマリナーズと1906年のカブスに並ぶ1シーズンの最多勝利数になる。

2. 得失点差:+143

カブスの得失点差は+143で、2位のレッドソックスの+69の2倍以上になっている。メジャー記録は1939年にヤンキースが記録した+411で、その時には56試合で+164だった。その時のヤンキースは最終的に106勝しているが、現在のカブスのペースはそれを10勝上回っている。

3. 投手陣の防御率:2.60

シカゴ・カブスは先発投手陣の防御率が2.33で、投手陣全体でも防御率2.60となっている。カブスはメジャーで唯一チーム防御率が3.00を切っているチームで(2位のメッツは3.14)。この数字は歴史に残るようなものだ。この先発ローテーションの防御率2.33は1920年にカージナルスが記録した2.40以来もっとも低い数字だ。

4. 失点が少ない:160

シカゴ・カブスは今シーズンの失点が160点しかなく、現在のペースでいくと年間393失点となる。カブスの投手陣の被打率は.201と極めて低い。162試合制で最も失点が少なかったのは1968年のカージナルスで472点だったが、それよりも遥かに良いペースだ。そしてその前の154試合制だった1918年のレッドソックスが記録した380点に近づくペース。

記事のライターであるArielle Aronsonは、まだ100試合も残っているので故障などによりこのペースが落ちる可能性があるので、歴史的なチームとなると断定するには早いと述べているものの、今のカブスの強さが歴史的に見ても驚異的なものであることは間違いありません。

多くのプロスペクトがメジャー昇格を果たしたため、以前のようにファームシステムが1位評価を受けることはなくなりました。

それでもまだペースボールプロスペクタスが12位にファームシステムをランクするなど、まだまだ有望な選手が残っているシカゴ・カブスです。

この2016年にポストシーズンに進出する可能性はかなり高くなりましたが、ワールドシリーズ制覇を果たせるのか?そして今年をキッカケにシカゴ・カブスが1つの時代を築きあげるのか?

今後のメジャーリーグのパワーバランスを見る上でも、興味深いシカゴ・カブスの2016年シーズンとなりそうです。

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