シカゴ・カブスが4年5600万ドルでベン・ゾブリストと契約!トレードではアダム・ウォーレンを獲得

ナショナルズとメッツが激しい争奪戦を繰り広げていると報じられていた35歳となるベン・ゾブリストでしたが、最後にシカゴ・カブスがベストオファーを出して、逆転での獲得に成功したようです。

シカゴ・カブスがベン・ゾブリストと4年5600万ドル、1年平均では1400万ドルの契約を提示し合意しています。

これでベン・ゾブリストは35歳から38歳となる2019年までの契約を手にしたことになります。

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ジョー・マドン監督の存在もカブスとの合意の要因か

CBSスポーツのジョン・ヘイマン記者によると最初の3年間は全球団へのトレード拒否権が設定され、最後の1年に関しては8球団に限定されたトレード拒否権が設定された契約になっているとのことです。

カブスのジョー・マドン監督とはレイズ時代にともに戦ったことがあるベン・ゾブリストですが、カブスを選んだ理由の一つはジョー・マドンの存在だったと言えそうです。

4年5600万ドルの契約の内訳は以下のとおりとなっています。

  • 2016年(35歳) 契約金200万ドル/年俸1000万ドル
  • 2017年(36歳) 1600万ドル
  • 2018年(37歳) 1600万ドル
  • 2019年(38歳) 1200万ドル

ベン・ゾブリストはオフシーズンの交渉の中で、基本的にはセカンドを守ることを希望していると報じられていました。

カブスはゾブリストととの契約合意と並行してセカンドを守っていたスターリン・カストロをヤンキースにトレードで放出しましたし、同じくセカンドを守っていたハビアー・バエスを、デクスター・ファウラーがFAとなったセンターに転向させる構想があると報じられています。

そのためベン・ゾブリストは基本的にはセカンドを守ることになると予想されます。

ただ、ゾブリストはジョー・マドン監督が選手の”多用途性”を重視していることを良く知っている選手のため、チームの為に柔軟にポジションを変えてプレーすることに応じることになりそうです。

若いパワーヒッターが多いカブスですが、課題は出塁率の低さでした。

ベン・ゾブリストは長打では大きな期待はできませんが、出塁率の高い選手のため長打力のある中軸を活かすには最適なタイプの選手となります。

このゾブリストの獲得により兼ねてからトレード要員とされてきたスターリン・カストロを放出し、ヤンキースから先発とリリーフの両方をこなせるアダム・ウォーレンと、内野の守備力に定評があるベテランのブレンダン・ライアンをカブスは獲得しています。

カブスはベン・ゾブリストに4年5600万ドルをコミットメントしたことになるのですが、その一方で4年4000万ドルが残っているカストロを放出していますので、その減少分で、年俸総額への負担を減らすこともできています。

アダム・ウォーレンの獲得で先発ローテとブルペンの両面で厚みが増すことに

シカゴ・カブスはアダム・ウォーレンとブレンダン・ライアンを獲得したことで、投手陣と内野手の層を厚くすることに成功しました。

アダム・ウォーレンの2015年は43試合に登板して防御率3.29・7勝7敗と安定した成績を残しています。

この43試合の登板の内26試合がリリーフで、17試合が先発でのものとなっています。その成績の内訳は以下のとおりとなっています。

  • 先発:17試合96.0回/防御率3.66/奪三振67/WHIP1.22
  • リリーフ:26試合35.1回/防御率2.29/奪三振37/WHIP1.02

先発する際には奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)は落ちるものの、17試合中7試合でクオリティスタートを記録し、平均でも5回2/3を投げるなど試合を作れる投手です。

そしてリリーフとして投げるときには奪三振率は9.42と上昇するなど、役割に応じた投球スタイルを選択できる器用な投手です。

シカゴ・カブスの先発ローテはジェイク・アリエッタ、ジョン・レスター、ジョン・ラッキー、ジェイソン・ハメル、カイル・ケンドリックと揃っています。

しかし、ハメルとケンドリックはやや不安定なところがあるため、調子が悪いようであればアダム・ウォーレンに入れ替えることができますし、勝ち試合を任せられるクオリティもある上に回跨ぎの登板もこなすことができるため、ブルペンでの貢献も期待できる投手です。

ブレンダン・ライアンは打撃では期待できないものの守備力には定評があり、内野は捕手以外は守ることができ、2015年は2試合だけですがライトを守ったこともあります。

年俸も100万ドルと安く、選手を固定するのではなく柔軟にポジションを変えながら起用するのを好むジョー・マドン監督にとって使い勝手の良い選手となりそうです。

チームのニーズをFA選手で満たしたあとに余剰となった戦力で、投手と野手の両面で層を厚くすることができたシカゴ・カブスです。

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